幼児用の通信教育教材は次のようにいろいろ評判がよいものがあって、どれが効果的なのか迷ってしまいますね。
今日は、小学館の幼児向け通信教育「ぷちドラゼミ」の効果について扱ってみたいと思います。
※小学館「ぷちドラゼミ」は2019年春より【まなびwith】に生まれ変わりました!
「ドラゼミ」は、子ども達が大好きな「ドラえもん」がキャラクターとして登場してくることで評判が高い通信教材です。キャラクターものなら内容が薄いのではないかと感じる方もいるかもしれませんが、その心配は無用です!なぜなら「ドラゼミ」は、我が子が小学生の時に大変お世話になった、「100ます計算」と「徹底反復漢字プリント」で知られる、陰山英男先生が監修されているのです!
もう何年も前のことですが、私は陰山英男先生の講演会に行ってきたほど、実は陰山メソッドの大ファンです(笑) 陰山メソッドは、「早寝・早起き・朝ごはん」の生活リズムを大切にしつつ、徹底反復によって学力を伸ばす、「学習習慣」を身に付けることを提唱しています。「ぷちドラゼミ」には、この学習習慣の確立という、おそらく幼児用通信教材を利用することの最大の効果が、基本になっているように思われます。
幼児向け「ドラゼミ」の特徴は?
小学館「ぷちドラゼミ」には年少・年中・年長の3コースがあります。3コースとも「1日2ページ」取り組めるように構成されています。つまり、毎日決まった量を継続して学習することで「学習習慣」が自然に確立されるという効果があるのです!
年少コースには「できたよシール」が、年中・年長コースには「おやくそくカレンダー&シール」がついています。毎日の学習が終わったらシールを貼ることで、学習の達成感を子どもに与え、学習習慣の確立をサポートしてくれます。
幼いうちに学習習慣を身につけさせることは重要です!
「小1プロブレム」という昨今の問題があります。小学校に入っても、机に座っていられない、先生の話を黙って聞けない、それによって授業が成立しないという問題です。
そのような行動に出てしまう子にとっては、勉強に対するハードルが高すぎるのです。それまで「学習する」という習慣がなかったので、勉強の場である学校に馴染むことができないのです。
毎日ほんのわずかの時間でよいので、小学校入学前のお子さんに「お勉強タイム」を体験させることで、
勉強は当たり前!
勉強は良いこと!
勉強は楽しい!
勉強すると褒められる!
私は勉強ができる!
というイメージを体に染み込ませてあげましょう。このイメージを持っているお子さんは、小学校入学の際に、とてもスムーズに本格的な学習に移ることができます。
この「幼いうちに学習習慣を身に付けさせる」という目的のために、幼児用通信教育は効果を発揮します!他の教材でも良いのですが、「ぷちドラゼミ」は1日2ページを目安に1ヵ月分が終わるように構成されているので、お子さんも親御さんも分かりやすくて、取り組みやすいのが特徴です。まさに学習習慣確立に効果的な教材だといえますね。
「ぷちドラゼミ」の教材とお値段は?
年少・年中・年長の各コースとも、毎月の教材の他に、入会時に送られてくるものと、年に数回のみ送られてくる「特別教材」があります。
ベネッセの「こどもちゃんれじ」は、毎月「付録」がついてくるので、それと比べると、「ぷち・ドラゼミ」の特別教材は回数が少なくて物足りないという口コミもありました。
一方で、「ぷちドラゼミ」の付録は毎月でなくても良質なもので、長く使えて無駄にならずによいといった、肯定的な評判も多数ネット上で見かけます。
具体的に各コースの教材&会費をリストアップしておきます:
<ぷちドラゼミ年少コース>
(月払い:1,998円・税込)
ひらがなポスター(入会時)
ひらがなシール(入会時)
ドラえもん「ひらがな・すうじカード」(入会時)
ぷちドラ「ほうびスタンプ」(入会時)
ドラえもん「ポストカードアルバム」(入会時)
学習パーフェクトナビ(入会時)
ワークブック(毎月)
ワークブックシール<A4・2枚>(毎月)
おやこノート(毎月)
ドラえもんからのお手紙(毎月)
ドラえもん「三角鉛筆&専用削り器」(7月号)
ぷちドラ「おはじき」(8月号)
かたちタイル(10月号)
<ぷちドラゼミ年中コース>
(月払い:2,268円・税込)
はじめての鉛筆ノート(入会時)
鉛筆持ち方教具「かきコプター」(入会時)
しつけ絵本「おやこでのびのび」(入会時)
ぷちドラ「ごほうびスタンプ」(入会時)
ドラえもんポストカードアルバム(入会時)
学習パーフェクトナビ(入会時)
ぷちドラうきうきDVD(入会時)
もじかずブック(毎月)
ちえトレーニングブック(毎月)
テキストシール(毎月)
おやくそくカレンダー&シール(毎月)
ドラえもんからのお手紙(毎月)
あいうえおふろシート(4月号)
かたちづくりパズル(7月号)
CD付絵本「えいごってたのしいな」(10月号)
えあわせパズル(1月号)
添削テスト「やってみようテスト」(9月号)
添削テスト「できるかなテスト」(2月号)
<ぷちドラゼミ年長コース>
(月払い:2,268円・税込)
かきかた練習ノート(入会時)
鉛筆持ち方教具「ユビックス」(入会時)
しつけルールBOOK(入会時)
ぷちドラ「ごほうびスタンプ」(入会時)
ドラえもんポストカードアルバム(入会時)
学習パーフェクトナビ(入会時)
ぷちドラうきうきDVD(入会時)
もじかずブック(毎月)
ちえトレーニングブック(毎月)
テキストシール(毎月)
おやくそくカレンダー&シール(毎月)
ドラえもんからのお手紙(毎月)
CD付「世界と日本のおはなし名作・リズムにのろうよ英語の歌」(4月号)
おけいこ時計(7月号)
さくぶんたまてばこ(10月号)
入学前準備チェック(12月号)
ドラえもん「ナンバーブロック」(1月号)
添削テスト「やってみようテスト」(6月号)
添削テスト「できるかなテスト」(11月号)
入会時や年に数回の特別教材を含めると、実に豊富です!
また、年中・年長コースの年2回だけですが、「Z会幼児コース」のように添削テストもあるのですね。親以外のプロの方に子どもが書いたものを見てもらって、子どもの筆圧、運筆、文字、語彙などをチェックしてアドバイスしてもらえるというのは、うれしい特典だと思います。
また入会時や年に数回の特別教材も、教育的に効果が高いものを揃えていることがわかりました。
例えば年少コース入会時の「ひらがな・すうじカード」。
「ひらがな」「ことば」「すうじ」「かず」の4種類のカードが入っています。
「ひらがな」カードに書いてある「あ」と、「ことば」カードに書いてある「あめ」の「あ」が同じ文字だと気付かせることを通して、子どもは「あ」を、他の文字と識別して読めるようになっていきます。私が我が子に七田式の「ひらがなカード」を使ってひらがなを教えたのと同じことが、この付録でできてしまいます!
数字については、「すうじカード」に書いてある「7」と、「かずカード」に書いてある7個の鈴の数(ドラえもんなので鈴なんですね!)が同じものを意味することを、教えてあげることができます。数字を読めるようにするだけでなく、数を視覚的に把握するトレーニングができる道具を、年少の最初の時にもらえるのはありがたいと思います!
これらのカード類は、親の工夫次第で色々な遊びをすることで効果が倍増します。ドラゼミの毎月のテキスト以外にも、遊びの中で文字や数を教えることができるのがよいですね。
また、年少コース10月号の「かたちタイル」、年中コース7月号の「かたちづくりパズル」は、図形脳を育てることで知られるユークリッドパズルやタングラムに似ています。幼い時にこのようなパズルに親しんだ子は、大きくなってから図形問題が得意になると言われています。これらの特別教材には、図形の認知力を鍛えてくれる効果が大いに期待できます。付録でここまでできるとは、すごいです!だから、ぷちドラゼミの評判が高いのでしょうね。
さらに、年少コースの「三角鉛筆」、年中コースの「かきコプター」、年長コースの「ユビックス」のそれぞれの特別教材は、どれも「正しい筆圧」と「正しい鉛筆の持ち方」で文字を書くために効果的な道具ばかり!文字を正しく書くことは学習の基本中の基礎ですから、これらを使って小学校入学準備がしっかりできそうです。
年長コース特別教材の「おけいこどけい」も魅力的です。
入学前にお子さんが時計を読めるようにと、わざわざ「学習時計」を購入したり、プリントを用意なさる親御さんもいらっしゃると思います。
けれどもぷちドラゼミの「おけいこどけい」があれば、その必要はなさそうです!「おけいこどけい」には0~59までの目盛りがついています。また、長針と短針を指で動かすことができます。遊びながら、たちまち時計の読み方が覚えられる効果を発揮してくれそうです!
また、年中・年長コースの入会時についてくる「ぷちドラうきうきDVD」のダイジェスト版も資料請求セットの中に入っていました。
このDVD、とても楽しい!
たとえば「あいうえおのうた」
これを繰り返し見て一緒に歌うだけで、すぐに「ひらがな」全部読めるようになってしまいそうです。
また、「ドラえもんことばあそび」もありました。
ドラえもんが動物の名前を組み立てるというもの。
このほか、「ぷちドラうきうきDVD」には、朗読付きの絵本や、男の子が喜びそうな乗り物(パトカー)の動画もありました。
このDVDだけでも子どもたちが十分楽しめてしまいそうです!
幼児用ドラゼミ「ぷち・ドラゼミ」の中身は?
「幼児用ポピー」と「Z会幼児コース」については年中コースを具体的に見ましたので、「ぷち・ドラゼミ」も年中コースの中身をご紹介します。資料請求をしたサンプル教材のなかのほんの一部ですが、雰囲気が分かると思います。
年中コース「もじかずブック」から
「い」と「こ」の練習です。似ている文字を選んでいるところがセンスが良いと思いました。
書き順はもちろんですが、「はね」にも気をつけることに重点が置かれています。
年中コース「もじかずブック」から
3文字の言葉を作るように線でつなげる問題です。
文字を作る前に、まずは折り紙でその物を折ってみるというアプローチがユニークです。
親子で楽しく関われる機会を設定してくれているのですね。
年中コース「ちえトレーニングブック」から
物の並び順について、左右、前後と向きが変わっても、正しく判断できるかを試す問題です。
空間認識力や観察力を養ってくれる効果がある良問だと思いました。
「ぷちドラゼミ」まとめ
「ぷちドラゼミ」は、「幼児ポピー」や「Z会幼児コース」と同様に、各コースに、しっかりした教育目標(カリキュラム)が組まれている、子供の知育に効果的な教材だと思いました。そして1日2ページというように1日の学習量をパッと見えるようにして子どもに分かりやすくしていることで、学習習慣をつけやすくする効果に優れています。
さらに付録(特別教材)が素晴らしいというのは、ネット上の評判通り!こんなに充実した付録がついているのなら、月額980円のポピーよりお値段が高いのもうなずけます。
「ぷちドラゼミ」お得&キャンペーン情報!
「ドラゼミ」の会費は、年払いで払うこともできます。12ヵ月分を一括で払うと割安になり、年少コースなら年間3,888円、年中・年長コースなら年間4,152円お得になります。
結局、どの幼児用通信教材が一番いいの?
ぷちドラゼミのネット上の評判を見ると:
😃ドラえもんと一緒に勉強できるのが楽しい!
😃ドラえもんからお手紙が届くのがうれしい!
😃教材に親の「声かけポイント」があって取組みやすい!
😃小学校入学までの準備が順を追ってできる!
😃特別教材が充実している!
という良い口コミもあれば、
😞毎月付録がないのがさみしい
😞親が関わらないといけないのが面倒
😞会費が高い
😞添削テストの提出が負担
というマイナスの口コミもありました。
まずはお子さんに実際にやってもらって、合いそうかどうか確かめるのが一番ですね。
どこの教材でもお試しができます。とりあえず各社からお試し教材をゲットして、お子さんに楽しんでもらいながら、どれがお子さんに適しているか、評判や口コミ通りか、比較検討してみてください!
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