
小学生向け通信教育を、難易度、先取り学習ができるか、教科書の定着に最適かどうかを中心に比較しました。
小学生通信教育をレベル・難易度で比較
小学生向け通信教育は、評判の良いものがたくさんあります。どれが我が子に一番おすすめなのか判断する決め手の1つは、教材のレベルや難易度を見極めることでしょう。
通信教育のレベルについて考える際、次のことが目安になるかと思います:
★教科書を超えた発展・応用問題を学習できるか?
★自分の学年を超えた先取り学習が可能か?
★教科書内容の理解・定着を第一とするか?
これらの視点で、人気の小学生通信教育を、レベルが高い順にざっくりランキング形式で並べてみました。詳細は後述します。
★小学生通信教育難易度ランキング
1位 Z会(2020年度小1に英語+タブレットコース追加! 2020年度よりプログラミングが全学年対応!)
2位 スタディサプリ
3位 RISU算数(リス)
4位 まなびwith
5位 進研ゼミ・チャレンジ(2019年度より英語・漢検対策・プログラミングが全学年対応! 漢字・計算・英語の先取り学習可能!)
6位 スマイルゼミ(漢字・計算の先取り学習可能!)
7位 【天神】小学生版(学年のどの箇所でも学習可能!)
8位 小学ポピー (2020年度小1ポピー大幅リニューアル&2500円に引き下げ!)
IQアップに! ワンダーボックス
※ワンダーボックス紹介コード:LCFNvn1kMft4
国語力アップに! ブンブンどりむ(「声に出して読みたい日本語」齋藤孝氏監修)
それでは、評判の良い上記11社の小学生通信教育を比較して、どのようにレベルが違うのか、またそれぞれの特徴やおすすめポイントは何かをご紹介します。
ランキング形式にしてありますが、教材の優劣の順ではありません。前述の通り、教科書を超えた応用問題ができるか、学年を超えた先取り学習ができるか、それとも教科書内容の定着に重点を置いているかの順番です。
お子さんにぴったり合った難易度の教材を選ぶための参考にして頂けたら嬉しいです。(2021年1月時点での情報です。お申込みの際は、最新情報を各公式サイトでご確認下さい。)
タブレットやPC使用の小学生オンライン通信教育比較はこちら ↓↓
小学生通信教育の英語教材比較はこちら ↓↓
小学生オンライン・プログラミング学習比較はこちら ↓↓
幼児通信教育比較はこちら ↓↓
難易度ランキング1位: Z会
Z会 小学生向け講座(月あたり2,992円~/税込)
・タブレットまたは紙教材
※2021年度から小1・2年がタブレットコース対応!
※2020年度から小1・2年に英語が追加!
・スタンダード・ハイレベルあり
・中学受験コースあり(小3~6)
・添削あり
・英語・作文専科(小3~6)
・公立中高一貫校適性検査専科(小5~6)
・公立中高一貫校作文専科(小6)
Z会おすすめポイント
教科書より上を学ぶ!
難易度の高い良問を解かせたい、将来難関中学、難関高校、難関大学に進学させたいとお考えのご家庭におすすめなのは、迷わずZ会です!他社と比較してZ会の教材はレベルが高く、難しいです。最下位のスタンダードコースでさえ、「教科書+α(アルファ)」を学習することを謳っています。
さらに、Z会には「中学受験コース」もあります。
他社の通信教育でも、スマイルゼミの「発展クラス」や進研ゼミ・チャレンジの「挑戦コース」のように、応用問題が含まれているものもあります。しかしいずれもZ会「中学受験コース」のように、中学受験対策に特化しているわけではありません。Z会の中学受験コースは、難関国私立中学受験向けです。これほど高いレベルのコースは、他社の通信教育にはありません。
なお、難関校ではないが中学受験を検討している小学生、公立中高一貫校受検予定の小学生、発展問題に多く取り組みたい小学生のためには、ハイレベルコースも用意されています。学校の授業を超えて発展的な学習をしたい小学生におすすめなのが、Z会通信教育だと言えるでしょう。
オリジナル良問ぞろい!
他社と比較すると、Z会の問題はよく練られた、良問ぞろいであると感じます。特に国語は、教科書で使われている文章とは異なる、Z会オリジナル問題です。どの教科も一筋縄では行かないような、思考力や読解力が試される良問が用意されているのがZ会の魅力です。
Z会小学生国語問題例
1年(上)・2年(下)
「みらい思考力プロジェクト」始動!
1~2年生コースでは、2019年度より、思考力強化に特化したワーク教材「みらい思考力ワーク」やプログラミング学習が導入されました。これは2020年の教育改革に対応する動きです。
私は「みらい思考力ワーク」の問題を見てみましたが、面白い!「さすがZ会!」と感心しました。教科の枠を超えて、論理的判断力、推理力、情報整理力、注意力、試行錯誤力、連想力などが養われ、課題を解決する力が育ちそうです。
Z会小学生
みらい思考力ワーク問題例
プログラミング学習についても、2020年度の教育改革に対応しています。以前はプログラミング学習(年4回のデジタル配信)は小1~2コースのみ対象でしたが、2020年度から全学年対応になりました。
小1タブレットコース開始!
Z会小学生には、紙教材コースとタブレットコースがあります。2019年度まではタブレットコースは小学3年以上のみ対象でしたが、2020年度から、小学1年生対象にタブレットコースが開始しました。2021年度からは小学1年・2年生がタブレットコースを利用できます。
Z会タブレットコースではiPadを使用します。進研ゼミ・チャレンジタッチのような賑やかさはありません。しっかり「勉強」させてくれるタブレットという印象です。
Z会タブレットコースには、紙教材コースのように「スタンダード」「ハイレベル」の区別はありません。なぜならお子さんの解答状況に合わせて、システムが「プラス学習」を追加配信するからです。つまりタブレット1台で、スタンダードからハイレベルまでカバーしてくれるということです。
難易度の高い問題で「教科書+α(アルファ)」を学ばせるZ会のレベルの高さはそのままで、なおかつデジタル学習の便利さも取り入れた学びが小学1年から提供されるようになったことに、大注目したいです。
英語学習強化!
以前のZ会は、英語に関しては、他の小学生通信教育と比べて残念な点がありました。進研ゼミ、スマイルゼミなどが小1から英語学習が始まるの対し、Z会で英語が始まるのは小3からだったのです。
しかし2020年度より小学1・2年コースでも英語学習が開始しました!毎月手持ちのPC、タブレット、スマホで利用できるデジタルコンテンツが配信されます。
さらに2020年度から、小学5年生・6年生コースにて、月に1回の外国人講師とのオンラインスピーキングレッスンもスタート。追加料金不要で、学習したことをアウトプットする機会が設けられています。
私はZ会小学生コースの英語テキストを精査しましたが、他の小学生通信教育と比較して、読み書きも含めて、より中学英語に備えられる学習になっています。
難易度ランキング2位: スタディサプリ
スタディサプリ(月額1,980円/税抜)
・小4~高3対象オンライン映像授業
・PC、タブレット、スマホ使用
・テキスト無料ダウンロード可
スタディサプリおすすめポイント
小4~高3範囲を学習できる!
スタディサプリはオンライン映像授業です。PC、タブレット、スマホを使い、月額1,980円(税抜)で、小4~高3のどの講座でも、好きなだけ自由に視聴することができます。
スタディサプリを難易度2位とした理由は、大幅な先取学習が可能だからです。自分の学年に関係なく、小4~中学レベル、高校レベル、大学受験レベルまで、追加料金なしで、自由に先取り学習することができます。(小学6年生が小4~5年範囲を復習することも、もちろんOKです。)
我が家では息子が小学生の時、経済的な理由で公立中学校に進学させることを決めていました。しかしながら、難関私立中高一貫校に進学する人たちと同じ学力をつけてあげたいと考えた私は、数学と英語の先取り学習をすることにしました。
息子は小5の時に先取りを始めて、中2で高校数学I・Aと高校初級英語の学習を一通り完了しました。英語は私が教え、数学は参考書で自学自習をさせたのですが、これが大変でした!当時スタディサプリがあったなら、もっとスムーズに進めることができたのになあと思います。
スタディサプリなら小4~高3内容まで同一料金でカバーできるというのは、他社と比較してコスパ&使い勝手が最高です。中学受験に備えて先取り学習をさせたい、さらに高校受験や大学受験まで見据えて先取り学習をさせたいご家庭には、スタディサプリは強い味方になります!
塾と併用/塾代わりとして利用できる!
小学4年生ともなると通塾を始める小学生が増えてくるようですが、塾の補強として、あるいは塾の代わりに、スタディサプリを利用するのもおすすめです。塾の授業は一度聞いて分からなかった場合、もう一度「再生」することはできません。けれどもスタディサプリなら、しっかり分かるまで、何度でも講義を視聴することができます。授業は一流講師陣が務めています。「家が塾になる」という感覚で学習できます!
中学英語を予習できる!
2020年の教育改革によって、小学校で英語が教科化されました。私は小学5、6年生用の英語の教科書を実際に見ましたが、そのレベルの高さに驚きました!これをどうやって小学生に教えるのだろう?会話を無理やり暗記させようとするのだろうか、消化不良を起こす小学生が増えていくのではないかと、英語が専門の私は懸念しています。
小学生であっても、きちんとした文法の知識が必要です。言葉の丸覚えが得意な幼児と違い、小学生は高学年になればなるほど、理屈(文法)を知っていた方が、身につく事柄が増えるからです。
そこで、不安な小学校での英語教育を補強するため、スタディサプリの中学英語講座は大いに役立つはずです。月額1,980円ですから、英語のためだけに受講してもコスパは悪くないと思います。
難易度ランキング3位: RISU算数(リス)
RISU算数(月あたり2,480円~/税抜)
・専用タブレットのみ
・オリジナル問題
・算数特化
RISU算数おすすめポイント
算数に特化したタブレット学習!
RISU(リス)算数は、専用タブレットで学習するオンライン教材です。教科は算数のみ。算数に特化しているという点で、他社と比較すると大変ユニークな通信教育です。
紙の学習では机に向かいたがらない小学生も、タブレットなら遊び感覚で取り組んでくれることが期待できます。
算数に特に力を入れることに疑問を感じる親御さんもいるかもしれませんね。ところが「算数は小学生が最も苦手だと感じる教科」というデータがあります。小学生が学校の勉強につまずくとしたら、それはたいてい算数なのです。
算数(数学)は積み重ねて身に付けていく教科です。小学校の時につまずいてしまうと、中学、高校では全く授業についていけなくなってしまいます。算数が得意かそうでないかで、子どもの将来が大きく変わると言っても過言ではありません。将来困らないために、算数を不得意にしてはいけません。算数に力を入れることは、非常に大きな意味があるのです!
どんどん先取りできる!
RISU算数は無学年制です。自分に適したレベルからスタートし、ゲーム感覚でステージをクリアしながら、自分のペースで先へ進んでいきます。
RISU受講者の平均的な学習スピードは、学校の進度の1.7倍。その結果、受講者のおよそ75%が、自分よりも上の学年内容を先取り学習しているのだそう。大幅な先取り学習が可能な点で、RISU算数を難易度3位としました。
中学受験を予定している小学生の中には、受験勉強が本格化する前に教科書レベルを終わらせるために、RISU算数を利用するケースも多いのだとか。難しいと感じる小学生が多い算数を、サクサク先取り学習することを可能にしてくれる巧みなシステムが、RISU算数には秘められているのです。
各人に最適な問題が自動配信される!
RISU算数で、なぜ小学生が先取り学習に成功できるでしょう?それは一人ひとりの学習データが分析され、それぞれに最適な問題とレッスン動画が配信されるからです。苦手が克服され、得意がさらに伸びるシステムが構築されています。
さらに、忘れてしまいそうなタイミングで復習、そして間違いが多かった問題の復習という「2つの復習」がタブレットに自動配信されます。それによって学習が確実に定着するよう、サポートしてくれます。算数の力をどんどん伸ばしてくれる頼もしいツールとしておすすめなのが、RISU算数です。
文章題や思考力を鍛える良問が豊富!
RISUの教材1学年分には、国語の教科書1年分の文章量が入っています。計算練習ばかりでは、算数の力は伸びません。これは公文との大きな違いと言えるでしょう。
RISU算数・文章題の例
RISU算数では、計算、図形、文章題、応用問題が適切にミックスされ、今後ますます必要とされる思考力を養ってくれます。
算数検定の準備ができる!
2019年2月に、RISUは算数検定・数学検定(数検)を運営する日本数学検定協会との業務提携をスタートしました。これによってRISU会員は、算数検定がぐんと受けやすくなりました。算数検定は、算数が得意になりたいならうまく使っていきたい全国レベルの検定試験ですから、RISUタブレットの利用価値は大きいです。


難易度ランキング4位: まなびwith(ウィズ)
小学館・まなびwith(月あたり3,378円~/税込)
・紙教材+アニメ映像
・オリジナル問題
・作文あり
・添削テストあり
・AI型算数教材のオプションあり
まなびwith (ウィズ)おすすめポイント
オリジナル教材で思考力・判断力・表現力をつける!
まなびwith(ウィズ)は、人気通信教材「ドラゼミ」を刷新する形で、2019年春より小学館からスタートしました。2020年の教育改革に向けて、思考力・判断力・表現力を養い育てられるよう、教材が大幅にリニューアルされたのです。
まなびwith(ウィズ)を難易度4位とした理由は、教科書を超えた「オリジナル問題」へのこだわりです。国語の文章題を例にとると、進研ゼミ、スマイルゼミ、小学ポピー、がんばる舎Gambaエースが教科書準拠であるのに対し、Z会とまなびwithはそうではありません。
例えば、小学校で「おおきなかぶ」を習っているとしたら、前者の通信教育では家でも「おおきなかぶ」を勉強します。しかしZ会とまなびwithは、新しいお話しを学習させてくれます。国語力を伸ばすには、色々な文章に触れることが望ましいと思うので、まなびwithがオリジナル問題を提供していることは、大いに評価できます。
さらにまなびwithでは、作文添削と読解問題が徹底強化されています。自分の言葉で表現することは、今後ますます必要になってくる能力です。家庭で作文練習の機会を設けることができるのは、他社の通信教育と比較した際の、まなびwithの大きなおすすめポイントです。
また、まなびwithには、発想力や論理的思考力を要する、算数のオリジナル図形問題や文章題も豊富です。わくわくしながら試行錯誤して問題に取り組む中で、教科書以上の力が身につくように伸ばしてくれるのが、まなびwithの強みです。
通常教科に加えて「思考」あり!
まなびwith(ウィズ)では、小1~3年で「国語」「算数」「英語」を、小4~6年で「国語」「算数」「英語」「理科」「社会」を学習しますが、それらに加えて、全学年に、なんと「思考」という教科(?)まであります!通信教育業界での導入は初めてだという「思考の達人ツール」を教材に使い、小学生が自ら発想を広げ、考えをまとめるトレーニングができるようになっています。
『ナゾトキ学習』で自発的に学習に取り組める!
まなびwith(ウィズ)は、なんと、テレビのクイズ番組などで知られている東大のクリエイター集団Another Vision(アナザービジョン)とコラボします。名探偵コナンがナビゲーターとなり、「AnotherVisionからのちょうせんじょう」と題したクイズ問題が、毎月の教材と共に届けられます。
このクイズ問題は、本教材と連動しています。「クイズを解きたいので学習を始める」というふうに、子どものやる気を促してくれそうです。
AI型算数教材のオプションあり!
有料オプションとなりますが、まなびwith(ウィズ)には、人工知能型アプリ教材「withQubene タブレット付きコース」も用意されています。これは算数に特化した教材で、小1~中1内容まで対応しています。
withQubene タブレットは、各個人の間違いやレベルを人工知能が分析し、その人に最適な問題へと自動で誘導してくれます。タブレットにヒントや解説アニメーションがあるので、前の学年の復習をすることも、上級学年の問題にチャレンジすることも可能です。またタブレットでありながら、手書き入力はもちろん、「定規・コンパス・分度器を使った作図」や「グラフ作成」までできるという、すぐれもの教材です!
紙の通信教材でありながら、タブレットの良いところも取り入れて学力を伸ばしてくれるというのは、他社の通信教材と比較した際の、まなびwith(ウィズ)のおすすめポイントと言えるでしょう。
英語が秀逸!
英語が専門の私が最も注目しているのは、まなびwith小3~6年対象の英語学習です。(英語学習自体は小1から始まります。)会員サイトで「スゴロクEnglish」というゲームを使って英語を基礎からスモールステップで学習していくのですが、その中身がすごい!4年間で英単語900語とフォニックスを一通り学習し、簡単な英文を自力で読めるようにまで伸ばしてくれるスグレモノ教材なのです。小学生向け通信教育の中で、英語に関してフォニックスが身につく点で、まなびwithが最もおすすめだと私は思います。
2020年複合教科問題登場
まなびwith(ウィズ)は、2020年度に「複合教科問題」を追加して、パワーアップしました!複合教科問題とは、複数の教科で学んだことを組み合わせて解く問題のこと。例えば、生活科で学んだことを、算数や国語で活用するなど。これによって、必要な知識・技能を「活用」する力を育てます。
難易度ランキング5位: 進研ゼミ・チャレンジ
進研ゼミ・チャレンジ(月あたり2,980円~/税込)
・タブレットまたは紙教材
・添削あり
・教科書準拠
・レベル別対応あり
・実力診断テストあり
・体験型特別教材あり
・1年生から英語あり
・全学年に漢検対策・プログラミング学習あり
・漢字・計算・英語の先取り学習可能
進研ゼミ・チャレンジおすすめポイント
体験型特別教材がある!
体験型の特別教材がついてくるのが、他社と比較した際の、進研ゼミならではの特徴です。楽しい「計算マシーン」や、英語の音声を再生できる器具、理科実験の道具など、小学生が喜びそうな教材ばかりです。学習へのハードルを下げたり、学習を続ける動機づけのツールとしても役立ちそうです。
進研ゼミが他社と比較して小学生利用者数がNo1という評判の高さの理由は、こういう点にあるのかもしれません。
タブレット or 紙を選べる!
進研ゼミでは、従来からの紙教材(オリジナルスタイル・チャレンジ)に加えて、タブレット利用(チャレンジタッチ)の両方があり、入会時に選択できるようになっています。
チャレンジタッチには専用タブレット(チャレンジパッド)が必要ですが、6ヶ月の継続受講によって無料になります。スマイルゼミではタブレット代が有料ですが、それと比較して、進研ゼミ「チャレンジタッチ」ではタブレット代実質0円というのは魅力的です。
タブレット「チャレンジタッチ」と紙教材「チャレンジ」の2コースは、受講開始後に変更が可能です。通信教育を始めたいが、タブレットと紙教材のどちらが良いかで迷っているご家庭にとって、これはかなり便利です!とりあえずどちらかで始めてみて、お子さんの反応や使い勝手を見ながら、必要に応じて他方に切り替えることができますよ。これは他の小学生通信教育と比較した際の、進研ゼミ・チャレンジならではのおすすめポイントです。
赤ペン先生の添削がある!
進研ゼミでは紙教材の「チャレンジ」ではもちろんのこと、タブレット「チャレンジタッチ」を選択した場合でも、定期的に赤ペン先生による添削を受けることができます。つまりタブレット学習を選んでも、紙にアウトプットする機会があり、また記述したものをプロに添削してもらい、「記述力」を伸ばすことができます。
タブレットは便利ですが、学習の基本は紙に書くことです。タブレット「チャレンジタッチ」コースを選んでも、紙に記述する機会があるのは、進研ゼミのおすすめポイントです。
教科書準拠!
進研ゼミは教科書準拠教材です。学校で学習したことを教科書に沿って復習したい、基礎・基本をしっかり定着させたいという小学生におすすめです。
レベル別対応あり!
タブレット(チャレンジタッチ)
「基礎コース」
「もっと演習コース」
「もっと発展コース」
紙教材(オリジナルスタイル)
「標準コース」
「挑戦コース」
進研ゼミでは、上記のようにレベル別にコースが用意されています。コースは教科ごとに設定できます。便利ですね!基礎、基本の定着に加えて、さらに学力を伸ばすコースを選ぶことができるのは、進研ゼミのおすすめポイントの1つです。
しかも進研ゼミでは、どのレベル、コースを選んでも、料金は変わりません。つまり同じ料金で、学習量を増やせるということです。
「進研ゼミは問題量が少ない」というネット上の口コミを見かけることがあります。しかし実は、レベルやコースを変えることで、追加料金なしで学習量を増やすことが可能です。私も実際に入会し使ってみて、確認しました。これはコスパ的にも、使い勝手的にも、他社と比較した際の進研ゼミの大きな強みです。
1年生から追加料金なしで英語充実!
2019年春から、それまでチャレンジイングリッシュという別講座であった英語学習が進研ゼミのチャレンジ/チャレンジタッチに含まれることになりました。
チャレンジイングリッシュは月あたり受講費が2,040円(進研ゼミ利用者でない場合は3,240円)の講座でした。これが2019年から、追加料金なしで、チャレンジオリジナルスタイル(紙教材)とチャレンジタッチ(タブレット式)のどちらにも含まれるようになったのです。
これで1年生からしっかり英語学習ができます。コスパ的にも大変お得です!
漢字・計算・英語の先取り学習が可能!
進研ゼミチャレンジタッチでは、漢字・計算・英語については、学年を超えて大幅な先取り学習をすることが可能です。追加受講費は不要です。
タブレットには、小学校の全履修漢字1,026文字の学習と、小学校の計算単元をすべて網羅した約3,000問が収録されています。英語については、上述のチャレンジイングリッシュにより、小学生でも全2,600の英語レッスンで、英検準1級まで目指せるようになっています。
これによって、漢字、計算、英語については、自分の学年を超えて、どんどん先へ進んでいくことが可能です。
もちろんその逆もOK。つまり学年をさかのぼって、漢字や計算の復習をすることもできます。
特に英語について大幅な先取り学習ができるという点で、進研ゼミチャレンジを、スマイルゼミと比較して1つ難易度の高い5位としました。
難易度ランキング6位: スマイルゼミ
スマイルゼミ(月あたり2,980円~/税抜)
・専用タブレット使用
・標準クラス・発展クラスあり
・1年生から英語あり
・添削なし
・全学年にプログラミング学習あり
・漢字・計算の先取り学習可能
スマイルゼミおすすめポイント
専用タブレットがすごい!
タブレット学習は魅力的ですね。幼い頃からスマホやタブレットが身近にある今の子供たちにとって、タブレットを使った勉強は紙教材に比べてハードルが低く、すんなりと取り組むことができると評判が良いです。タブレットを使えば、アニメーションで、小学生がつまずきやすい問題を視覚的に理解することができます。また、理科実験など、指で実際に動かして体験として学習することなどが可能になり、学校の授業を効果的に補完してくれます。
それでは他社のタブレット教材でも良いのではないかということになりますが、スマイルゼミでは専用タブレットを使います。タブレット代金として9,980円かかってしまうのが残念ですが、他社と比較して、この専用タブレットが超スグレモノで評判高いです!
スマイルゼミでは細かい文字でもきちんと書ける「高性能デジタイザーペン」を採用していています。それによって、低学年の小学生でも、紙に鉛筆で書くのと同じ感覚でタブレット上に文字を書くことができます。
スマイルゼミは、ベネッセ進研ゼミ通信教育「チャレンジタッチ」と比較されることが多いです。「チャレンジタッチ」では、ペンを持った手がタブレット画面に触れるとそこに反応してしまうので、手を浮かせて書く必要があるという難点があります。ところがスマイルゼミの専用タブレットでは、その心配は一切不要です。勉強は「書く」ことが基本ですから、紙に書くのと同じようにタブレットが使えるというのは、スマイルゼミの大きなおすすめポイントです!
英語プレミアムでフォニックスや英検対策も!
スマイルゼミでは他社に先駆けて、以前から小学1年生から英語が標準装備されています。
さらにスマイルゼミ通信教育では「英語プレミアム」(月額680円~)というオプションを追加することで、英語学習量を2倍以上に増量することも可能です。
英語プレミアムには HOP、STEP、英検対策の3種類があります。
対象学年目安:小1~2
身近なものの英単語やあいさつ表現を学ぶ
対象学年目安:小3~6
フォニックスを学びながら4技能を伸ばす
英検5級~2級に対応
英語プレミアムは、英語に力をいれたいご家庭には利用価値大です。
発展クラスがある!
スマイルゼミには、「標準クラス」の問題に加えて教科書レベルを超えた応用問題も学習する、「発展クラス」もあります。「発展クラス」は受講料がアップします。
この「発展クラス」があるため、スマイルゼミを難易度6位としました。将来中学受験を考えているご家庭など、通塾開始前に学力を高めておきたいとお考えの場合には、「発展クラス」の利用がおすすめです。
但しスマイルゼミ「発展クラス」は、Z会「中学受験コース」のように、それだけで中学受験対策になるというものではありません。あくまでも、本格的な中学受験勉強が始まる前の土台作りとして利用するのがおすすめです。
漢字と計算の先取り学習ができる!
スマイルゼミでは、「漢検ドリル」と「計算ドリル」がタブレットに収録されています。
漢検ドリルでは、10級(小1レベル)~2級(高校卒業レベル)の学習ができます。各級で合格基準を満たすと次の級へ進めるというシステムです。
計算ドリルには、6級(小1レベル)~1級(小6レベル)があります。各学年の学習内容が単元別に収録されています。自分の学年の学習が終わったら、次の学年にチャレンジし、先へ、先へと進むことが可能です。
保護者管理機能が充実!
スマイルゼミには、子どもの学習状況を保護者が把握するための「みまもるネット」や、保護者のスマホと連携してLINEのように連絡を取り合える「みまもるトーク」があります。
タブレットなので子どもが一人で学習することが可能だとはいえ、やはり保護者が確認したり、褒めたり励ましたりすることは大切です。そういった方法を備えてくれているのが、スマイルゼミ通信教育の評判を良くしている、もう1つのおすすめポイントです。
難易度ランキング7位:天神・小学生版
【天神】小学生版 (1教科1年分30,000円~/税抜)
天神おすすめポイント
塾レベルの学習
天神の料金は、他の通信教材とケタが違うので驚いてしまいますね。ただしこれは1年分の金額です。
天神は月ごとに支払いをするのではなく、1年分の教材データが入ったUSBメモリを購入して学習します。
天神は全国の学習塾でも採用されています。つまり塾に匹敵することを、パソコンを使って家庭で学習することになります。塾代と比較すれば、天神の料金は、べらぼうに高いわけではないですね。
なお、きょうだいは無料で使うことができます。
教科ごとに1学年分を自由自在に学習
天神は1年分を一括購入するので、その学年の範囲ならば、どの部分でも自由自在に学習することが可能です。苦手なことを4月内容に戻って学習し直したり、得意なことをどんどん先取りすることもできます。
また科目ごとに違う学年の教材を購入することもできます。得意科目は1学年上の教材を学習したり、苦手科目は1学年前の教材を学習したりすることなども可能です。
さらに、算数だけ、理科だけ、など特定教科のみの利用もできます。例えば、中学受験に向けた通塾が本格化する4年生までに、天神で、中受の要となる算数だけは教科書レベルを終えておくといった戦略もおすすめです。
徹底した教科書準拠
天神は教科書準拠教材です。天神の学習画面には、教科書で使われているのと同じ単元名が表示されています。小学校で使っている教科書ページに沿って学習していくことができるので、使い勝手が良いです。
2020年度から教科化された小学5、6年の英語も、教科書準拠で天神の教材に含まれています。小学校で使用されている英語の教科書を見ると、驚くほど難しい!お子さんが本当に理解しているのかと、心配になる親御さんもいらっしゃることでしょう。
天神は1教科のみの購入が可能です。「小5英語のみ」「小6英語のみ」購入して、お子さんをサポートするという方法もあります。小学英語は、教科書によって使われている単語や表現が違います。天神の英語なら、教科書にぴったり沿っているので、お子さんが戸惑わなくて済むはずです。
問題数・類題が豊富
天神は問題数が豊富です。他社のオンライン・タブレット学習と比較して、問題数が断然多いです。解答を間違えると、類題が出題されるのですが、これが徹底されています。他社の場合、選択肢がシャッフルされるだけの場合もありますが、天神は問題文章や図形自体が変わるなど、「分かっていないのに適当に〇になる」ことがありません。これは注目したいです!
読み上げ音声つき
天神では、問題・ヒント・解答を音声で聞くこともできます。文字を目で追いやすいように、読まれている部分は文字がハイライト表示されます。
勉強が苦手な小学生は、読むことを嫌がる傾向があります。学習障害で、読むことが困難なお子さんもいます。そういう小学生のためには、まずは学習のハードルを下げてあげる必要があります。つまり問題を音声で聞かせて負担を減らし、取り組みやすい環境を用意してあげるのです。
天神の読み上げ音声機能は、無料体験でぜひ確認してほしい、おすすめポイントの1つです。
応用・発展問題もあり
天神の中心は教科書に沿った反復学習です。問題を間違えたら、類題で何度もやり直しさせて、定着まで導いてくれます。システムが単元毎に学力を自動判定して、その子に最適な問題を出題し、弱点を修復してくれるのです。
一方、基礎の定着だけで終わらない魅力もあります。教科書内容を超えた、応用・発展問題も豊富に用意されています。中学受験の過去問なども含まれていますよ。
勉強が苦手な子にも、得意な子にも、使い勝手がよい、嬉しい教材になっています。
難易度ランキング8位: 小学ポピー
小学ポピー (月額2,500円~/税込)
※2020年度より小1コースは月額2,500円(税込)に引き下げ
・紙教材のみ
・教科書準拠
・授業進度対応サービスあり
・1年生から英語あり
・添削なし
・質問対応あり
小学ポピーおすすめポイント
教科書の復習に最適!
他社と比較した際のポピーの特長は、教材が、全国各地域で異なる小学校の教科書毎に編集されているということです。国語も教科書と同じ文章が使われています。
学校で学習したことをその日のうちに家庭で復習することが、小学ポピーのねらいです。
小学ポピーのテキストには、教科書の対応ページが小学生が一目で分かるように大きく記載されています。テキストのページタイトルにも、教科書と同じものが使われています。
進研ゼミ・チャレンジなど、他にも教科書準拠の通信教育はあります。しかし教科書を復習するために一番使いやすいのは、断然小学ポピーです!
ポピーの毎月の基本教材は、ワークとテストです。学校で勉強したことを、ワークで復習します。そして学校のテスト前には、ポピーのテストで力試しをします。
実は小学ポピーを発行している新学社は、小学校で使われているテストや副教材も作っている会社です。ですから小学ポピーに学校のテストの予行練習としてぴったりの類似テストを含めることができるのです。ポピーでテストを受けておけば、当然学校の本番でもよい点が取れるという仕掛けです。
教科書レベルの内容を着実に身に付けたい小学生、学校での成績を上げたい小学生におすすめなのが、ポピーです。教科書レベルの定着に徹底しているいう意味で、難易度を7位としました。
授業進度対応サービスあり!
学校の授業進度とポピーの教材が届くタイミングがずれてしまった場合、ポピーには、今習っている箇所に対応した教材を届けてくれる親切なサービスがあります。家庭で確実に復習をすることにいかにポピーがこだわっているかが、伝わってきますね。
学校で何を勉強しているか、親が把握できる!
ポピーは学校の復習をするための教材ですから、子どもの取り組みを通して、子どもが今学校で何を習っているのか、保護者は逐一知ることができます。
ポピーでは、テキストに親御さんがまるつけをしてあげることになっています。楽しい花まるの書き方まで、毎月紹介されます。親子で学びの時間を共有する機会を与えてくれる通信教材が、小学ポピーだと言ってもよいでしょう。
コスパ最高!
ポピーで注目したいのは、充実した内容であるにもかかわらず、料金が低く抑えられていることです。
2019年度小学1年生コースを例にあげると、月額2,700円(税込)でした。これは、同様の紙教材の通信教育である進研ゼミ・チャレンジ、まなびwith、Z会小学生コースなどと比較して、極めてリーズナブル。
その理由は、あえて添削サービスや余計な付録などを設けず、必要なことを凝縮した教材となっているからです。
そのように以前から十分低価格だったのに、小学ポピー1年生は、2020年4月号より月会費が2,500円(税込)に引き下げられたのです!
それは内容が大幅にリニューアルし、教材に含めることがさらに厳選され、小学1年生が使いきるのにちょうどよい量に変わったからです。
リニューアル後の小学ポピーを私は検証してみたのですが、小学1年生が家庭学習に取り組み、学習習慣がつきやすいように一層工夫されています。おすすめします!



難易度ランキング9位: Gambaエース
がんばる舎・Gambaエース(月額900円/税込)
・紙教材のみ
・教科書準拠
・添削なし
Gambaエースおすすめポイント
月額900円!
他社の通信教育と比較して、Gambaエースの教材は極めてシンプル!問題プリント冊子と、同サイズの解答冊子のみです。そのシンプルさゆえに、月額900円(税込)と価格が低く押さえられています。
Gambaエースは、他社のように教材サンプルの送付は行っていません。しかし安心してください!!初月は0円で、1ヵ月分の教材をまるまるお試しすることができます。1ヵ月勉強できるのに、もし気に入らない場合は期日までに連絡をすれば、料金は発生しないのです。他社と比較すると非常に親切なシステムです。ちなみに1年分を一括払いすると9,900円となり、さらにもう1ヵ月分が無料になります。
教科書準拠!
Gambaエースの教材は教科書準拠です。学校で習ったことを毎日家庭で復習することで学習が定着するように作られています。低価格でしっかり授業内容を復習をしたいという小学生におすすめなのがGambaエースです。
解説がわかりやすい!
Gambaエースの解答冊子は、問題プリントと全く同じものに、朱字で答えと解説が書き込まれているものです。これによって、自分の答えと模範解答を、簡単に比較することができます。小学生にとって、非常に見やすい、分かりやすい作りになっているのです。また、解説も丁寧で、小学生が理解しておくべきポイントをしっかり押さえています。
シンプルながら、家庭学習に必要なものがきちっと収められているのが、Gambaエースです。分かりやすく、教科書レベルの定着に必要最低限のものを凝縮した教材であるという点で、難易度を8位としました。
小学生でも、学年が進むにつれて、自分でマルつけができるようになっていく必要があります。中学生になったら「ワークを解いて、解答を見て自分でマルつけ」というのが当たり前になりますが、私が教員をしていた経験から言うと、この「マルつけ」を正確にできない中学生がなんと多いことか!
Gambaエース通信教育は、【問題を解く⇒マルつけをする⇒解説で理解・復習】という自学自習が身につくよう促してくれます。シンプルながらも、しっかり学習習慣の確立へと導いてくれる通信教材としておすすめなのが、Gambaエースです。
IQアップに! ワンダーボックス
ワンダーボックス (月あたり3,700円~/税込)
ワンダーボックスおすすめポイント
STEAM教育で思考力を伸ばす!
WonderBox(ワンダーボックス)の根幹にあるのは、昨今話題の「STEAM教育」と呼ばれるものです。
Science(科学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Art(芸術)
Mathematics(数学)
これらの頭文字をつなげた造語のこと
STEAMは、知識を身に付ける教科学習以前の、学びの基盤と言うことができるでしょう。
WonderBox(ワンダーボックス)は、STEAM教育に根差して、子どもの興味や好奇心を刺激し、感性や思考力を養い育てることを狙った、全く新しい画期的な通信教育です。
アプリとキットの組み合わせ!
WonderBox(ワンダーボックス)では、毎月、手持ちのタブレット等で思考力育成アプリに取り組みます。また同時に、キットと呼ばれる箱に入った、ワークブックやトイ教材なども使います。
ワークブックで自分で作問をしたり、アプリで出題されるお題を実際に手を動かして創作をしたり、自分で創作したものを撮影してアプリでシェアするなど、デジタルとアナログの両方を楽しみながら、子どもの思考力を伸ばしていきます。
教育のプロチームによる開発
WonderBox(ワンダーボックス)を開発したのは、「ワンダーラボ」(前「花まるラボ」)です。
ワンダーラボ(花まるラボ)は、算数オリンピックの問題制作なども手掛けています。つまり理数系の教材制作に卓越しているプロチームです。ワンダーラボ(花まるラボ)制作の思考力育成アプリ「シンクシンク」は、150ヵ国100万人に使用され、子どものIQを伸ばすことが実証実験によって確認されています。
この、IQを伸ばす効果が実証済みのシンクシンクのコンテンツが、WonderBox(ワンダーボックス)に多数収録されています。つまり、WonderBox(ワンダーボックス)は、子どものIQを伸ばす効果がないはずがないのです!
私は自分の脳トレ&老化防止(笑)のために創刊以来WonderBox(ワンダーボックス)をずっと利用しています。「遊びの中でこんな問題を解いていくのだから、子供が賢くなるのももっともだ!」とお世辞ぬきで感動の連続です!
もし自分が育児をやり直すことができたら、間違いなくワンダーボックスは採用しますね♪






国語力アップに! ブンブンどりむ
ブンブンどりむ作文通信教育講座(月あたり4,510円~/税込)
・作文講座のみ
・添削あり
ブンブンどりむおすすめポイント
作文を通じて学力を伸ばせる!
ブンブンどりむは作文に特化した通信教育です。そのため敢えてランキングには入れませんでした。
ブンブンどりむは作文に特化していますが、単に作文の練習をする教材ではありません。小学生に身近な日常の話題や、算数的、理科的、社会的な題材を取り入れて、体験や教科の知識に基づいて、自分の言葉で表現するすることを目指した内容になっています。
そのため子どもたちは、物事を筋道立てて考え、記述していかなければなりません。「思考力」「語彙力」「判断力」「表現力」などを駆使しなければなりません。つまりブンブンどりむは、「国語力」を軸として、他教科を学ぶための力を総合的に伸ばしてくれるのです。国語力は、すべての学習の基本です。国語力が伸びることで、他教科を学ぶための堅固な土台が作られます。
ブンブンどりむは楽しい!
作文というと難しいイメージがありますが、ブンブンどりむには小学生が楽しく、また意欲的に学習できる工夫が満載です。
教材がマンガ形式になっていて、作文の重要ポイントもマンガの中でキャラクターが教えてくれます。またスモールステップで進んでいくので、小学生にとって負担が少なく、書くことへの苦手意識がなくなり、自信がついていきます。
国語力はすべての学習の基本なので非常に重要です。国語が苦手だと、他教科の力が伸びません。また国語力は、伸ばすのに年月がかかる学力でもあります。そのため、小学生のうちから、ぜひとも作文に取り組むことを強くおすすめします!

以上、評判の良い11社の小学生向け通信教育に勝手ながら難易度のランキングをつけ、レベルや特徴を比較してみました。それぞれにおすすめポイントがあります。ご家庭の必要に応じて選んでいただく際の参考にしてみてください!