
デジタル教材「天神」を、家庭教師の私が調査のために無料体験しました。価格がお高い天神ですが、その価値があるのでしょうか。ここでは天神小学生版について分かったこと、感じたことを詳しく口コミしますね。
★対象:幼児~高校3年
★教科書準拠
★PC使用(幼児版のみ専用タブレットあり)
★インターネット不要のデジタル教材
★1学年分をUSBで買い取る
★1教科から購入可
★1教科1年分価格:33,000円 (税込)~
★兄弟は何人でも無料で使える
無料体験はどうやって始まる?
天神は4日間ほど無料体験をすることができます。無料体験をするためには、まず公式サイトから資料請求をします。すると詳しい資料と共に、無料体験の案内が送られてきます。

天神は複数学年をセット購入する、オプションをつけるなど、色々な購入方法があります。そのため料金設定がちょっと複雑。そのせいなのか、公式サイトでは料金が公表されておらず、ミステリー感があります(笑) 送られてくる資料には価格表もついているので、まずは資料請求をなさるとスッキリしますよ。
私の場合、資料請求をしてから2ヶ月後くらいに無料体験を申し込みました。その間、一切勧誘の電話などありませんでした。安心して資料請求できますよ。
天神・小学生版の教材は、入会後は家にあるパソコンを使って利用することになります。タブレットやスマホは使えません。教材データが入ったUSBメモリを購入する形で、学習がスタートします。
では無料体験はどうやるかというと、これがなんと、教材データが丸ごと入っているノートパソコン一式が送られてくるのです!まあ、考えてみれば体験でUSBメモリが送られてくるとしたら不正にコピーとかできちゃいますから、PCごと借りるというシステムなのでしょうね。それにしてもユニークです!
無料体験申込を私は電話でしたのですが、その際に一般的なノートパソコンが良いか、それともタッチパネル式を希望するかを聞かれました。パソコンの種類まで選べちゃうとは、便利ですね。
申込から数日後、指定した配達日時に無料体験用のPCが届きました。


届いたのはLENOVO(レノボ)の15.6インチのノートパソコン。ケースや「消毒済」と書かれたカードもついていました。画面が大きくて見やすかったです。


送られてきたノートパソコンには幼児・小学生・中学生・高校生用の全教材データが入っていました!!オプション機能もついていて、丸ごとぜ~~~んぶ体験できるようになっていました。他社の通信教育では、例えばすららなどはコンテンツの一部のみしか無料体験できません。天神は価格が高いので、すべてしっかり体験して、確かめられるのは安心ですね。
ちなみにパソコンの返送料も無料です。印刷済みの宅配便伝票を使って佐川急便さんに取りにきてもらうだけでOKです。すごいお得な体験です!
天神は教科書準拠
天神は、1学年分のどの部分でも学習することができます。下の画像は小学1年生算数の学習スタート画面。

天神は教科書準拠教材。画像は「東京書籍」の教科書の場合です。左側には教科書のページ。中央には単元のタイトルが表示されています。
1年分なので学習内容はたっぷり。画面をスクロールしていくと、もっともっと単元が出てきます。
嬉しいのは、単元のタイトル名が教科書のものと全く同じなんです。これって、他の通信教育教材ではなかなかない、評価ポイントです。
教科書準拠を謳っていても、教科書の単元タイトル名までは採用していない通信教育もあります。教科書対応表を見て、自分で該当箇所を探さなければならない通信教育もあります。
しかし天神ならば、学習スタート画面を開くだけで、教科書ページからも、タイトル名からも、簡単に教科書に対応する学習箇所を見つけることができます。天神は、小学生が一人でも教科書に沿って学習しやすくなっていることが分かります。
さらに、天神は1年分の教材データが入っているUSBを買い取るので、いつでも、学年のどの箇所でも、学習できます。スマイルゼミや進研ゼミ・チャレンジなどの他の通信教育教材は、カリキュラムに沿って月々の配信内容が決まっています。入会前の内容は学習できないし、入会後に自由に先取りすることもできません。それと比較し、自分の必要に合わせて学年のどの箇所でも学習できるのは、天神の大きなメリットです。
加えて天神では教科書を超えた内容も扱っています。目次を見ると「応用」や「発展」と明記されています。
なお、天神の教材データ購入には色々なパターンがあって、例えば小学1~3年の3学年分を購入することもできます。そういう場合は、1~3年内容について、どの個所でも、自由にさかのぼり・先取り学習が可能になります。
天神・5つの学習モード

天神・小学生版には5つの学習モードがあります。それぞれについて順に口コミしますね。
★目次学習モード(じっくり学習)
★リズム学習モード(リズムよく復習)
★単元学習モード(単元に応じた関連事項を学習)
★テスト学習モード(模擬テスト)
★ステップ学習モード(ビデオ講義/オプション)
目次学習モードの口コミ

「目次学習モード」はどう進むのか。ここでは例として、小学1年生が最初につまずきやすい箇所とされる算数の「くり上がりのある足し算」を取り上げてみます。

分かりやすい「ポイント」
目次学習モードでの「ポイント」は、その名の通り、当該単元のポイントをわかりやすい解説でまとめたものです。
解説は、聞きやすい音声とシンプルなイラストで進んでいきます。小学生が画面の三角マークをクリックすると、次のページに進みます。私はこれってとてもいいなと思いました。ただ何となく説明が流されるのでなく、自分が納得がいったときに次のステップに進むことができるからです。つまり自分のペースでインプットできるわけです。
「くり上がりのあるたし算」のポイントは次のように進みます。






イラストはシンプルながら、デジタルならではの「一目で分かる」内容になっていますね。たいていの小学生にとって、耳から入る情報よりも、目から入る情報の方が理解しやすいですから、これは評価できますね。
さらに天神は、教科書で曖昧になっていることでもしっかり教えてくれています。
例えばこのくり上がりのあるたし算で、「3+9」というような左側に小さい数が来る場合を考えてみましょう。
3に7をあげて10にするよりも、9に1をあげて10にする方が簡単ですよね。ところが教科書の多くは、その点を曖昧にしているのだそうです。そのせいで、左側に小さい数がくるとササっと計算できない小学生も多いのだとか。気の毒です。
しかし天神は、はっきりと「10のまとまりを作りやすい方を考えると計算がラクになる」と教えています。これは大いに評価したい!!

このようにたとえ学校で教えてくれないことでも、あるいはこれから習うことでも、天神ならポイントを丁寧かつ単純明快に解説してくれているので、小学低学年でも一人で十分に学習できると思います。
豊富な練習問題
ポイント解説のあとには練習問題が続きます。この小学1年生算数「くり上がりのある足し算」の場合は、1~4の問題があります。
1~4の問題中には、さらにそれぞれ5~6問程度の小問が格納されています。私が感心したのは、次のように問題の切り口が少しずつ変化し、だんだんとステップアップしていくことです。(問題は解く度に変わるので、下のは一例にすぎません。)
- 問題14 にいくつを足したら10になる?
↓
7+( )=10
↓
8+2+5=( )+5=( )
↓
式を作らせる文章題
↓
式を作らせる文章題 - 問題2くり上がりのある足し算のやり方の文章の穴埋め
↓
タイルで8+4
↓
8+5=8+( )+( )
↓
9+7=9+( )+6=( )
↓
タイルで9+2
↓
7+4=( ) - 問題3くり上がりのある足し算のやり方の文章の穴埋め
↓
タイルで4+8
↓
5+9=5+( )+( )=14
↓
4+7=4+( )+1=( )
↓
3+9=( )
↓
5+6=( ) - 問題4文章題
↓
文章題
↓
答が15になる式を選択肢から選ぶ
↓
答が12になる式を選択肢から選ぶ
↓
答が18になる式を選択肢から選ぶ
くり上がりのある足し算に習熟するためには、まずは「10のまとまり」をすぐに作れなくてはなりません。天神の問題は、基本の「10のまとまり」を作るところからスタート。基本の基本から始めることが、しっかり配慮されています。
また小学生の中には「物」だと理解できるが、数字になると難しく感じてしまう子がいます。そのため、タイルを使った問題も取り入れています。これも評価ポイント。
さらに〇+△という問題の時、〇が△よりも大きい方が小学1年生にとって計算しやすいです。例えば 8+4の方が 4+8よりも簡単です。そのことを踏まえて、問題2では「8+4」のパターン、問題3では「4+8」のパターンと、易→難の順で問題が登場します。
ただ欲をいえば、「4+8」のパターンでは、上で紹介したように「10のまとまりを作りやすい方を考えて、8に2をあげる」と教えてほしかった!これは残念!
このように天神では、細かい点に配慮しながら、切り口が異なる色々な問題がたっぷり出題されて、自然とステップアップできるようになっています。
ちなみに、答えは選択肢から選ぶのではなく、自分で考えるものが多いです。選択問題だとまぐれで当たってしまいますが、天神・小学生版ならその点が安心ですね。
なお、キーボード入力が難しくても「入力パレット」が用意されているので、小学生でも問題なくPCで学習できると思います。

ヒント・解説が丁寧
この「目次学習モード」では、問題に正解しても、間違えても、解答する度に分かりやすいヒントや解説がつきます。しかも、同じ問題を2度続けて間違えると、さらなる解説(中央のひよこキャラクター部分)がプラスされるという丁寧さ!

これだけヒントや解説を繰り返されれば、イヤでも定着するんじゃないでしょうか(笑) 目からインプットできるデジタル教材ならではの強みですね。
リズム学習モードの口コミ
天神2つめの学習モードは「リズム学習」です。

リズム学習では、学習項目は上で紹介した「目次学習モード」と同じです。違うのは問題に答えた後のこと。
目次学習では、問題に正解しても間違えても、ヒントや解説が表示されます。それに対し、リズム学習では問題に間違えた時のみ、ヒント・解説が表示されるようになっています。
つまり、リズム学習モードなら、分かっていることについてはサクサク進むことができ、分かっていないことについてのみ、しっかり確認ができるというわけですね。
予習や先取り学習をしたい小学生は、ヒント・解説が常時つく「目次学習モード」、効率よく復習したい小学生は「リズム学習モード」を選ぶとよいですね。必要に応じた学習スタイルを選べるのは便利です!
単元学習モードの口コミ
天神3つ目の学習モードは「単元学習」です。単元学習は、その名の通り、特定の単元に絞って学習をしたい時に便利なツールです。
ここでは、小学4年生が「分数」を集中的に学習したいと仮定してみましょう。上段で「分数」を選択すると、下段に、学年を超えて分数の単元がすべて表示されるようになっています。

分数は小学校で習う最重要単元の1つ。小学校で分数を使いこなせるようになっておかないと、中学入学後に方程式なども解けなくなり、悲惨なことになってしまいます。
しかし厄介なのは、算数は「積み上げて」習得していく教科だということ。もしつまずいてしまったら、学年をさかのぼってでも、やり直して身に付けていく必要があります。
では分数はいつから習うかというと、早くも小学2年生で始まるんです。そして学年が上がるごとに難しくなっていきます。
そこで天神の「単元学習モード」が役立ちます。それぞれの単元について必要な箇所まで戻って、順に学習を積み上げていくことができるからです。
分数でいくと、上の画像の小2からスタートして、次のように進んでいきますよ。




小2→小3→小4→小5→小6と分数の単元がすべて表示されていますね。最後はなんと有名私立中の過去問まで!特定の単元に集中して、戻り学習や先取り学習をするのに便利なツールになっています。
なお、学習できるのは教材データを購入した学年・教科のみになります。学年を超えた戻り学習や先取り学習をしたいかどうか、もしも入会する場合はよく考えてくださいね。
テスト学習モードの口コミ
天神4つ目の学習モードは「テスト学習」です。これは、自分で模擬テストを作る感覚。
小学3年理科の画面で紹介しますね。まず、テストを受けたい箇所を自由に選びます。(画像の白い部分)

すると、該当箇所に関するテストが作られ、10題の問題がランダムに出題されます。例えばこんな具合:



問題10題が終わると、まとめて自動採点されます。そして間違えた時はもちろん、満点であっても、「みなおしてみよう」と、テストの解説・振り返りへと促されます。

テストの解説は、1問ずつとても丁寧。テストすることが、そのまま復習になりますよ。
ステップ学習モードの口コミ
天神最後の学習モードは「ステップ学習」です。ステップ学習は、ビデオレクチャー(有料オプション)をまじえて学習することができるというもの。

天神のビデオレクチャーは、小学生版では国語と算数(中学生版は全教科)についています。教科書の内容にそって、一流進学塾の講師陣が解説をしてくれています。
このレクチャーのすごいところは、レクチャーの度に再生速度を5段階 <速い/やや速い/標準/やや遅い/遅い> に調整できるところ。

分かっていることをのんびり説明されると、イラッとしますよね。逆に分からないところをササっと説明されたら焦ります。
でも天神なら再生速度を調整できるので、自分のペースに講義スピードを調整できちゃうんです。これは他のオンライン教材では、なかなかありません。
私は天神の色々な講師のレクチャーで試してみましたが、スピードを<速い>に変えても<遅い>に変えても、声質が崩れることはありませんでした。もちろんビデオですから、再生し直したり、巻き戻し・早送りしたりすることもできます。
天神は他の部分での解説が丁寧なので、ビデオレクチャーのオプションはつけなくても大丈夫だと個人的には感じています。ただ、人に説明してもらった方がわかりやすいという小学生にはおすすめかもしれません。無料体験で確認してみてくださいね。
復習の口コミ
豊富な類題
天神では、問題を間違えると必ず復習問題へと誘導してくれます。

この復習問題にも工夫があります。天神の算数では、前にやったのと同じ問題は出てこないのです。
さらに、復習問題を間違えると、再度復習へと促されます。すると、またまた違う類題が出てきます。しつこくていいですね~(笑)
天神さんに電話で問い合わせてみたところ、算数では1問につき、必ず4つの類題(計5題)が用意されているのだそう。他のオンライン通信教育では、選択肢がシャッフルされるだけで同じ問題が出てきて、復習にならないこともあります。天神だとしっかり復習させてくれますよ!これは大きな評価ポイントですね。
ちなみに天神・小学生版には、全教科合わせて約40,000問も収録されているそうです!
前のレベルに戻らせてもくれる
天神では、問題の正答率が悪いと「前の学習内容に戻る」ことも促してくれます。
例えば私は、「くり下がりのある引き算」の問題でわざと沢山間違えてみました。すると「どこを学習しますか?」と尋ねてくれました。

ここで「前のレベル」を選んでみました。すると、ひき算の土台となるたし算の問題や、たし算とひき算の違いを考えさせる問題などの学習をさせてくれました。
算数ではつまずいたら分かるところまで戻って、そこから積み上げていくことが大切です。天神・小学生版なら「戻り学習」が必要な場合を逃さずサポートしてくれますよ。
計算練習の口コミ
算数の計算は「瞬時」にできるようにしておく必要があります。その点でも天神は安心です。計算練習が充実しているからです。
例えば「たしざんの れんしゅう かあど(くりあがり)」

自分でカードを選び、クリックするとカードの裏側に書かれた答えが現れます。カードを選ぶ際に自分で答えを言って、カードの裏側を見れば答え合わせができる仕組みです。「ランダム」を選べばカードの並びが変わり、さらに「シャッフル」を選べば、並び方がいくらでも変わります。小学生がゲーム感覚でいくらでも計算練習ができるようになっています。
小学2年生の算数の肝である「かけ算九九」では、赤いマスをクリックすると、かけ算の答えが出てくる「九九の練習」が設けられています。

「ランダム」を選べば「かける数」と「かけられる数」の並びが変わります。それを何度も「シャッフル」して、数字の並びをいくらでも変えることができます。
このように、天神の算数には、小学生がゲーム感覚で計算練習を何度でもできるコーナーが用意されています。タイムを計って前日の記録と比べたり、親子で競い合ったりするのも楽しいかもしれません。
おすすめ機能の口コミ

天神には、注目したい機能がまだまだあります。
フィルター
天神では、学習の中で暗記したい事柄に「フィルター」をつけてくれているページが多数あります。それはちょうど、テスト前にオレンジ色のペンで大切な部分を書いて、赤シートを載せて暗記していくようなものです。
小学6年生の社会「鎌倉幕府の政治」の「ポイント」を例にあげてみましょう。重要語句が赤色フィルターで隠れています。フィルターをクリックすると答えが表示されます。


小学5年生の英語の例もお見せしましょう。赤色フィルターをクリックすると英単語が表示されます。なお、ここではスピーカー部分をクリックして、英語音声を聞くことができるようにもなっています。


このようなフィルターが施されている箇所は、隠されている語句や単語を言ったり書いたりして、暗記に役立てることができますね。他の通信教育では見たことがない機能です。
プリント学習
天神では、すべての問題をプリントアウトして学習することができます。これも、他のオンライン通信教育ではなかなかありません。

学習の基本は紙に書くことですから、必要に応じてプリントアウトできるのは嬉しい機能ですね。
読み上げ機能
有料オプションではありますが、天神には「読み上げ機能」があります。
問題やヒントや解説を、女性の声で読み上げてくれます。読み上げられている箇所はハイライト表示され、文字を目で追いやすくなっています。
勉強が嫌いな小学生は、問題を読むことすら面倒に感じることがあります。学習障害などで、文字を読むのが困難な小学生もいることでしょう。読み上げ機能は、そういう小学生のために負担を減らし、学習に取り組みやすくなるよう助けてくれます。
実際、天神には、発達障害やグレーゾーンと呼ばれる小学生も多く利用しているのだそう。読み上げ機能や、学力に合わせて学習できる仕組みなどが役立っているようです。
偉人の部屋
天神ではPCを起動すると、学習画面に行く前に「偉人の部屋」が表示されます。学習する日が誕生日の色々な偉人が登場します。


この「偉人の部屋」に書いてあることを読むだけで、かなり知識が広がりますよ。親子で読むのも楽しいと思います。
ちなみに上段の正岡子規の背景には、彼の俳句が3つ、入れ替わり表示されます。また下段の画家・藤島武二の背景にも、彼の絵が3つ、入れ替わり登場します。よく作り込まれていて、楽しいコーナーです。
ゼニーのごほうび
天神では、画面学習やプリント学習をすると、点数に応じて「ゼニー」がもらえます。50点だったら5ゼニー、70点だったら7ゼニー、目次をクリアするとボーナスとして10ゼニーといった具合です。
目次をクリアするためにはエラー(誤答)をなくさないといけないので、復習問題にチャレンジする動機づけにもなります。

500ゼニー達成するとごほうびとしてゼニーシールがもらえて、台紙に貼っていきます。画像は台紙にシールを1枚貼ったところ。無料体験中でもシールがもらえるんです(笑)

5000ゼニーたまって台紙がいっぱいになったら、ごほうびにゲーム1つと交換できるのだそう。
通信教育ではポイントが貯まると文房具などのグッズと交換できるというのがよくありますが、天神ではゲームなんですね。今の子はモノよりもゲームの方が嬉しいかも。ゼニーは多少の学習の動機づけになるかなと思います。
暗算サーキット
たし算、ひき算、かけ算、わり算練習をゲームの中で行えるのが「暗算サーキット」です。

キーボードの矢印キーで車を動かして、正しい答えを選んでいくというもの。天神はガッツリ勉強するだけかと思っていたのですが、こんなゲームもあるとは驚きました。ちょっとしたお楽しみがあるのはいいですね。
天神小学生版・口コミまとめ

天神・小学生版の無料体験の結果をまとめてみますね。
上記のように、天神はメリット豊富な学習教材だと思います。唯一気になるのは、やはり料金がお高い(1教科1年分価格:33,000円/税込~)ことでしょうか。
しかし天神は、きょうだい何人でも無料で使うことができます。学習データも、きょうだい全員分について別々に作られます。ですから兄弟姉妹がいる場合は、使いようによっては、かなりお得になります。
さらに1教科から購入可というのも便利です。実際の学年に関係なく購入できますから、例えば算数が好きな小学1年生が、算数だけ小学2年生内容を先取り学習するとか、逆に算数が苦手な小学3年生が、小学2年生内容を戻り学習するなども可能になります。
天神は解説がていねいで分かりやすいので、小学生にとって先取り学習しやすいでしょうし、またつまずいてしまった子も、戻り学習がしやすいはずです。
天神は料金がお高いですが、その分教材が充実しています。先取り学習、戻り学習、兄弟姉妹で一緒に使うなど、天神だからこそできることもあります。

元中学校教師で現在プロ家庭教師。家庭教師という職業柄、ご家庭からお子さんの家庭学習について相談を受けることが多い。そこで、様々な最新の通信教材を実際に手にしたり自分で受講して精査し、ご家庭にアドバイス。その教材研究や経験に基づいて、この記事を執筆しました。
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