進研ゼミ・こどもちゃれんじ年長さんコースに2022年春タブレット学習「じゃんぷタッチ」が登場。2023年春には年中さんコース「すてっぷタッチ」も追加に。そこで教材研究のために「じゃんぷタッチ」を実際に受講してみたので、利用者の方々の評判と合わせて、詳しいく口コミ、解説します!
※2024年10月時点での情報です。お申込みの際は、最新情報を公式サイトでご確認ください。
「じゃんぷタッチ」「すてっぷタッチ」とは?
こどもちゃれんじ年中・年長児のみ対象
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチは」、進研ゼミ・こどもちゃれんじの中の、年中さん・年長さん向けの新コースです。
現在こどもちゃれんじには、年齢別に次の6コースがあります。
知育玩具(エデュトイ)や紙のワークを中心に楽しく学びます。
対象年齢 | コース名 |
---|---|
0~1歳 | ベビー |
1~2歳 | ぷち |
2~3歳 | ぽけっと |
年少さん | ほっぷ |
年中さん | すてっぷ |
年長さん | じゃんぷ |
そしてこのうちの年長さん「じゃんぷ」にのみ、2022年春に専用タブレットを使う「じゃんぷタッチ」が登場しました! さらに2023年春に、同じく専用タブレットを使う「すてっぷタッチ」も追加になりました!
進研ゼミはこれまでも小学1年~中学生向けに専用タブレットを使った学習を展開してきました。それを年長さん、さらに年中さんまで引き下げたということになります。
なお、年中さん・年長さん全員がタブレット学習になるというわけではありません。年中さんや年長さんは、従来の紙ワーク中心の「すてっぷ」「じゃんぷ」にするか、タブレット学習「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」にするか、好きな方を選ぶことができます。
従来の「すてっぷ」「じゃんぷ」とタブレット学習「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」とでは、料金が異なります。すてっぷタッチ、じゃんぷタッチの方が、少し高くなります。
すてっぷタッチ/じゃんぷタッチ
2024年度 受講料(税込)
支払い方法 | 従来の すてっぷ・じゃんぷ | すてっぷタッチ じゃんぷタッチ |
---|---|---|
年払い | 32,760円 (月あたり2,730円) | 38,760円 (月あたり3,230円) |
毎月払い | 3,290円/月 | 3,990円/月 |
実は上記のお値段は、2022年度より少し高くなっています。タブレット学習で有名なスマイルゼミの年中・年長さんコースは、毎月払いで3,960円、年払いで月あたり3,278円(税込)です。つまり2024年度の「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」の受講費は、スマイルゼミとほぼ同じになりました。
但し、スマイルゼミはタブレット代10,978円がかかりますが、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」では6ヵ月の継続利用でタブレット代8,300円(税込)が無料になります。つまり「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」はタブレット代実質0円です。それを考えると、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」の方がスマイルゼミよりもお安いです。
関連記事 すてっぷタッチ/じゃんぷタッチvsスマイルゼミ徹底比較⇒
また、後で紹介しますが、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」の方がタブレットの特性を活かして、従来の「すてっぷ」「じゃんぷ」よりも学習量が多くなっています。受講料はアップしますが、勉強量もしっかり増えるので、従来の紙教材との価格差はリーズナブルと言えるかもしれません。
詳しくは、こどもちゃれんじ年中【すてっぷタッチ】【すてっぷ】どっちがいい? をご覧ください。
ちなみに小学1年生になって進研ゼミ・チャレンジタッチを受講する場合は、同じタブレットを使い続けることができます。いったんお休みして進研ゼミに再入会する場合も同様です。タブレットを購入し直す必要はありません。
12分野の学習
年長さん用「じゃんぷタッチ」では、12分野の学びが専用タブレットに配信されます。(年中「すてっぷタッチ」は11分野)
自信をもって小学入学を迎えられるように、ひらがな、カタカナ、数・図形、時計などの学習ができるのはもちろんのこと、近頃流行りの思考力問題やプログラミングや英語までカバー!集団生活に必要な社会性やルール・マナーも教えてくれますよ。
幅広く全部揃っていますね。このすべてがタブレット1台で完結するのは便利です!
じゃんぷタッチの口コミ・評判
まずは、じゃんぷタッチ・すてっぷタッチを受講中の方々の口コミを紹介しますね。
口コミ1:ひらがな・カタカナを覚えられた!
じゃんぷタッチでひらがな、カタカナ覚えてくれたのでありがたい (twitterより)
じゃんぷタッチが思ってたより良くて✨
— chaa(ちゃあ) 👦3y&👧5y ≪断捨離中≫ (@happy_chaa) March 21, 2022
25日から本格的にDL開始だからまだお試しではあるけど、5歳娘の元に届いてから様子見てたら書き順ナビが素敵。
①順番見る②なぞってかく③見て書く
の、③が↓みてると何回かやれば自分でお手本みたいに書けるようになってたし書き順逆だったの治った✨ pic.twitter.com/Ztn8mtN01U
言い間違いと同じく、書く逆さ文字も指摘せずにいたんだけど、今日すてっぷタッチやってたら「これ反対だったんだぁ」って自分で気付いた!文字の向きはわかった上で書くときに逆さになっちゃうのかと思ってたけど、ちゃんと気付けるのね (twitterより)
長男がすてっぷタッチのおかげで文字を覚え、ついに初めて文字を書いてくれた!!!嬉しいー!! (twitterより)
口コミ2:楽しい!
じゃんぷタッチ、やっぱり夢中になってやってます (twitterより)
じゃんぷタッチは、ストーリー仕立てで楽しく取り組める! 短い時間でできるので、朝学習に使ってます。 (twitterより)
じゃんぷタッチ、なかなかに楽しんでやってる( *´艸`) (twitterより)
4歳児、熱あって幼稚園休んだのにすてっぷタッチの観察ゴーのやつずっとやってるw 男の子好きねこういうの (twitterより)
口コミ3:一人で取り組める!
いやいやじゃんぷタッチにして本当よかった😨
— rui (@ruu_6666) March 23, 2022
めちゃいいじゃんこれ。なぞりんパッド散々だったから不安だったけどこれはいいわ。
早生まれ5歳、ワーク大好きだけど私が付きっきりで説明しないといかなかったから、タブレットが説明してくれるの有り難すぎる😳
年長になるタイミングでチャレンジのじゃんぷタッチ(タブレット)はじめました〜! 1人でも楽しくお勉強できてて、最近は土星の話とか体の仕組みとか色々教えてくれてびっくりしてます(twitterより)
じゃんぷタッチ メリット
・娘が一人で取り組める (twitterより)
じゃんぷタッチ受講中です〜!紙よりもとっつきやすいみたいで、親も楽です (twitterより)
娘がすてっぷタッチって、めちゃめちゃだんごむしについて学んでてわろた。つきっきりで見れなくても、今日はどんな内容のことしたとか、なぞって書いた字が送られてくる機能があって、後で的確に褒めれるのが良い。 (twitterより)
すてっぷタッチめちゃくちゃ良い。ほっぷまでは毎日親が声掛けして、横でサポートしていた。今では、すてっぷタッチが毎日同じ時間に声掛けし、娘は自分でタッチを開き教材を進め、自動で丸付けされ、励まし誉めてくれ、いつの間にか教材が終わってる。親の手間皆無。素晴らしい。 (twitterより)
口コミ4:学習習慣がつく!
息子くんじゃんぷタッチ毎日頑張ってるー! 何も言わなくても進んでやる習慣がついてきてるのは本当にありがたい (twitterより)
口コミ5:幅広く学べる!
プログラミングや時計、図形、音楽、自然、アート、英語と幅広く学べる (twitterより)
息子は1歳から英会話教室やオンライン英会話をやったけれど、続けてくれなくて諦めてたけど、じゃんぷタッチでやっと英語にハマってくれてる!!! (twitterより)
じゃんぷタッチで学んだことを教えてくれる双子。「血液は骨で作られるんだよ!血小板は目に見えないけどあるんだよ!」など。 (twitterより)
じゃんぷタッチは音読練習もできる✨#じゃんぷタッチ pic.twitter.com/thvQ0yeTsz
— ぐんぐん幼児教育 (@gungunyouji) November 7, 2022
口コミ6:先取り学習ができる!
今日の3レッスン終わったけどもっとやるー言って追加レッスンしてる。上の子が小1のさんすうで今やってるなんばんめってやつ年中でやるのいいわ (twitterより)
口コミ7:親子のコミュニケーションも楽しめる!
こどもチャレンジのじゃんぷタッチ(っ ॑꒳ ॑c)
— ピカりん🍰出会いに感謝🌷 (@pika_rin8pon) April 22, 2022
届いてから今日まで皆勤賞で、毎日やってます❤️
一人でできるのが助かります✨✨
あと、お手紙が届くのと、何を頑張ったかのお知らせ何気に嬉しい🥰#じゃんぷタッチ#タブレット学習#タブレット教材 pic.twitter.com/B41suDYcMQ
じゃんぷタッチの写真が変顔すぎて笑う
— 🎂まめ (@peaplants) March 27, 2022
メッセージもかわいい
プラスレッスンの存在に今日気づいた私です pic.twitter.com/GyrKc68Exk
口コミ8:タブレットだけでは不安!
じゃんぷタッチにしたのはいいけど、やっぱタブレットだけじゃ硬筆の練習不足するよなーと思いつつ、最近ノートに文字書いて、しりとりしたり、質問に答え書いたりで一緒に遊んでる (twitterより)
口コミ9:ワークが簡単すぎる!
キッズワークめちゃくちゃ簡単。追加レッスンは思考ぐんぐんワークに近い難易度だが、そこまでではない (twitterより)
口コミ10:適当にやってマルになってしまう
じゃんぷタッチ、適当にどっちか押して間違えたら違う方押すって感じで…全く文章読んでない。うーん。横についてちゃんとやってるかみてないとダメかも。あれれ〜って何回も聞こえてくるからおかしいと思ったんだよね。 (twitterより)
SNSでの口コミや評判を読むと、タブレット学習「すてっぷタッチ」や「じゃんぷタッチ」のメリットが見えてくる気がしますね。注意すべき点もありそうです。私が実際に受講して分かったことを踏まえながらまとめていきましょう。
こどもちゃれんじに何故タブレット?
そもそも進研ゼミ・こどもちゃれんじ年長さん向けに、どうしてタブレット学習「じゃんぷタッチ」が始まったのでしょう?年中さん向けに、どうして「すてっぷタッチ」が追加されたのでしょう?
私は、昨今のご家庭やお子さんの事情が背景にあるのかなあ…と思いました。
まずママ達は忙しすぎる!朝から晩まで家事やお子さん達のお世話に追われて、一日があっという間に過ぎていきます。お仕事をしているママはなおさらです。お子さんの横に座って文字や数を教えてあげたいけれど、その時間がもてないというご家庭はたくさんあるのでは?
それから近頃のお子さんの傾向の問題。一昔前と違って、今のお子さんにはデジタルツールの誘惑が多すぎる!勉強の前に、まずはお子さんが夢中になっているゲームやYouTubeなどと闘わなくてはならないママ達も多いのでは? ゲームやYouTubeを止めさせて、紙のワークに向かわせるのは、至難の業かもしれません。
そこで「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」タブレットの登場です!お子さんの勉強をみてあげられない忙しいママにとっても、デジタルツール好きなお子さんにとっても、タブレット学習はメリット大だからです。
じゃんぷタッチ・すてっぷタッチのメリット
しまじろうが声かけてくれる
親が何も言わなくても紙のワークに向かってくれるお子さんだったら、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は不要だと思います。
でも「ゲーム止めなさい~!」「お勉強始めなさい~!」と声がけしたり、叱ったりしなければならないご家庭も多いのでは?
ママ達は本当は「〇〇しなさい」と言いたくないですよね。言わなくても自分でワークに向かうようになってほしいと思っていることでしょう。でもお子さんが自主的に勉強を始めるまでいつまでも待っているわけにいかないから、声がけせざるを得ないのですよね。
ところが「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」なら、設定した時間にしまじろうがお子さんに呼びかけてくれます。
まずは学習する曜日と時間を設定します。
すると、タブレットをスリープ状態にしておけば、しまじろうが「タッチの時間だよ!」などと誘ってくれます!
親に「勉強しなさい」と言われるのは嫌でも、デジタルツール好きなお子さんなら、タブレットからしまじろうに話かけられるのは悪い気はしないのでは? また、しまじろうが声がけしてくれることで、ママがいなくても学習の時間だと気づくことができます。
ママにとってもお子さんにとっても、「じゃんぷタッチ」を使えば気持ちよく学習をスタートできるメリットがありそうです。
やるべきことがすぐにわかる
進研ゼミ「じゃんぷタッチ」では、タブレットのホーム画面にその日のレッスンが3つ表示されます。それによって、お子さんは「何をすればよいか分からない」ということがありません。
この日の「きょうのレッスン」で表示されたのは、キッズワーク、こくごさんすう、ルール・マナーの3つです。最初のキッズワークは大きくなっていて、「タッチしてくれ~」という具合にピクピク動くので、お子さんが間違えようがありません。残り2つはロックされているので、そちらから始めることもできません。
つまり、まず何から始めればよいかが一目瞭然なのです。お子さん1人でも取り組める仕掛けになっているのが分かりますね。
さて、各レッスンは5分ほど。それが3つなので、5分×3回で1日15分間のレッスンです。年長さんが集中して取り組むのに丁度よい量ではないでしょうか(年中「すてっぷタッチ」は、各レッスン3分ほど)。
動画や音声解説がある
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」では、問題の解き方などは動画や音声で解説してくれます。まだお子さんがひらがなをスラスラ読めないとしても、問題ありません。
これは、おうちの方がそばで教えてあげられなくてもお子さんが一人で進められる、タブレットならではのメリットといえますね。
動かしながら学べる
タブレット学習の強みの1つは、体験しながら学べることでしょう。
例えば数の学習では、実際にものを動かして、数えたりしながら学んでいきます。
算数に苦手意識を持つ前に、タブレットで遊び感覚で数や計算に親しむことができますよ。
自動丸つけ
タブレット学習ですから、問題を解けばその場ですぐに採点されます。ママの丸つけを待つ必要がありません。
間違えたときは動画や音声で説明してもらえます。そして正しい理解へとつなげていくことができるようになっています。
プラスレッスンで応用問題も!
先に紹介した利用者の方々の口コミの中で、「キッズワーク(基本のワーク)が簡単すぎる」というものがありました。
こどもちゃれんじは小学校入学に向けて万全の備えをするための教材です。ですので、すでにある程度学習が進んでいるお子さんによっては、簡単すぎたり量が少ないと感じる場合もあるかもしれません。
ここで朗報を1つ!
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」には、基本のメインレッスンに加えて、応用レッスン(プラスレッスン)も用意されています。
メインレッスン | プラスレッスン | |
---|---|---|
すてっぷタッチ | 約25レッスン/月 | 約15レッスン/月 |
じゃんぷタッチ | 約26レッスン/月 | 約20レッスン/月 |
メインレッスンとプラスレッスンの問題数を合わせると、じゃんぷタッチの場合、従来の紙教材・総合コース「じゃんぷ」の、なんと3倍以上の問題に取り組むことができるようになっているのです。
じゃんぷタッチのメインレッスンがどれほど多岐にわたるか、プラスレッスンにはどのようなものがあるか、12月号を例に動画にまとめたので、ご覧ください↓↓
なお、プラスレッスンに取り組んでも量が少ないと感じたら、こどもちゃれんじに無料でついてくる「デジタルワーク」を利用することもできますよ。
しっかり入学準備
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」では、小学校入学に向けて少しずつ学習を積み上げていきます。
そして入学を間近に控えた「じゃんぷタッチ」3月号はかなりステップアップします。入学準備を万全にしていることが伝わってきます。
じゃんぷタッチ3月のレッスンからいくつか紹介しましょう
まず、しまじろう達の会話に小学校入学のことが頻繁に出てきます。しまじろうが卒園してもうすぐ小学生になるという設定になっています。
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は学習だけでなく、気持ちの面でも小学校入学に備えさせてくれます。
肝心の学習はどうかというと、例えばひらがなは、バランスが難しい文字の練習をします。これで入学までに一通りひらがなの練習が終わりになります。
3月には、カタカナの読み・書きの練習もしっかりやります。
助詞の使い方などにも取り組み、小学校で文を正しく書くことに備えます。
時計の読み方はこれまでに学習済みですが、3月にはさらにステップアップ。単に時計を読むだけでなく、条件(3時に出発するバスに間に合う時間)を理解して判断する作業もします。
さらに引き算につながる学習もあります。
じゃんぷタッチで学習していけば、4月には安心して入学を迎えられることが分かりますね。
先取り学習も!
じゃんぷタッチのみになりますが、「AI国語算数トレーニング」の配信もあります。
AI国語算数トレーニングとは、国語と算数について、小学6年範囲までの先取り学習ができるというもの。
関連記事 【公文と比較】進研ゼミとスマイルゼミの先取り学習⇒
これによって、小学内容をガンガン勉強したい年長さんも、きっと満足がいくことでしょう。
教材がたまらずにスッキリする
従来のこどもちゃれんじ「すてっぷ」「じゃんぷ」では、紙のワークの他に、「エデュトイ」と呼ばれる知育玩具や特別教材やDVDなども頻繁に届けられます。それがこどもちゃれんじの魅力でもあるのですが、モノが増えて嫌だというご家庭もあるようです。
一方、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」の取り組みは、基本的にタブレット一台で完結します。モノが増えるのが気になるご家庭には嬉しいポイントですね。
「基本的に」というのは、エデュトイも年に2回届けられるからです。それは実物を使うことで学びを深めるためだそう。モノが増えるのが苦手なご家庭でも、年2回程度なら、丁度良いお楽しみと言えるかもしれませんね。
例えばこちらは、じゃんぷタッチ10月号のエデュトイ「1日1回勉強デジタルスタンプ」。
学習開始時にタブレットにこのデジタルスタンプを押すと、しまじろう達キャラクターが画面に飛び出してくる仕掛けになっています。
こんな具合に、基本は専用タブレット1台ですが、時々はエデュトイのお届けがあります。これによって学習にメリハリがつくメリットがありそうです。
ごほうびがもらえる
「じゃんぷタッチ」では学習(レッスン)に取り組む度に、タブレット上に「できた!プレゼント」が届きます。
プレゼントのテーマは月ごとに変わります。
プレゼントでもらったアイテムを集めたり、アイテムと一緒に写真を撮ったりと、タブレットならではの楽しみ方ができます。
デジタルツールに普段から慣れている今どきのお子さんにとって、こういうプレゼントはゲーム要素があって、ウケがよさそうです!
ごほうびがあることで、取り組みを継続する動機づけにもなります。
メッセージのやり取りができる
利用者の方々の口コミでも紹介しましたが、じゃんぷタッチには、お子さんがママやパパにメッセージをメールで送る機能がついています。
ママやパパにメッセージを書くことは、文字の練習にもなりますね。
お子さんからメッセージを受け取ったら、それに対してタブレット宛てに返信をすることもできます。
お子さんとのメッセージツールとしても、「すてっぷタッチ」や「じゃんぷタッチ」は楽しめそうです。
じゃんぷタッチ・すてっぷタッチの気になるところ
「じゃんぷタッチ」「すてっぷタッチ」について気になる点を考えてみましょう。
紙ワークの方が良い?
紙教材とタブレットのどちらが良いかは、多くの親御さんが迷うところでしょうね。
学習の基本は紙に書くことなので、親御さんがお子さんの隣にいてあげられて、学習の様子を確認したり、ワークの丸つけをしてあげられたりするのでしたら、紙教材の方が良いかなと私は思います。親子の触れ合いタイムにもなりますし。
けれども親御さんが忙しくて、勉強を見てあげられないことをストレスに感じたり、紙教材だとやりたがらないとイライラするくらいでしたら、タブレットに任せてしまうのは良いアイデアだと思います。ママが楽しくしている方が、お子さんだって嬉しいはずですから!
なお、総合コース・紙教材「すてっぷ」「じゃんぷ」と、タブレット「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」のどちらが良いかで迷ったら、とりあえずは紙教材で始めてみるのも一案です。紙のワークでうまくいきそうだったらそのまま続ければよいし、そうでなければ途中で「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」に変更することができます。
逆の場合(「すてっぷタッチ」⇒「すてっぷ」、「じゃんぷタッチ」⇒「じゃんぷ」の変更)は、タブレットの継続利用が6ヵ月未満だと 8,300円(タブレット優待料金/税込)が発生してしまうので、注意してくださいね。
紙に書く勉強ができなくなる?
入学前に、鉛筆を正しく持って、適度な筆圧で文字を書けるようにしておきたいですね。「鉛筆を持って書くことがタブレット学習ではおろそかになるのでは?」と心配の方もいることでしょう。
鉛筆を使っての学習をサポートするために、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」 では、年に3回、紙のワークも届きます。タブレットだけでは不十分な点をケアするよう設計されていますよ。
進研ゼミならではの「赤ペン先生」の添削問題もあります。鉛筆で書いて解答して、タブレットで写真をとって提出するというもの。
タブレット学習でありながら「紙に書く」こともカバーしてくれるのは、鉛筆で練習させたいご家庭には、嬉しいポイントですね。
なお、紙のワークもやらせたければ、別途市販のものをプラスすることは難しくありません。100円ショップでも購入できます。
紙に書けないデメリットよりも、タブレット学習ならではのメリットを考えた方が、すっきり考えやすいかと思います。
幼児にタッチペンは扱いにくい?
幼児の場合、タッチペンの扱いに慣れていないから、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は使いづらいのでは??と心配する方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも心配不要です!
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は、幼児でも使いやすいように基本的に「指」で操作します。タッチペンが必要なのは、文字を書く時だけです。
ちなみに「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」の専用タブレットは、進研ゼミが2022年4月に取り入れた新型タブレット【チャレンジパッド・ネクスト】です。文字を書く時は、ノートに書く時と同じように画面に手を載せて書けるタイプなので、自然な書き方で学習することができます!
私も実際に試してみましたが、書き味がとてもいいです!ストレスなく、スラスラ書けますよ。
目に悪い?
タブレットというと目への影響が気になりますよね。
「すてっぷタッチ」のレッスンは1日10分、「じゃんぷタッチ」のレッスンは1日15分ほど。目への影響を気にする必要がない程度の長さです。
でも「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」には、レッスン以外にも「プログラミング」「時計」「ひらがな」「カタカナ」などの学習アプリもついています。ですので、時間を忘れて夢中になってしまうお子さんもいるかもしれませんね。
でも安心してください!
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」には、お子さんの目を守るための対策がきちんととられていますよ。
まずタブレット画面には、ブルーライト調整機能が施されています。
さらに30分が経過すると、しまじろうが「めを やすめてね」と休憩を促してくれます。
保護者宛には学習内容や取り組んだ時間がメールされるので、使い過ぎていないかを確認することもできますよ。
じゃんぷタッチ・すてっぷタッチの難易度は?
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は従来の総合コース「すてっぷ」「じゃんぷ」と比べて、難易度の違いはあるのでしょうか?
私は難易度について、進研ゼミさんに電話で問い合わせてみました。
すると、従来の「総合コース」と、「思考力特化コース」の両方を兼ね備えた難易度と考えることができるそう。
「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」には、基本的なメインレッスンの他、応用問題や思考力問題を扱うプラスレッスンがあることを上で紹介しました。
ですので、ざっくりいえば:
の難易度と考えてよいとのこと。
というわけで、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」は、基本問題から、難易度の高い応用・思考力問題までをカバーしていると言ってよいでしょう。
紙教材の総合コースでは簡単すぎるかも??と心配なご家庭でも、「すてっぷタッチ」「じゃんぷタッチ」ならプラスレッスンで応用問題にも取り組めるので、満足がいくかと思います。
ポイントは就学前の学習習慣!
紙教材を使うにしろ、タブレットを使うにしろ、大切なのは「学習習慣をつける」ということです。
小学校に入学すると、お子さんの生活はそれまでとガラリと変わり、お子さんの負担は大きくなります。
早起きして、大きなランドセルを背負って時間通りに学校に行くだけでも大変!じっと机に座って授業を受けたり、時間内に給食を食べたり、翌日の持ち物をノートに書いたり、掃除をしたり、学校からのプリントを忘れずに持ち帰って親御さんに渡したり、鉛筆を削って筆箱を整えたり、教科書やノートを揃えたり……。意欲的に学校生活を送れるようになる前に、身に付けていかなければならないことがたくさんあるのです。習い事などがあるお子さんだと、さらに忙しくて大変です。
それに加えて家庭学習の習慣も付けていかなくてはなりません。幼い1年生には負担が大きいですよね。
そこで私のおすすめは、小学校入学前に、家庭学習の習慣をつけてしまうことです!入学前に習慣づけてしまえば、入学後の負担が1つ減ります。勉強面のことがとてもラクになります!
「家庭学習」といっても、それほど大げさなことではありません。毎日少しでいいから、家庭での「お勉強タイム」を設けるのがポイント!そして、「勉強するのは当たり前」「勉強は楽しい」と感じられるように仕向けていくのです。
そのために役立つのが、こどもちゃれんじのような楽しい通信教育です。
関連記事 幼児通信教育15選比較⇒
タブレット学習には、上で紹介した口コミの通り、適当にやってもマルになる場合があります。真面目なお子さんは「わからない~、教えて~」と声をかけてくれるかもしれませんが、ちゃっかりマルをもらって済ましてしまうお子さんも中にはいることでしょう。
しかし、たとえそうであっても、「机に向かう」「家で勉強する」というミッションは達成できます。
タブレット学習は、その取り組みやすさや楽しさのゆえに、勉強に対するハードルをぐんと下げてくれます! 紙のワークは興味を示さないが、タブレットなら喜びそうというお子さんはたくさんいるはず!
お子さんが適当にやっていないか、チェックする必要が出てくるご家庭もあることでしょう。でもタブレットのおかげで学習習慣がついて、自信をもって入学を迎えられるご家庭もたくさんあるはずです!
ご家庭の必要に応じて、上手に通信教育を選んでみてください!
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