暗算力が身に付くという「そろタッチ」を試してみました。使い方や効果、メリット・デメリットなど、じっくり口コミしていきますね。
そろタッチはすごい?
知育や学習に関心のあるご家庭なら、「そろタッチ」という言葉をSNSなどで見かけたことがある方が多いのではないでしょうか。そろタッチは、「そろばん」+「タッチ」を合わせた言葉です。
そろタッチでは、タブレット端末上で、そろばんをイメージした玉に両手で触れて、暗算力(そろばん式暗算)を身に付けていくアプリです。
こちらの動画を見ると、「こんな問題が暗算で解けるようになるのか!そろタッチはすごい!」と驚くと思います ↓↓
そろタッチのやり方
そろタッチを実際に使ってみたので、やり方など詳しく口コミしていきますね。
「きょうのミッション」で国旗をゲット
そろタッチの学習は、スタート画面「きょうのミッション」で始まります。ミッションには国旗が3つ並んでいます。国旗1つが、1面(1ミッション)と呼ばれています。目安として、毎日3面(国旗3つ・3ミッション)クリアを目指すのがよいのだとか。
お子さんにとって、聞いたことのない国の名前もたくさん出てくるでしょうね。そろタッチをやりながら、同時に知的好奇心が刺激されたり、国名を覚えたりしていくかもしれません。
取り組みを進めていくと、「コレクション」の「こっき」ページに、集めた国旗が次々と貯まっていきます。
動画で使い方を習う
ミッションの始めは動画を見ます(動画がないミッションもあります)。
動画では、それぞれのミッションで必要なタッチの仕方などを指の映像つきで教えてくれるので、お子さん1人でも分かるようになっています。
「まねっこ」で練習
次に「まねっこ」で練習します。指イラストつきのお手本の真似をするだけでOK。お子さんが1人でできるように、とても分かりやすくなっています。
問題を解く
「まねっこ」でお手本を見ながらの練習を終えると、次はいよいよ1人で問題を解きます。問題は、正解率データを元にそれぞれの学習者用に自動調整されるのだそう。
お子さんの理解度に合わせてスモールステップで進んでいくので、達成感を得ながら、自然と暗算力が身に付くように設計されています。
そして問題を解いた後には、お楽しみゲームが待っています。
見えるモード・暗算モード
そろタッチの練習問題は、「見えるモード」と「暗算モード」の2パターンで構成されています。
「見えるモード」では、タッチした部分に色がつきます。こうすることで、お子さんが操作方法を覚えられるようになっています。
「見えるモード」に取り組んだら、同様の問題が「暗算モード」で出題されます。
「暗算モード」では、タッチしても色がつきません。タッチした瞬間、玉が上のように少し光るのみです。
この色がつかない「暗算モード」はイメージ力を鍛えるためのもの。つまり、端末がなくても頭の中で玉にタッチして、「イメージ式暗算」を習得できるようトレーニングしていくのです。
そろタッチでは、「見えるモード」と「暗算モード」の2つを反復練習していきます。そして最終的に、頭の中でイメージして暗算ができる技術を身に付けていくのです。
お楽しみゲーム
「見えるモード」「暗算モード」で練習した後は、お楽しみゲームが待っています。様々なゲームが登場します。自分のレベルに合った、取り組んだ内容に沿ったものが提供されます。
例えば「かるた」。読み上げられた数字の札を瞬時に選んでいきます。
「たしまる」では、問題の通りに、素早く数を足したり引いたりしていきます。
この他にも、楽しそうなゲームがたくさん用意されています。
ホーム画面下の「ゲーム」をタップすると、一覧で表示されます。レベルが合っていなくて、まだ開放されていないものは暗くなっています。
↓↓↓
ゲームはお子さんにとってお楽しみタイムになるのと同時に、よいトレーニングにもなるはずです。
そろタッチの使い方がざっくり分かったところで、そろタッチのメリット・デメリットについて考えていきましょう。
そろタッチのメリット・効果
暗算力
そろタッチのメリットや効果は、なんといっても「暗算力」が身につくことでしょう。
そろタッチ公式サイトによれば、S12(中級最高位)とU12(上級最高位)になると、次のような問題を暗算で解けるようになるのだそう! これはすごいです!
計算力は、算数や数学の土台です。もし素早く暗算する術を幼いうちに身に付けておくことができれば、一生モノの力になります。中学・高校・大学受験ではもちろんのこと、社会人になってからも、役立つ場面が多くあることでしょう。
そろタッチで、生涯役立つ暗算力をお子さんに与えられるかもしれません。無料体験をしてみて損はないと思います。
楽しく学べる
そろタッチでは、学習が国旗をGETするとことから始まり、様々なゲームも用意されているなど、お子さんが「楽しく」学べるように工夫されています。
ゲームの他に「アクアパーク」もあります。アクアパークでは、ステージクリアで増えていく魚が泳いでいます。水槽はボコボコと音がなり、魚をタッチすると不思議な声で鳴くという仕掛けつきです。そろタッチの問題に正解するともらえるエサをあげると、魚が大きく成長します。お子さんにとって、ちょっとしたお楽しみや学習の動機付けになりそうです。
英語でもOK
そろタッチでは、使用する言語を、日本語の他に【英語/ベトナム語/ウズベク語/中国語/マレーシア語/インドネシア語】から選ぶこともできます。画面右上「せってい」から簡単に変えられます。
英語を選んだ場合、スタート画面はこのように変わります↓
そして表記の他、音声も英語に変わります。例えば 「33-22」という問題だったら “plus thirty-three minus twenty-two equals?” などとネイティブ発音で読み上げてくれます。
「おうち英語」を実践中のご家庭には、そろタッチの言語を英語にすることで、英語も学べるメリットがありますね。
そろタッチのデメリット
学習開始タイミングに注意
そろタッチで学ぶ「そろばん式暗算」は、取り組み始めるタイミングに注意が必要です。
そろタッチ公式サイトには次の説明があります。
年長〜小学2年生に学習を開始し、日々の学習量が多いほど進度が速まり、暗算上級に達する生徒の割合が高くなります。 高学年になると、学校や習い事が忙しく学習時間の確保が難しくなるのと、筆算が定着し イメージ力不足で進めなくなってしまうことが原因と思われます。そろタッチは年長~小2で学習を始めることをお勧めします。
そろタッチ公式サイトより引用
注意したいのは、高学年になり「筆算」が定着すると、そろタッチの学習と相容れなくなってしまうということ。そのため、「年長~小2」で始めることが推奨されています。
なお、そろタッチ公式サイトの「よくある質問」には、「10までの数字を数え、読み書きが出来る、動画説明を理解できる年齢がよい」とも説明されています。そのようなお子さんであれば、年長さんになる前に試してみてもよいと思います。
そろばんとは異なる
算数学習というと「そろばんを習わせたい」と考えるご家庭も多いかと思います。
そろタッチはそろばんと共通することはあるものの、そろばんと異なり両手を使うなど、かなり違います。初めて見る方は驚くほどではないでしょうか。
公式サイトでもそろばんとの併用学習は勧めていません。普通のそろばんとは異なることに注意しましょう。
そろタッチの口コミ・評判
SNSで見られるそろタッチの口コミを紹介しますね。評判はよいのでしょうか?
コスパがよい
月4000円そろタッチ課金でここまで楽しめるのだから、趣味としてコスパが非常によい。自宅で習い事ができるとはいい時代になったものよ(Xより引用)
家でできるのがよい
習い事的なものって、やっぱり週1でどこかに通いに行かせるよりも、毎日家でできるものがコスパ的にも習熟的な観点からも良い気がするなあ。息子のそろタッチ、日々やらせてるせいか、順調にこなしていってる(Xより引用)
幼児でも取り組める
そろタッチ、正直まだ早いと思ってたけどできてるしやろうとする。今日は2ステージクリアした! 5が入ってきたらどうなるかな〜かつて上の子(小2)には1ミリも響かなかった魚の餌やりシステムですが、3歳にはしっかり刺さってて餌のためにゲームを進めようとします。さすが(Xより引用)
暗算ができるようになった
毎日コツコツ、そろタッチを始めて1年過ぎました。
何度か復習(ステージ戻し)しながらも
2桁5口の足し引き、
2桁×1桁のかけ算、
2桁÷1桁の割り算が
「暗算で」
とけるようになりました。
決して進度が早いわけではないですが、これだけの事がわずか1年で出来るようになります。(Xより引用)
30〜50分かけて、毎日3ステージ。年末年始も休まず、ほぼ毎日頑張り続けてる。9ヶ月目にして、J12をクリア。憧れのSステージで始まったのは、なんと2桁×1桁の掛け算。平凡な我が子でも小学校入学前に暗算できるようになるなんて。すごい…!(Xより引用)
暗算学習法アプリの「そろタッチ」。我が家は出遅れ小1~始めましたが、1年間で~S12までクリア。基本ひとりで学習してくれるので、親はメンタルケアのみサポート。S12だと2~3桁3~7口ならひょひょいと出来るようになりますよ♪(Xより引用)
息子。そろタッチS9ぐらいになるともう何もやってない大人より早いな。読上げ算2桁7口とか、3桁1桁の掛け算割り算とかならサクサクいくなぁ、早い。(Xより引用)
通学無くて楽だったけど、ちょっと孤独感はありました。でも、やっぱり計算は速いし、やって良かったです(Xより引用)
うまくいかないこともある
やっぱり学校始まっちゃうとそろタッチがきつい…(Xより引用)
そろタッチ、J12まで来てようやくもうすぐJステージ終了か…と思ってたのに詰まって一日2面でも苦しんでいる。やむなくいったんJ11に戻してもらったけどそれでもなかなか進まん〜…なだめたりすかしたりでやらせるの疲れる(Xより引用)
SNSでそろタッチについての口コミを調べたところ、「そろタッチのおかげで、暗算ができるようになった」「計算が速くなった」というものを多く見かけました。そろタッチには確かに効果があるようです!
また、「コスパがよい」「家で取り組めるのがよい」「3歳児でもできた」という口コミも。
一方で、ステージが進んでいくと当然難しくなっていくようで、そのせいで苦戦しているという口コミも散見されました。
そろタッチはお子さん1人で取り組めるように作られています。でもお子さんの頑張りを褒めたり、お子さんが苦戦している時は励ましたりしていきたいですね。
モチベーションが下がってしまったお子さんをうまく励まして、やる気を引き出すことに成功したという口コミもありました ↓↓
そろタッチ、明らかにモチベ下がってるから停滞期の話しした。今まではとんとん拍子だったけど、ここで踏ん張れるかどうかでできるようになるか決まるよと。スイミングも一時期試験全然受からなかったけど、今伸びてるからそれを例に出して。そしたらやるって。結果は銀貨だったけどよく頑張った。(Xより引用)
この口コミからも分かるように、親御さんがうまくサポートすることも大事なポイントと言えそうです。
そろタッチは初月無料で体験できます。いったん入会する形をとるので申込時にクレジットカード情報などの入力が必要ですが、体験して満足いかない場合、登録月のうちに解約すれば料金は発生しません。
お子さんに暗算力をつけさせたい方、算数・数学が得意な子にしたい方、「そろばん式暗算」にご関心のある方は、ぜひ無料体験してみてください!
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