2022年スマイルゼミ・進研ゼミが先取り学習開始!
通信教育のスマイルゼミや進研ゼミ・チャレンジ/チャレンジタッチは有名だけど、幼児~小学生の学校外での勉強といえば、やっぱり「公文(くもん)」じゃないかしら?お友達よりも先へ進めるし…
実は2022年から、スマイルゼミと進研ゼミでも、公文式のように先取り学習ができるようになりました!これからは、公文と合わせてスマイルゼミや進研ゼミも検討するのが良さそうです♪ 3社の先取り学習(無学年学習)を比較してみますね。
関連記事 【スマイルゼミとチャレンジタッチを比較】どっちが小学生によいの?
スマイルゼミ・進研ゼミの先取り学習とは?
2022年は子供向け通信教育の大変革の年です!
スマイルゼミ小学生コースと進研ゼミ小学講座では、以前から漢字と計算の先取り学習ができるようになっています。
スマイルゼミでは、専用タブレット収録の「漢検ドリル」で10級~2級(小1レベル~高校卒業レベル)を、「計算ドリル」で6級(小1レベル)~1級(小6レベル)までの学習が提供されています。
一方、進研ゼミでも、専用タブレット・チャレンジタッチの「計算まるごとアプリ」で小1~小6の計算問題を、「漢字まるごとアプリ」で小1~小6の全履修漢字の学習ができます。
さて、これらとは全く違う新サービスとして、2022年3月末に先取り学習(無学年学習)が始まりました! 従来の漢字・計算の先取りは、いわば「ドリル集」のようなもの。しかし新サービスでは、各単元について丁寧な授業動画や確認テストなどがあります。学校で習っていないことでも、小学生がスモールステップで確実に力をつけていけるように工夫されているんです!
もちろん従来の教科書準拠の学習も続きます。
つまり現在は、【教科書準拠の学習 + 先取り(無学年)学習】のダブルの学びを追加料金ナシですることができます!
数ある通信教育の中で、このようなダブルの学びが提供されているのはとてもユニークです!
関連記事 小学生通信教育14社比較⇒
関連記事 小学生タブレット通信教育9社比較⇒
関連記事 無学年学習通信教育8社比較⇒
公文(くもん)みたいに先生がいるわけじゃないのに、しっかり身に付くのかしら?
スマイルゼミと進研ゼミ・チャレンジ/チャレンジタッチで始まった先取り学習について、具体的に紹介しますね。
スマイルゼミ「コアトレ」
スマイルゼミで2022年3月末に開始した先取り学習(無学年学習)の名前は「コアトレ」。学力の重要な「コア」な部分をトレーニングしてくれるので「コアトレ」というわけですね。スマイルゼミ幼児コースと小学生コースの全学年に収録されます。追加料金はかかりません!
詳細記事 スマイルゼミ・コアトレの使い方と口コミ⇒
コアトレは無学年制で、なんと、年長~中3範囲の国語と算数(数学)を、何学年分でも先取り学習できてしまうんです!さかのぼり学習もOKです!
つまり、例えば年中・年長さんが小学内容を学習したり、小学生が中学内容を学習することもできます。
もちろんそれほど大幅な先取りでなくてもOK。余裕をもって授業を受けられるように、学校よりもちょっぴり先へ進んでおくといった使い方もできます。自分のペースで自由に取り組めるメリットがあります。
スマイルゼミ「コアトレ」では、効果的に学習できるように、各単元が体系的に関連付けられているのだそう。
国語では「文字・漢字」「言葉」「文のしくみ」の3分野を学習します。
ステージ例をお見せしましょう。
1ステージ毎に、漢字と言葉の知識を身に付けてから、文のしくみを読み解く問題に取り組むようになっています。それによって、初めて見る文章の読解問題に無理なく取り組める力がついていきます。
算数(数学)では、「計算」「数量」「図形」の3分野を学習します。スマイルゼミの膨大な学習データに基づいて、理解・定着しやすい順番で取り組めるようにカリキュラムが組まれているのだそう。
また、「計算」を軸に学習したことが、次の「数量」や「図形」の問題を解くのに活かされるように構成されています。
さて、どんなにすごいカリキュラムが用意されていても、幼児~小学生が実際にやってくれないことには意味がありませんね。でも大丈夫!コアトレは、子ども達が学校で習っていないことでも着実に身に付くように、次のように取り組みやすいスモールステップで進みます。
- STEP1学習単元を選ぶ
- STEP2該当単元中の小単元が表示される
- STEP3解説動画などで解き方を学ぶ
- STEP4練習問題に挑戦する
自動採点されるので出来具合がすぐわかる
- STEP5確認テストで仕上げる
自動採点されるので出来具合がすぐわかる
- STEP 6トレーニングで強化
正確かつ速く解けるように、記録に挑戦
- STEP 7「みんトレ」で強化
他の子と競争して鍛える
最後の「みんトレ」とは「みんなでトレーニング」ということ。スマイルゼミには「マイキャラ」という自分のアバターを作って楽しむ機能があります。そのマイキャラが、全国のスマイルゼミ生と対戦して正解数で順位が決まるというもの。勉強なのにゲーム性があって、学習の動機づけにもなりそうですね。
以前、櫻井翔さんがCMでやっていたやつです。CMでは櫻井翔さんの隣に子供達がいましたが、実際の「みんトレ」では全国の離れたところにいる子供達と競い合うことができますよ。
コアトレでは、学習してステージをクリアしないと先へ進めません。それはちょうど、公文(くもん)でプリントをこつこつこなして、少しずつレベルアップしていくのと似ています。自分のペースでしっかり先取り学習できる仕組みになっていますよ!
進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」
進研ゼミ小学講座では、2022年3月末に「AI国語算数トレーニング」という先取り学習(無学年学習)プログラムがスタートしました!対象は、小学1~6年生。チャレンジ・オリジナルスタイル(紙教材)受講者はPCで、チャレンジタッチ(タブレット学習)受講者は専用タブレットで取り組みます。
全学年の小学生が、国語と算数の小1~6年全範囲に取り組むことができます。つまり、小1~6年範囲の先取りも、さかのぼりもOKです。
なお、国語の漢字については漢検2級(高校相当)まで、語彙読解については中1レベルまでカバーしています。
進研ゼミ AI国語算数トレーニング
教科 | 先取り学習内容 |
---|---|
国語 | 漢字・語彙・読解 |
算数 | 計算・図形・数・量・データ活用 |
進研ゼミ・AI国語算数トレーニングでも、学校で習っていないことを小学生が1人で学べるよう工夫されています。
(算数の場合)
- STEP 1レベルチェック
自分に合った専用カリキュラムで無理なくスタート
- STEP2解説動画などで解き方を学ぶ
- STEP 3ステージクリアテスト
制限時間内に全問正解してステージクリア
正確性や速さを鍛える - STEP 4攻略レッスン
間違いの傾向に合わせて、苦手克服のための問題が出題される
- STEP 5スピードバトルに挑戦
レッスンに取り組むともらえるチケットで「計算タイムアタック」に挑戦(2022年8月開始予定)
最後のスピードバトルでは、ランキング上位に入ると「バッジ」がもらえます。これがさらなる学習への動機づけにもなる仕掛けになっています。
スマイルゼミ・進研ゼミを公文と比較
スマイルゼミや進研ゼミでも先取り学習ができるのは分かったけれど、公文とどっちが良いのかしら?
スマイルゼミ「コアトレ」や進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」で先取り学習する場合と公文とを比較して、それぞれのメリットやデメリットを考えてみましょう。
公文とのコスパ比較
幼児~小学生の公文(くもん)のお月謝は、1教科で7,150円(税込)です(東京・神奈川は7,700円)。公文で学べる教科は国語・算数(数学)・英語の3つ。2教科を受講するケースが多いようですが、その場合はお月謝は2倍に、3教科の場合は3倍になります。
私は息子が年長児の時に、公文の教室に無料体験に行ったことがあります。月謝を1ヵ月でやるであろうプリントの枚数で割って考えると、1枚あたり随分高額だなと知って驚いたのを覚えています。
小学1年生が公文に通った場合と、スマイルゼミや進研ゼミを受講した場合の受講費を比較するとこうなります:
公文・スマイルゼミ・進研ゼミ
月謝比較(税込)
公文1教科 | 7,150円 |
公文2教科 | 14,300円 |
スマイルゼミ | 3,278円 |
進研ゼミ | 3,180円 |
※公文受講費は東京・神奈川以外の場合。
※スマイルゼミ、進研ゼミは2022年度小1講座、12ヵ月一括払いの場合の月あたりの金額。
※上記の他にスマイルゼミでは専用タブレット代10,978円(税込)がかかります。進研ゼミ・チャレンジタッチの場合も専用タブレット代9,900円(税込)がかかりますが、6ヵ月の継続利用で実質無料になります。
公文と比較すると、スマイルゼミや進研ゼミ・チャレンジ/チャレンジタッチの方がずっとお安いのがわかりますね。
小学1年生の場合、スマイルゼミ・進研ゼミ共に、国語・算数・英語の3教科が学べます。小3年からは理科・社会も学べます。全学年でプログラミング学習の配信もあります。教科数を増やすとお月謝も高くなる公文と比較して、スマイルゼミや進研ゼミには、低料金のまま複数教科を学べるメリットがあります。
関連記事 スマイルゼミ体験レビュー⇒
関連記事 チャレンジタッチ体験レビュー⇒
そのメリットに加えて、国語と算数については、スマイルゼミでは「コアトレ」、進研ゼミでは「AI国語算数トレーニング」が2022年3月末にプラスされたのです。つまり公文と同じように、どんどん先へ進めるようになりました。英語はこれらの無学年学習には含まれていませんが、もともと充実しているので問題ないかと。つまり追加料金なしで、公文式でできることがすべてカバーされると言ってもよさそうです。
というわけで、スマイルゼミと進研ゼミ・チャレンジ/チャレンジタッチは、低料金なのに国語と算数については公文のように全学年内容を勉強できます。さらに英語やプログラミング学習も含まれます。それらを考え合わせると、スマイルゼミと進研ゼミ共に、コスパ面で公文よりも断然お得ですね。
公文との算数比較
公文(くもん)の算数は計算中心です。基本的に図形や文章題は扱いません。これは、中学・高校以降に数学で困らないように、高い計算力を身につけさせるためだそうです。
なるほど、計算力の強化が重要なのはその通りでしょうね。計算練習は小学生にたっぷりやってもらいたいと思います。
でも親としては、図形や文章題も気になりますよね。計算はできるのに図形でつまずいてしまう小学生や、 文章題になると問題の意味が分からなくて解けなくなる小学生は実際に少なくないはず!
それではスマイルゼミ「コアトレ」や、進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」の算数はどうなのでしょう?
上で紹介した通り、両者とも、計算はもちろんのこと、図形もガッツリ扱います。
またそれぞれを実際に使ってみたところ、文章題もしっかり出題されています。またどちらも、グラフの読み取りなどの「データ活用」と呼ばれる思考力系の問題もあります。
計算だけでなく、図形や文章題も含めて先取り学習させたいというご家庭には、スマイルゼミ「コアトレ」や進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」のメリットは大きいと言えそうです!
公文との取り組みやすさ比較
丸つけ
公文に入会すると、通常は週に2回教室に通うことになります。教室でプリントに取り組み、さらに宿題としてプリントが出されます。その宿題を終えたら、週2回の教室に行く日に、先生に宿題の丸つけをしてもらい、間違えた問題は直し、その上で次のプリントへと進むことになります。つまり先生に週に2回丸つけしてもらうまでは、幼児~小学生は、自分の出来具合が分からないし、解き直しもできないということになりますね。
三男一女のお子さん四人全員を東大理三(医学部)に合格させたことで有名な「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんは、お子さん達が1歳半(次男さんは生後8ヵ月)の時から公文に通わせたそうです。すごい!
けれどもそれほど公文を愛用していた佐藤ママでさえ、先生による採点やその後の解き直しは、公文の「難点」だと言っています。
私が公文式で唯一難点だと感じていたのは、間違えたところの見直しに時間がかかる点でした。(中略)公文式では「間違えたところを消して、やり直して、また提出する」ということを全部自分でやることを「勉強」としていますが、それは幼い子にとってはかなりハードルが高いと私は感じていました。(中略)自分が間違ったところを消しゴムで消す時間と手間、採点の順番を待つ時間もけっこう長いですから、時間がもったいないと思うこともありました。
2021.4.25 DIAMOND online より引用
佐藤ママによれば、公文では、先生の丸つけを待つ時間が無駄だったり、間違えた箇所を消しゴムで消して書き直すのが、子供にとっては負担だということですね。
そういった公文のデメリットと比較すると、スマイルゼミ「コアトレ」や進研ゼミ・チャレンジ「AI国語算数トレーニング」では、幼児~小学生が問題を解くと即座に自動採点されるので無駄がないです。自動採点は、タブレット学習の強みですね。
スマイルゼミや進研ゼミ・チャレンジなら、何ができて、何がまだダメなのか、お子さんは待たされることなくすぐにわかります。それによってストレスなく学習を進められそうです。
学習の理解
公文は「自学自習」を基本としています。お子さんは、プリントに書いてあることを読んで、単元のポイントを理解していかなければなりません。教室にいる先生が教えてくれることもあるでしょうが、基本的には、プリントに取り組みながら自分で理解していくことになります。
一方、スマイルゼミ「コアトレ」や進研ゼミ・チャレンジ「AI国語算数トレーニング」なら、動画などでポイントを解説してくれます。一度で分からなかったら繰り返し見ることもできます。これもタブレット学習ならではのメリットですね。
先取りの効率のよさ
公文(くもん)では、教室の先生の判断で先取りのスピードが決まっていきます。次のレベルのプリントに進みたくても、先生からOKが出なければ、そうすることはできません。また先生に会える教室に行く日にならなければ、先へ進めません。
一方、スマイルゼミ「コアトレ」なら確認テストに、進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」なら「ステージクリアテスト」に合格すれば、即座に次のレベルに進むことができます。
スマイルゼミや進研ゼミの方が先生の判断を待たなくて良い分、効率よく先取り学習を進められるメリットがありそうです。
場所
スマイルゼミや進研ゼミで公文のような先取り学習をするもう1つのメリットは、なんといっても自宅で取り組めることでしょう。
他に習い事がある場合は特に、週に2回教室に通うのは忙しいですね。
公文の教室で他の子に囲まれて勉強する緊張感が刺激になってよいという考え方もあるでしょうが、 逆に教室でじっと座っているのがまだ難しいお子さんもいることでしょう。
でも自宅なら、ちょっとしたすき間時間に取り組むことが可能です。
進研ゼミさんに問い合わせたところ、「AI国語算数トレーニング」については、日々の学習に「プラス10分」を想定しているのだそう。自宅で10分程度なら、なんとかなりそうですよね(^^)
お楽しみ要素
先取り学習に取り組むために大切なのは「続けられるか」ということ。勉強すること自体を楽しいと感じてほしいですが、なかなかそううまくはいきません。特に幼児~低学年の小学生には、何らかの「お楽しみ」が欲しいところ。
スマイルゼミ「コアトレ」では、学習すると「経験値」が貯まり、メダルやトロフィーのアワード(賞)がもらえます。画面に自分がゲットしたメダルやトロフィーがどんどん並んでいく仕掛けになっています。
一方、進研ゼミ・チャレンジ「AI国語算数トレーニング」では、学習して自分のランクが上がる度に「称号」が与えられます。また、学習後のスピードバトルでランキング上位に入ると「バッジ」がもらえます。
それでは公文のお楽しみ要素はどうかというと、学年相当の教材よりも半学年以上先を学習しているお子さんには、「認定証」がプレゼントされるそうです。誰でももらえるものではないので、公文に通う場合には、ご家庭でご褒美シールなどを用意するとよいかもしれませんね。
スマイルゼミと進研ゼミならどっち?
スマイルゼミや進研ゼミには公文にはないメリットがあるのは分かったけれど、スマイルゼミと進研ゼミを比較したらどっちがいいの?
お子さんの年齢に注目すると、どちらが良いか決めやすいですよ。
幼児に先取りさせたい場合
スマイルゼミの幼児コース「すまいるぜみ」は、年少さん、年中さん、年長さんを対象としたタブレット学習です。無学年学習「コアトレ」は、この幼児コース「すまいるぜみ」にも適用されています。つまり、例えば年中さんが年長範囲を学習したり、小学範囲を先取りしたりすることが可能です。(システム上は幼児コース受講者でも中3範囲まで取り組めるようになっています。)
一方、進研ゼミの幼児コース「こどもちゃれんじ」は、0歳~年長さん対象の【紙のワーク+知育玩具】の学びです。このうち年長コースにはタブレット学習「じゃんぷタッチ」、年中コースにはタブレット学習「すてっぷタッチ」も提供されています。そして年長「じゃんぷタッチ」にのみ、無学年学習「AI国語算数トレーニング」が採用されています。
というわけで、年少、年中さんが国語や算数の先取り学習をしたい場合、選ぶべきはスマイルゼミ。一方、年長さんの場合は、進研ゼミ・じゃんぷタッチまたはスマイルゼミのどちらか、ということになります。
就学前に通信教育で先取り学習をするとなると、1学年上のコースを受講する方法がよくとられますね。年少さんが年中コースを受講したり、年中さんが年長コースを受講するなどです。
確かに4月生まれのお子さんや発達の早いお子さんだと、自分の年齢コースだと物足りなく感じることもあるでしょうね。ただ気をつけたいのは、まるまる1年上のコースを受講すると結構難しい内容が出てきて、先取り学習に失敗するご家庭も少なからずあるということです。
そんな失敗を避けるためにも、「コアトレ」付きのスマイルゼミ幼児コースなら役立ちそうです。年長さんなら「AI国語算数トレーニング」つきの進研ゼミ・じゃんぷタッチもよいでしょう。自分の年齢コースの学習をメインにして、お子さんのペースで必要な分だけ先取りができるからです。 国語だけ、算数だけの先取りなど、自由度も高いです。もちろん学年を超えてのガッツリ先取り学習もできます!数字が好きなので算数だけは小学内容を始めるなど、好きな取り組み方ができるメリットがありますよ!
小学校低学年に先取りさせたい場合
お子さんが小学校低学年で、公文式のような先取り学習を通信教育で行いたい場合、スマイルゼミか進研ゼミ・チャレンジ/チャレンジタッチのどちらが良いかは迷うところですね。
受講費だけを比較すると、両者の間に大差はありません。但し、専用タブレット代が進研ゼミなら6ヵ月の継続使用で無料になるのに対し、スマイルゼミでは10,978円かかります。ですので、タブレット代金を含めて考えると、進研ゼミ・チャレンジタッチの方がお安いと言えます。
スマイルゼミ・進研ゼミ
受講費比較(税込)
学年 | スマイルゼミ 標準クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|
1年 | 3,278円 | 3,250円 |
2年 | 3,520円 | 3,490円 |
3年 | 4,180円 | 4,460円 |
4年 | 4,840円 | 4,980円 |
5年 | 5,720円 | 5,980円 |
6年 | 6,270円 | 6,370円 |
進研ゼミは楽しい付録がついていたり、参加型オンラインライブ授業があったり、英検準1級レベルまで伸ばせるチャレンジイングリッシュがついていたり、「赤ペン先生」の添削指導があったり、電子書籍約1,000冊が読めたりと、とにかく盛りだくさん!
「安い方がいい」「AI国語算数トレーニング以外にも色々利用したい」というご家庭には、進研ゼミ・チャレンジの方がおすすめです。
関連記事 チャレンジイングリッシュ体験レビュー⇒
関連記事 チャレンジイングリッシュAIスピーキング⇒
確かに進研ゼミは、色々な学びを利用したい人にはメリット大です。
ただし、進研ゼミのチャレンジ(紙教材)で無学年学習のAI国語算数トレーニングを利用する場合は注意が必要です。
というのは、チャレンジ(紙教材)受講者がAI国語算数トレーニングを使うにはPCで利用することになり、PCだと使い勝手が悪くなってしまうからです。
例えば、チャレンジタッチなら算数の筆算などをタブレットに書き込んで答えたり、ひらがな・漢字をタブレットに書いて、細かい点までシステムによるチェックや採点を受けることができます。一方PCだと、計算は別の紙にやって答えのみをキーボードで入力したり、漢字は書くのではなく選択式で答えたりなどするからです。
その点、スマイルゼミなら、タブレットなのに「書いて学ぶ」ことにこだわっていて、コアトレでもそれが活かされています。計算や漢字や文章など、しっかり書いて答えさせてくれます。
公文ではプリントにコツコツ「書いて」問題を解いていきますよね。そのような勉強を家庭でやっていこうというのですから、タブレット学習であってもしっかり記述させてくれるスマイルゼミは、利用価値が高いと思います。
小学校高学年に先取りさせたい場合
小学校高学年になると、中学受験をしないご家庭で気になるのは、高校受験を見据えた中学入学までの学習です。
高学年になると、高校受験で困らないように、中学範囲を先取りするために通塾する小学生も増えてきます。
そんな中学内容の先取りをするためにも、スマイルゼミ「コアトレ」は役立ちます。コアトレは、中学3年範囲までの国語・算数(数学)をカバーしているからです。
一方、進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」は、小学6年範囲までしか扱っていません。(国語の語彙・読解は中1レベルまで、漢検は高校相当の2級まで対応していますが。)ですので先取りという点では、特に算数については、6年生にはあまりメリットがありません。
小学生のうちに中学範囲を先取り学習したい小学生におすすめなのは、断然スマイルゼミですね。
なお、さらに他社と比較なさりたい方は、無学年学習のタブレット通信教育8選比較 も合わせてご覧ください。
スマイルゼミ無学年学習「コアトレ」は、幼児~小学6年生が年長~中3内容の国語・算数を学習できる画期的なプログラム!公文と同じように先取り学習ができるのに、公文にはないメリットがたくさんです!
進研ゼミ無学年学習「AI国語算数トレーニング」では、小学1~6年生が小学全範囲の国語・算数を学習できます。先取りできる範囲はスマイルゼミには負けてしまいますが、コスパが良く、特別付録教材やオンラインライブ授業など、お楽しみが盛りだくさんです!
コメント