七田式(しちだ)「はっぴぃタイム」とは?
幼児用通信教育教材には、「全家研・幼児ポピー」「Z会・幼児コース」「小学館・まなびwith」「がんばる舎・すてっぷ」など、評判のよいものがいろいろありますが、今回取り上げる「七田式家庭学習システム・はっぴぃタイムシリーズ」は、それらと大きく異なっています。
「七田式・はっぴぃタイム」は他の幼児用通信教材とどこが違うのでしょう?
それは、「七田式・はっぴぃタイム」は「右脳教育」教材であることです。
右脳教育とは?
そもそも右脳教育とは何でしょう?
人の脳は、言語を司る左脳と、イメージを司る右脳に分かれています。
七田式家庭学習システム「はっぴぃタイムシリーズ」の資料には次のような説明があります。
七田式の設立者であり、「はっぴぃタイム」の監修者でもある七田眞氏によれば、右脳は「イメージ脳」とも言われ、記憶力、思考力、ひらめき力、絶対音感など、左脳にはないさまざまな能力を秘めています。
七田眞氏は、右脳は超高速のリズムで働くので、右脳を活性化することによって、大量のデータを一瞬で記憶できたり、英語を簡単に聞き取れたり、非常に速いスピードで読書(速読)ができたりする効果をもたらすと語っています。
ところが私たちは、生活の中で左脳ばかりを使っているため、右脳のすばらしい脳力をほとんど活用していないのだそう。そこで七田式「はっぴぃタイム」では、「フラッシュカード」や「ドッツカード」等で繰り返し幼児に働きかけることによって、幼児の右脳に優れた回路を築きあげるのだそうです。
七田氏によると、右脳を伸ばすには、特に0歳~6歳くらいの幼児期が重要だということです。6歳くらいまでは右脳が優位なので、この幼少期にこそ良い刺激を与えて右脳を開発してあげることで、成長してから才能が大きく伸びることに効果を発揮するのだそうです。
加えて七田氏は、右脳のイメージ力や感性を鍛えるだけでなく、それを表現するために左脳の言語的能力を鍛えることも、同様に重要だと言っています。従って七田式「はっぴぃタイム」は、右脳と左脳の両方が活発に働くように、「バランスの教育」を大切にしているということです。
「はっぴぃタイム」の効果は?
「はっぴぃタイム」の資料には、「はっぴぃタイム」に家庭で取り組んだことによって驚くような効果があらわれた例が多数報告されています。
・1歳3ヶ月でひらがなすべてを読む。
・3歳で演習率を100ケタ暗記。
・3歳で漢字まじりの本をスラスラ読む。
・ピアノを習っていないのに、6歳で耳にした曲を演奏できる。
・6歳で世界の国旗や歴史上の人物を暗記。
・小学校受験に塾に行くことなく合格。
・学校で先生の話を聞いたり本を読むだけで、すぐに頭に入る。
・学校でほかの子より勉強時間が少なくてすむので、スポーツや遊びにたっぷり時間を使うことができ、「文武両道のずば抜けてできる子」になる。
・有名進学塾で全国ベストテンに入ったり、超難関中学に何校も合格するなど、天才児が育つ。
・芸術や音楽の全国コンクールで優勝するなど、芸術面でも活躍する子が育つ。
このように、七田式「はっぴぃタイム」にはすごい効果があることがわかります。「はっぴぃタイム」は子どもを天才にする教材なのですね!
七田式はっぴぃタイム教材の中身は?
上に述べたような「天才児」を育てることに効果がある「はっぴぃタイム」。他社の幼児用通信教材と具体的にどう違うのでしょう?
次の2コースがあり、右脳と左脳の力を引き出せるように構成されています:
はっぴぃタイム(2~4歳児向け)
もっとはっぴぃタイム(4~6歳児向け)
1ヶ月の教材は次のとおりです。:
はっぴぃタイムコース:
・DVD1枚
・ワークブック「もじ+みぎのう」1冊
・ワークブック「かず+みぎのう」1冊
・オリジナル絵本
もっとはっぴぃタイムコース:
・DVD1枚
・ワークブック「もじ+みぎのう」1冊
・ワークブック「かず+みぎのう」1冊
・オリジナル付録
上記のDVDにこそ、七田式ならではの右脳+左脳トレーニングが凝縮されています。DVDの中身を具合的にリストアップしておきます。
はっぴぃタイムDVD:右脳/左脳トレーニング
ドッツのフラッシュ
ドッツ(点)が描かれたカードを読み上げながらフラッシュすることで、目と耳から数字の概念を理解できます。右脳の高速処理力が高められ、数学力、計算力が身につきます。
国旗のフラッシュ
国旗には、それぞれの国の象徴としていろいろな意味が込められており、国旗をきっかけに各国への興味・関心を持たせることができます。
0.5秒ごとに20枚の食べ物の画像が次々と出てきて、「ピザ、パン、ケーキ、カレーライス‥‥」などと軽快に読み上げられます。
百玉そろばん
百玉そろばんが画面上でパチパチ移動します。1~10までの数を順に数えたり、逆に100~0までを数えたり。また、「5と5で10」「6と4で10」などと数の合成を視覚的にインプットして、高速計算力を育てます。
百玉そろばんは幼児に数を教えるのに最高の教具で、私も別記事にておすすめしています。「はっぴぃタイム」のDVDを使えば、親御さんが玉を動かして教えてあげる必要がないのですね。すごいDVDだと思います。
ゆびゆびたいそう
指先を使った手遊びをすることで、脳を活性化します。
子どもたちが憧れる職業を選んで、写真とともに見ていきます。世の中の様々な仕事に興味を持たせることができます。
こんなときどうする?
子どもが日常生活で遭遇する問題を紹介し、その解決法を考えさせます。
漢字のフラッシュ
「一、二、三‥‥」といった漢数字や「山」「木」「口」「目」「上」といった小学校1年で習う漢字が画面上に登場します。1回につき20字、1年間で80字の漢字を覚えることができます。
右脳遊び
間違い探しのゲームです。カメラのシャッターをパシャリと切るように、映像で記憶する力を育てます。
世界の様々な場所の紹介
様々な国の特色や人口、食生活などが紹介され、その国への興味・関心がわいてきます。
日本地図コーナー
都道府県の特徴を紹介します。
海のコーナー
魚の体長や生息域などの特徴を写真とともに紹介します。
上記のほか、「はっぴぃタイム」DVDには、ひらがな、カタカナ、数唱、数字、動物、植物、鳥、虫、野菜、町、体、身につけるもの、乗り物、家の中のもの、早口言葉、俳句、音符、絵画、色、時計、熟語、形、反対語などのフラッシュもあります。
もっとはっぴぃタイムDVD:右脳/左脳トレーニング
英単語のフラッシュ
英単語と絵のカードが0.5秒ごとに次々と交互に現れます。1回につき15語、1年間で180語の英単語を自然に覚えることができます。リスニング能力も養われます。
「1+1=2」「2+1=3」‥‥とリズムに合わせて足し算九九がフラッシュされます。1年間で1けたの足し算が自然に理解できるようになっています。
漢詩の歌
漢詩の名作がスラスラ暗唱できます。右脳記憶力を育てます。
おもしろフラッシュ
野菜の断面図などから何の野菜かを想像させ、子どもの知的好奇心を刺激します。
まぎらわしい助詞を楽しくマスターします。
ベスト10・川
日本の10大河川を歌で覚えられます。
ゆきおの一日
英語だけで進む子どもの日常生活のストーリーです。
七田式の「ゆきおの一日」は単体で販売されていて、私は別記事でおすすめしていますが、これがDVDに入っているのはお得です!
フォニックスのフラッシュ
英語のフォニックス(英語のつづりと発音の規則関係)を覚えることができます。
楽器カードフラッシュ
リコーダー、ウッドアゴゴ、バンジョー‥‥‥など、世界の楽器のカードが毎回15枚ずつ登場します。フラッシュに合わせて楽器の音も聴けます。
ものの数え方フラッシュ
「馬→一頭」、「猫→一匹」、「イカ→一杯」、「鉛筆→一本」、「絵本→一冊」、「コーヒーカップ→一客」、「布→一反)、「豆腐→一丁」などの数え方を、リズムに合わせて覚えられます。
時計の見方
クイズ形式で時計の見方を覚えます。
やさいのうた
野菜が植物のどこに、どのようにできているのかを歌で覚えられます。
星座のうた
季節ごとに現れる星座を、楽しい歌に合わせて記憶できます。
お話記憶
短いお話しの内容を記憶して、記憶力を養います。
漢字の成り立ち
「大」「小」「月」「森」などの小1レベルの漢字の成り立ちをアニメーションで理解します。絵から漢字へと変化することで、漢字への興味がわきます。
10の束
バラバラに置かれている鉛筆やみかんが「10ずつ集まれ」のかけ声とともに、束になって集まります。数の大きさを視覚的にとらえることができます。
上記のほか、「もっとはっぴぃタイムDVD」には、ドッツ、月の名前、干支、徳川十五代フラッシュ、月のみちかけフラッシュ、実験教室、工作、スリーヒントゲーム、ことば探し、影絵、濁音・半濁音・長音・拗音・促音フラッシュ、似ている漢字、10の合成、積み木、展開図なども含まれます。
さらに上記DVDの他、「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」には、ワークブックもついています。
・「もじ+みぎのう」
・「かず+みぎのう」
文字・数の問題に加えて、右脳を伸ばすユニークな問題も含まれています。
以上のように、他社の幼児用通信教材とは全く異なる、右脳+左脳トレーニング満載の内容となっています。大人も知らないようなことを幼い頃からこれだけ大量にインプットできれば、そりゃあ天才児も育つでしょうね。子どもを賢くするための効果があるに違いないと思わされます。
実はDVDに含まれるドッツ(点)のフラッシュですが、我が家では子ども達が幼い時に、DVDではなく(当時ドッツのDVDはなかったので)、厚紙の「ドッツカード」を購入して、インプットを試みたことがあります。
厚紙のドッツカードは確か全部で100枚(つまり点が1~100まで)だったと思います。しかし、当時私の右脳教育についての理解があいまいだったことと、「点を見せるだけで意味があるのかな?子どもは分かっているのかな?」と疑いながら進めていたことなどで、途中で断念してヤフオクで処分してしまいました(笑) 当時DVDを見せるだけで済んだのだったら、最後までやり遂げられたのにな~と思います。
ドッツカードに限らず、フラッシュカードを手で素早くフラッシュして見せるのって、実はとても難しいです。サンプル動画をご覧になると分かりますが、「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」のフラッシュのスピードはものすごく速いです!このくらいのスピードでやらないと、右脳のトレーニングにはならないということなのでしょうね。これを自分でやるとしたら、そうとう練習して腕を磨かないと無理です!
七田式「はっぴぃタイム」のすごいところは、高度なトレーニングを、DVDを利用することで誰でも家庭で手軽に始められるということだと思います。「はっぴぃタイム」の体験談を読むと、幼稚園に行く前に20分ほど毎朝DVDを見るとか、お母さんが家事をしている間にDVDを見るなど、毎日ちょっとの取り組みで済むようです。
実は右脳教育については、良い評判ばかりがあるわけでははありません。「右脳の働きは解明されていない」とか「右脳を刺激しすぎると神経が過敏な子になる」「論理的思考が身につかない」などの批判があることも事実です。
一方で、実際に「はっぴぃタイム」を使っているご家庭からは、右脳教育や「はっぴぃタイム」の効果は絶大だと、次のようなたくさんの良い評判が寄せられています。
😃子どもの記憶力に感心しています。
😃学習習慣がつきました。
😃親子共々ためになっています。
😃楽しみながら勉強しています。
😃兄弟で一緒に勉強できて楽しいです。
😃子どもの可能性が無限であることを教えてもらいました。
😃DVDで知らない間にどんどん吸収していきます。
😃出来たときの喜びを親子で分かち合うことができます。
😃ほめることが増えて前向きに子育てができています。
😃いろいろな分野のことを学ぶことができて大助かりです。
😃褒められることがうれしくて、自信がついたようです。
😃はさみが上手に使えるようになりました。
😃手先がとても器用になりました。
😃七田式はちょっと・・・と思っている方でも「はっぴぃタイム」なら手軽に始められます。
😃様々なことに興味を持つようになりました。
😃少しずつですが、集中して何かに取り組む事ができるようになり、子どもの成長に不安を感じていましたが解消されました。
😃ほどよく遊びと学びがあって、楽しみながら学べて満足しています。
右脳教育に関心があって、我が子の能力を最大限に引き出したいと願う親御さんにとっては、DVDを利用することで手軽に取り組める「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」は強い味方になることでしょう。
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