2022年4月に登場した進研ゼミ小学講座「AI国語算数トレーニング」を教材研究のために実際に使ってみました。使い方やメリットなど、公式サイトでも分からないことをたっぷり口コミしますね。
AI国語算数トレーニングとは?
進研ゼミAI国語算数トレーニングは、無学年学習のデジタル教材。小1~小6範囲の国語・算数の先取り学習やさかのぼり学習に、自分の学年に関係なく取り組むことができます。(国語の「語彙・読解」は中1レベル、「漢検対策」は漢検2級(高校レベル)までカバーしています)
通信教育で先取り学習というと、一般的にはまるごと1学年上の講座を受講するしかありませんした。
でもこれは小学生に負担が大きすぎる!
AI国語算数トレーニングを使えば、まるまる1年ではない、必要な分だけの先取り学習ができます。もちろんそれを積み重ねていって、大幅に学年を超えることも可能です。
先取り学習ができる通信教育は他にもあります。進研ゼミの場合は、通常の自分の学年に加えて、プラスアルファとして先取り学習もできるという点が強みです。
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AI国語算数トレーニングのメリットの1つは、最初にテストを受けたり自分の希望で選んで、自分に合ったレベルからスタートできることです。
チャレンジタッチ受講者は専用タブレット(チャレンジパッド)で、紙教材チャレンジ受講者はパソコンで利用します。
AI国語算数トレーニングは4領域で構成されています。4領域すべてを学習してもよいし、特定の領域のみ取り組むのもOKです。
AI国語算数トレーニング 4領域
教科 | 学習内容 | 先取り到達点 |
---|---|---|
国語 | ★漢検対策 ★語彙・読解 | 漢検2級(高校レベル) 語彙・読解は中1レベル |
算数 | ★計算集中 ★図形・数・量 | 小6レベル |
公文式と違って、図形問題もありますよ!
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各領域は多くのステージで編成されています。ステージ表を動画で紹介しますね↓↓
ステージ表を最初に見た時、私は「割とシンプルだな」と感じました。「AI国語算数トレーニングって無学年学習で便利そうだけれど、あまり勉強させてくれないのかな……追加料金0円だし…」なんて思ってしまった…
ところがとんでもなかった!!
AI国語算数トレーニングを使ってみて分かったのは、各ステージ内に多くのレッスンがあるということ!
例えば、「計算集中」の中で一番ステージ数が多い小学4年相当では、ステージ27~38と計12ステージありますが… ↓↓
例えば最初のステージ27は、10のレッスンに細分化されているのです ↓↓
各レッスンは約5分で取り組めるように作られています。
つまりこのレッスンの積み重ねが、AI国語算数トレーニングの学習ということになります。
各領域の学習量はこんなにたくさん! ↓↓
計算集中 | |
---|---|
到達目標 | 小6レベルの計算スキル |
学習量 | 全53ステージ 1ステージ内に5~10レッスン 全431レッスン 合計 約13,000問※ |
図形・数・量 | |
---|---|
到達目標 | 小6レベルの数・測定・ 図形・変化と関係・ データ活用領域の内容理解 |
学習量 | 全50ステージ 1ステージ内に4~10レッスン 計336レッスン 合計 約13,000問※ |
漢検対策 | |
---|---|
到達目標 | 漢検5級(小6相当)受検程度※ の漢字知識習得 漢検の出題形式の経験値を上げる |
学習量 | 全91ステージ 習得漢字数:1026字 1ステージ内に7~9レッスン 全771レッスン 合計 約11,000問 |
語彙・読解 | |
---|---|
到達目標 | 小6レベルの語彙習得※ 小6レベルの文章読解スキル習得 |
学習量 | 全120ステージ 学習語彙数:約2000語 1ステージ内に7~8レッスン 計940レッスン 合計 約5,300問 |
膨大なレッスン数&問題数ですね!
ちなみに、進研ゼミ小学講座チャレンジタッチに以前から入っている「小学生計算まるごとアプリ」(小1~6年全レベルの計算練習)の問題数は約3,000問。随分多いという印象でしたが、AI国語算数トレーニングの算数の問題数は約13,000問! なんとアプリの4倍以上です!
そのように豊富な問題をこなしながらレッスンを続けていくと、最後に「ステージクリアテスト」があります!
このテストをクリアすると、やっと次のステージに進める仕組みになっています。
たっぷり勉強させてくれそうですね!追加料金0円なのに!
各レッスンでは、まず解説動画(国語の場合は静止画)で学びます。そしてすぐに演習問題にチャレンジします。
演習問題が「クリア」になると、次のレッスンに進むことができます。
そしてレッスンを積み重ねた後、最後にやっとステージクリアテストを受けることができるのです。なんとも地道なスモールステップ!
進研ゼミAI国語算数トレーニングは、地道なスモールステップでがっつり勉強させてくれますよ!
進研ゼミAI国語算数トレーニングの口コミ
AI国語算数トレーニングのやり方を口コミしていきますね。
AI国語算数トレーニングは次のように進んでいきます。
やり方チャート
各ステップの詳細について口コミしていきますね。
ステップ1:取り組む領域を決める
AI国語算数トレーニングは国語と算数の4領域で構成されています。
国語 | ★漢検対策 ★語彙・読解 |
算数 | ★計算集中 ★図形・数・量 |
まず最初に、4領域のうちのどれに取り組むかを設定します。全部選ぶこともできます。
取り組む領域を自由に選べるのはとても便利!
「計算だけどんどん先取りして得意になりたい」
「苦手な図形の さかのぼり学習がしたい」
「漢検を受検するので、本番に向けて練習したい」
「語彙を増やしたい」……
などなど、それぞれの小学生が、自分の必要に合わせて学習する領域を決めることができます。
なお、領域はあとで変更することもできます。
例えば、とりあえず全部選択してやってみて、大変だったら何かを削るというのもOKです!
ステップ2:スタート地点のステージを決める
計算集中 ステージチェックテスト
どのステージから学習を始めるかを決めるために、「計算集中」のみ「ステージチェック」テストを受けます。これは現時点での計算力を測定するためのもの。最大10分ほどのテストです。
AI国語算数トレーニングは無学年学習。自分の学年に関係なく学習できるのが魅力です。
「計算集中」ではステージチェックテストを受けることで、すでに分かっているステージはスキップすることができるし、逆につまづきがある場合は、学年をさかのぼってスタートすることが可能です。
ここで注意を1つ!
いったんスタート地点のステージが決まると後で変更できません!
ですので、このステージチェックテストは慎重に受ける必要があります!
「計算集中」のステージチェックテストは、簡単な問題から始まりました。自分の学年相当レベルから始まるのかもしれません。そして正解する毎に、難易度が上がっていきました。
タブレットに書き込みながら記述式で答えていきます(チャレンジタッチの場合。紙教材チャレンジ受講者がPCで取り組む場合はノートなどに計算をして、答えをキーボードで入力)。
制限時間があるので、スピードも大切!
さて、「ステージチェックテストは慎重に!」と上で書いたのに、私はやらかしてしまいました! 解答欄にうっかり書いてしまった余計な線が「-(マイナス)」と読まれて、バツになってしまったのです。
でもね、「しまった!」と思っていたら、「キミがスタートするステージはこれでいいかな?」と聞いてくれました!
テスト結果に納得がいかなかったら、ステージチェックテストをやり直すことができるようになっていましたよ!
ほっとしました!
やり直しができると分かったので、私は試しにチェックテストを数回繰り返してみました。そしてわざと間違えたり、どんどん正解したりしたのですが、その度に難易度が異なる問題が出題されました。
出来栄えに応じてAIが最適な問題を出題してくれるようです。
そして、解答の正誤やかかった時間などからAIが総合的に判断して、ステージを決定してくれるのだろうと思います。
ステージ決定の最後には、保護者向けに念押しが入ります。
正しくステージ選択ができるように、ぜひ親御さんは隣にいて、確認してあげてくださいね。
私みたいに誤って書き損じてバツになってしまうと、実力より下のステージと判定されてしまうので、くれぐれも慎重に!
図形・数・量/漢検対策/語彙・読解 ステージ設定
「計算集中」以外の3領域【図形・数・量/漢検対策/語彙・読解】にはステージチェックテストはありません。自分の希望でステージを選ぶだけです。
この3領域も、開始ステージをいったん決めたら、後から変更できません。
「〇年生めやす」というのを手がかりに選択します。迷ったら、自分の学年を選ぶことが勧められています。
ステージ設定が完了すると「称号」が与えられます。称号とは、AI国語算数トレーニングでのご褒美的なもの。学習に取り組んだり、レッスンをクリアしたりすると「称号」が増えていきます。
さて、ステージが決まると、早速ホーム画面に「今日のレッスン」が表示されました!
画面に従っていくだけでよいので、何をすればよいか迷うことがないですよ!
ステップ3:今日のレッスン
進研ゼミAI国語算数トレーニングでは、ホーム画面に2つの「今日のレッスン」が表示されます。ステップ2で設定したステージ内のレッスンです。
計算集中の場合
解説動画で学ぶ
「計算集中」の各レッスンでは、まずは解説動画でポイントを学びます。解説動画があることで、学校で習っていないことでも理解できます。
進研ゼミ小学講座チャレンジタッチでは、以前から「小学生計算まるごとアプリ」で小学1~6年全範囲の計算練習ができるようになっています(※)。でもこれはドリル集のようなもの。解説はないので、習っていない単元に取り組むのは、かなり難しい!
(※「小学生計算まるごとアプリ」は2022年から小1チャレンジタッチには入っていません)
でもAI国語算数トレーニングの「計算集中」は解説動画つき。いわば先生が隣にいるようなものです!家庭でどんどん先取り学習ができますよ。
動画はとても分かりやすい!例えばこんな感じ ↓↓
ちなみにこの動画は1分40秒の長さでした。解説動画はどれも短くまとまっています。短いので小学生が集中しやすいです!
また、学習のポイントが目からも耳からも入ってくるので分かりやすいです。もし分からなかったら、繰り返し視聴することもできます。
演習問題にチャレンジ
動画で学んだことを基に、演習問題を解きます。
問題には目標時間が設けられています。算数は速く解けることも大切ですからね。
筆算などタブレットにスムーズに書き込むことができます。間違えて書き直す場合もスイスイ消せて便利です(チャレンジタッチの場合)
間違えると「ほんとう?」と聞いてきて、答え合わせの前に見直しのチャンスを与えてくれます。
また答え合わせでバツになってしまうと、「正しい答えを確認」と出て、解き方を確認できるようになっています。
自分の間違いと正解が並んで確認しやすいですよ。
「計算集中」「図形・数・量」では、このように1問でも間違えると、そのレッスンはクリアになりません! 目標時間内に解けなかった場合もアウトです!
厳しいけれど大切なことですね!
クリアにならなかったレッスンは、後で再び「今日のレッスン」に表示されます。しっかりできるようになるまでトレーニングが続きますよ!
図形・数・量の場合
解説動画で学ぶ
AI国語算数トレーニング「図形・数・量」では、レッスン開始前に、「計算集中ステージ〇〇をマスターしてから取り組むのがおすすめ!」と表示されます。
「図形・数・量」の問題は、特定の計算分野に習熟していないと解きにくいものがあります。それを提示してくれるのはいいですね!
「図形・数・量」も、「計算集中」と同様に、まずは解説動画で学習します。
「図形・数・量」の解説動画も1分ほどに短くまとまっていて、とても分かりやすいです。学校で習っていないことでも小学生が理解して、先取り学習を1人で進めていけるようになっています。
演習問題にチャレンジ
解説動画で理解したら、演習問題にチャレンジします。「計算集中」と同様に、目標時間が設けられています。
「図形・数・量」では、その名の通り、扱う内容が多岐に渡ります。小学算数の計算問題は「計算集中」で、その残り全てを「図形・数・量」で学習するといった具合になっています。
例えば、文章題もあります。
計算はできても文章題は苦手という小学生もいることでしょう。AI国語算数トレーニングなら、文章題にもしっかり取り組むことができますよ。
図形問題も豊富です。
画面上の図形に補助線など書き込んで考えられるので、取り組みやすいです(チャレンジタッチの場合)
「図形・数・量」の演習問題で1問でも間違えた場合は、「計算集中」と同様にそのレッスンはクリアになりません。後で再度取り組むことになります。
漢検対策の場合
読み方と書き順の確認
「漢検対策」では、まずは漢字の読み方と書き順を確認します。
音読みと訓読みを同時に学習するようになっています。効率的に学べます。
また、「名刀」「八才」などと、熟語の中での使われ方も学習します。
漢字学習は熟語を覚えるのも重要です!
演習問題にチャレンジ
読み方や書き順や熟語を学んだ漢字について、「読み」と「書き」のテストを受けます。
「読み」では最初に習った熟語を正しく読んで、答えていきます。
「書き」で厄介なのは、「トメ」や「ハネ」などの細かいところですね。正しく書かないと漢検本番でもバツになることがあるので、注意が必要です。
進研ゼミAI国語算数トレーニングの漢検対策では、演習問題で正しく書けると「はねているね」などと褒めてくれます(チャレンジタッチの場合)
逆に正しく書けていないと、しっかり指摘してくれます。
「とめはね」は大人でも難しい。AIがしっかり教えてくれるのはありがたいですね。
また、書き順も厄介です。まず、正しい書き順は大人でも分からない場合も。たとえ分かっているとしても、子どもが正しい書き順で書けているかどうかは、隣でじっと見ていて確認するしかありません。これはかなりの手間!
でもAI国語算数トレーニングを使えば、AIが書き順や画数の間違いまで指摘してくれます。すごく便利!(チャレンジタッチの場合)
「漢検対策」の演習問題で間違えた場合は、「まちがえた問題をとき直す」ように促してくれます。
この解き直しは強制です(笑) 解き直しをしないと先へは進めないようになっています。
語彙・読解の場合
語彙を学ぶ
「語彙・読解」には、文字通り、語彙を増やす学習と、読解に取り組む学習があります。
語彙の学習では、まずは語彙をインプットします。各レッスンのテーマに沿った、学習する言葉が並んでいます。
その言葉をタップすると、次々に意味と例文が表示されます。すでに知っている言葉も多いでしょうが、よい確認になります。
こちらは小学1年生相当の最初のステージに出てくるもの。「明るい」に「ある物事についてよく知っている」という高難易度の意味も載っています。しっかり取り組んでいったら、かなり力がつきそう!
小学生は参考書のページだとめくりたくないかもしれませんが、言葉をタップして次々画面が変わるデジタル教材なら、取り組みやすそうです。紙教材なら何ページにも渡るであろう情報が1画面にまとまっているので、学習に対するハードルが低く感じられるメリットがあるかもしれません!
演習問題にチャレンジ
学んだことを確認するための演習問題に取り組みます。
ここではすべて選択問題でした。選択式なので、何となく選んでもマルになってしまうかもしれませんね。
でも問題を解きながら、1年生レベルでもかなりの分量のお話しを読んでいくことになります。読解力アップにつながりそうです。
1つのレッスンで問題を解き続けると、ちょっとしたお話しを読み終わることになります。全部の問題をつなげると、こんな風にひとまとまりのお話しが完成します。
問題を解きながら、たくさん読むことになるのがいいですね。
読解に取り組む
AI国語算数トレーニング「語彙・読解」の中の読解のレッスンでは、まず、ひとまとまりのお話しを読みます。
各レッスン毎に読解のテーマが定められています。
例えば、「『いつ』『どこ』『だれ』に注目して、場面を読み取ろう」など。
最初はノーヒントで読みます。
次に、使われている言葉の意味などを確認しながら読みます。
こちらは小学1年生相当のステージ1のレッスンです ↓↓
演習問題にチャレンジ
演習問題では、レッスン毎のテーマに合った問題が出題されます。
選択式ですが、しっかり本文を読まないと答えられません。読解力を伸ばすには読む量を増やすことが大切です。AI国語算数トレーニングに取り組むことで、たくさんの文章に触れることができますよ。
また、学校のテスト以外でこのような問題に触れることはなかなかないと思います。テスト形式に慣れる効果もありそうですね。
なお、問題に間違えると必ず解き直しをさせられます!
ステップ4:おかわりレッスン
進研ゼミAI国語算数トレーニングは、毎日2つのレッスンに取り組むのが基本です。ホーム画面にも「今日のレッスン」が2つ並んで表示されます。
2つの「今日のレッスン」を完了して、私はこれでおしまいと思ったのです。
ところがビックリ!!
ホーム画面にドーンとこんなものが現れました ↓↓
おかわりレッスン!?
聞いてないよ~~!という感じ(笑)
おかわりを頼んでないけれど、出てきたからやるか…とレッスンに取り組み、それが終わると次にまた…
そして次にまた…
レッスンをやっても、やっても、おかわりが永遠に続くのです!!
「今日のレッスン」は2つだけなので、どうやらそれでは物足りない小学生のために、追加レッスンが表示される仕様になっているようです。
レッスン2つでおしまいにしてもいいけれど、もっと勉強したい小学生は、いくらでも続けることができる仕組みになっているんですね。
進研ゼミAI国語算数トレーニングは、意欲のある小学生にガッツリ勉強させてくれますよ!
ステップ5:攻略レッスン
AI国語算数トレーニングの最大のメリットは、この「攻略レッスン」かも!
攻略レッスンとは、各人の出来栄えに応じて、苦手克服などのためにAIが提示するレッスンのことです。
いつ攻略レッスンが出てくるかが分かりにくい!
ここで体験談を1つ口コミ。
計算集中の【3けた×3けた】のレッスン(ステージ27、レッスン1)の演習問題を間違えて、クリアにならなったことがあります。その時は、その日のうちに、【3けた×3けた】ができるようになるための攻略レッスンが出現しました!この時は「おかわりレッスン」として。
この攻略レッスンの内容は…
【3けた×2けた】の演習問題でした!クリアにならなかった【3けた×3けた】よりもワンランク易しい問題です。
【3けた×3けた】がスラスラ解ける前提として、【3けた×2けた】をできるようにしておく必要があると、AIが判断したのでしょうね。
攻略レッスンは、進研ゼミに蓄積されている膨大な学習データに基づいてAIが分析・判断してくれるものなのだそう。AIのお陰で、苦手に対して適切な対策が講じられるというわけですね。
ちなみに【3けた×2けた】がクリアになった後、しばらくして【3けた×3けた】(ステージ27、レッスン1)の演習問題が再提示されました。そして無事クリアになりました。
攻略レッスンを経て、段階を踏んで力を伸ばせるようになっているんですね。
丁寧な取り組みができますね!
ステップ6:ステージクリアテスト
ステージクリアになる前に、そのステージ内の全レッスンがクリアになっている(演習問題で合格している)必要があります。
こちらは最後のステージクリアテストを残して、全レッスンがクリアになっている状態。各レッスンに王冠マークがついています。
この状態になったら、いよいよステージクリアテストを受けることができます。
ステージクリアテストでは、そのレッスンの総まとめ的な問題が出題されます。ステージクリアテストに辿りつくまでに、小学生は個々のレッスンで学習を積み重ねています。攻略レッスンで苦手克服をしたり、クリアにならなかったレッスンに再チャレンジをしたり…。
ですので、ステージクリアテストはきっとスムーズに解けるのではないかと思います。
そしてステージクリアテストで合格をすると…
AI国語算数トレーニングのキャラクター「アイト」君が「ステージクリアおめでとう!」と祝ってくれます。
そして、やっと次のステージに進むことができます!
AI国語算数トレーニング継続の秘訣
上で口コミしてきたとおり、AI国語算数トレーニングは、スモールステップでガッツリ勉強させてくれます!学校で習っていなくても、お子さんが一人で先取り学習できます。AIが攻略レッスンを提示し、苦手克服をサポートしてくれるのも魅力的です!
問題は継続できるかどうかです!
進研ゼミAI国語算数トレーニングに継続して取り組むにはどうしたらよいのでしょう?
できることを3つ提案しますね。
取り組む領域を限定する
AI国語算数トレーニングでは、4つの領域【計算集中/図形・数・量/漢検対策/語彙・読解】に取り組むことができます。すでに口コミした通り、最初に取り組む領域を指定して、学習を開始します。
4領域すべてに取り組むのはもちろんOKです。でもAI国語算数トレーニングでは「おかわりレッスン」「攻略レッスン」などで次々にタスクが提示されるので、小学生によっては意欲が削がれてしまうかもしれません。
そこで、もしも学習量が多くてお子さんがめげてしまうようだったら、取り組む領域を1つか2つなどに限定するのがおすすめです。
それによって、お子さんの負担感が減ります。また、同じ時間で多く進めることができるので、達成感が得やすく、成功体験につながりやすくなります。
取り組む領域の種類や数は、途中で変更可能です。お子さんの様子を見ながら、決めてくださいね。
チャレンジタッチのメインレッスン後に自動表示させる
チャレンジタッチでAI国語算数トレーニングに取り組む場合、ホーム画面右下のアイコンから始めることになります。
AI国語算数トレーニングは、いつでも好きな時に取り組めます。でも裏を返せば、気が向かなければいつになってもやらないことに!
そこでおすすめなのは、チャレンジタッチのメインレッスン終了後にAI国語算数トレーニングが自動表示されるよう、カスタマイズ設定することです。
この設定は、チャレンジタッチのおうえんネット(保護者用マイページ)にて簡単に行うことができますよ。
お子さんを褒める!
進研ゼミ小学講座チャレンジ/チャレンジタッチでは、お子さんの頑張りに応じて努力賞ポイントが貯まり、後日ご褒美商品と交換できるサービスがあります。
でも残念なことに、AI国語算数トレーニングの取り組みは、努力賞ポイントの対象にはなりません。
AI国語算数トレーニングのご褒美といえば、取り組みに応じて「称号」が与えられるくらいしかありません。
ご褒美としてはちょっと寂しい !
そこでやはりお子さんの励みになるのは、親御さんに褒めてもらうことに勝るものはないかと。
ちなみにAI国語算数トレーニングでステージがクリアになると、保護者あてにメールが届きます。また、さらに細かい取り組み状況を、保護者用ページで確認することも可能です。
AI国語算数トレーニングは、地道なスモールステップで進みます。1ステージクリアになるまで、相当の頑張りが必要です。ですので日々のお子さんの努力を認めて、しっかり褒めてサポートしてあげてほしいです!
進研ゼミAI国語算数トレーニング口コミまとめ
AI国語算数トレーニングを実際に使ってみて分かったことをまとめていきますね。
AI国語算数トレーニングには、次のメリットがあると思います。
次の点はちょっと気になります。
関連記事 チャレンジタッチ1年生の体験口コミ⇒
気になる点はあるものの、進研ゼミ小学講座で先取り学習やさかのぼり学習ができるようになったことは画期的です!しかも追加料金0円で!!
先取り学習は、自分に自信がついたり、学校の授業に余裕をもって臨めたり、得意科目がさらに得意になったりと、メリット豊富です。
また必要に応じてさかのぼり学習をすることで、土台をしっかり固めて、学数を積み重ねていくことができます。
なお、他の無学年学習との比較は、無学年学習のタブレット通信教育7選比較 をご覧ください。
お子さんの学力を伸ばすツールの1つとして、進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングが役立ちそうです!
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