2024年に創刊5年目を迎えた新知育通信教育ワンダーボックス(WonderBox)。2024年からは受講コースが4つに分かれ、さらに使いやすくなりました!この記事では教材を紹介しつつ、申込を迷っておられる方が感じているであろう「ゲームばかり?飽きる?使いきれない?受験に役立つ?」などの答えをまとめてみます。
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キットとアプリの組み合わせ
ワンダーボックスには毎月届くキットと、オンラインで使うアプリと両方あるっていうけれど、結局どういうもの?分かりにくい……
キット(アナログ教材)とアプリの組み合わせって、私も最初はイメージがつかめませんでした。
毎月届く「キット」あり
ワンダーボックス(WonderBox)には、まず「キット」と呼ばれる毎月届くアナログ教材があります。キットの箱は、ヤマト運輸の「ネコポス便」にてポスト投函されます。郵便受けに入る大きさなので、不在にしていても大丈夫です。お住まいの地域にもよるでしょうが、私の経験上は、たいてい毎月26日前後に配達されます。
ワンダーボックスは各号のネーミングもおもしろい。初年度は「エベレスト」「ナイル」「パシフィック」「サハラ」「イグアス」「マウナケア」「ユーラシア」「カスピ」「マリアナ」「ソンドン」……と世界の自然にまつわるタイトルでした。
創刊2年目は有名人シリーズ。「エジソン」「ファーブル」「キュリー」…と続きました。タイトルだけでも、知育や親子のコミュニケーションのネタになります。
開封すると、エジソンの名言が出てきましたよ。ワンダーボックスは、いろんな方法で子供の知的好奇心を刺激してくれます。
アプリの鍵
ワンダーボックスの箱を開けると、「アプリの鍵」の答えを出すためのクイズがあります。
クイズは毎月変わるので、これもお楽しみの1つ。ワンダーボックスは、毎月違った知的チャレンジを与えてくれます。
月末(毎月25日)に、タブレットにも翌月用の箱が届きます。
アプリの鍵が開いた途端、アプリ一覧には “NEW”の文字が!コンテンツがその月用に新しくなります。
キットの中身
子供が小さいうちから、アプリでゲームばかりさせることに抵抗があります。
ワンダーボックスは、確かにアプリで子供の思考力を鍛えてくれるのが魅力です。でもキット(アナログ教材)も充実しているんですよ。
キットには【トイ教材】【ハテニャンのパズルノート】【ペーパーコンテンツ】の3つがあります。
トイ教材
ワンダーボックスのキットには、「トイ」と呼ばれるアナログ教材が入っています。トイ教材は2ヶ月おきにテーマが変わります。また同じテーマでも、月が変わると内容が進化します。
例えば、こちらは人気の「シェイピー」。「シェイピー」と呼ばれる平面図形ピースを、問題シートのお題に沿って置いて作品を完成させるというもの。
問題シートには、難易度を示す★マークが記載されています。
試しに★★★★の問題をやってみました。
白いマスに6色の正方形ピースを2枚ずつ置き、かつ同じ色が全部つながっているようにするというもの。
いざやってみると、大人でも結構頭を使います。失敗しながら「ここにはこの色を置くしかない」というのが分ってきます。「試行錯誤」というやつですね。これが子どもの脳にいいのです!
ハテニャンのパズルノート
キットには、「ハテニャンのパズルノート」というワークブックも毎月入っています。
毎月パズルの切り口が変わります。例えば5月号ナイルは、迷路を数字をたどりながら進むというものした。
数字を1-2-3-4……と追いながら、迷路を進んでいきます。問題が進んでいくと、数字が、2飛び(2-4-6-8……)、3飛び(3-6-9-12……)、5飛び(5-10-15-20……)になってきます。迷路をしながら、かけ算の基礎まで学習できてしまうというスグレもの!
さらに「ハテニャンのパズルノート」のすごいところは、自分で作問ができること。
ただし子どもが取り組みやすいように、まずはシールを貼って自分で作問できるようになっています。
そして次に、まっさらな状態から問題を作ります。しかも問題を作ったら、ハテニャンに送ることができるます。自分で問題を作るのは高度な知的作業ですが、ハテニャンに送ることで、子供には遊びのように感じられることでしょう。
私はこんな数字迷路を作ってみました。単純そうに見えるかもしれませんが、これでも答えが1つだけになるように、じっくり思考したんですよ(笑)
この自作の迷路をアプリのカメラで撮影して、ハテニャンに送ったところ、翌日にはハテニャンから返事が届きました!こんな風にキットとアプリを組み合わせて楽しめるのが、ワンダーボックスの良いところ。
ペーパーコンテンツ
ワンダーボックスのキットには、毎月ペーパーコンテンツが入っています。「ビッグペーパー」と呼ばれるB1サイズの大きな紙や、ゲームのようなものなど、バラエティに富んでいます。
例えばこちらのペーパーコンテンツは「カードトラベラー」。シートを見ながらカードを並べ、クイズにチャレンジできるようになっています。
↓↓
ここでは果物の絵から正方形を見つけられるか?というクイズ。平面図形のセンスを養ってくれます。
ワンダーボックスは、遊びながら子供を賢くする方法をとことん用意しているな~と感心します。
ワンダーボックスは飽きる?
ワンダーボックスを始めても、子供が飽きるのではと不安です。
通信教育を始める時、『長続きするか』と不安になることもありますよね。でもワンダーボックスには、子供を飽きさせない工夫が満載ですよ。
キットが毎月新鮮!
ワンダーボックス(WonderBox)の箱を開けると、前月印象が違うことに驚くと思います。
ネーミングから始まり、トイ教材が変わったり、ハテニャンのパズルノートの切り口が変わったりと、新鮮だからです。
「シェイピー」
平面図形ピースを使い、様々なお題にチャレンジすることで、思考力、図形センスが養われます。
「ペーパーラボ」
紙を折り、色々な作品を作ることで、立体をイメージする空間認識力が養われます。
「ボードゲームマスター」
ボードゲームを通じて、洞察力や戦略的思考力が養われます。
「モールアドベンチャー」
モールを使って作品を作り上げることで、創造性が養われます。
「カラコロキューブ」
キューブ(立方体)をお題に沿って並べたりすることで、立体と平面の関係を理解し、両方の視点から形を作れるようになっています。
ワンダーボックスは毎月進化します。その度に子どもを楽しませてくれますよ。
アプリが毎月&月途中で更新される
ワンダーボックスは、アプリが毎月更新され、問題が新しくなります。特にアプリの思考力ゲームの1つ、シンクシンクプラスは2021年4月に大リニューアルし、毎日90種類以上(年中・年長さんは50種類)もの中から好きなゲームを選べるようにさえなりました。お子さんは常に新しいゲームに挑戦できるので、「飽きる」ことは起こりにくいはずです。
そのほか、月の途中でも更新されたり、チャレンジ問題が追加されたりするゲームもあります。その場合は、会員ページやLINEでお知らせが届くようになっています。
ワンダーボックスのアプリは、お子さんのレベルに合わせて、超簡単なものから、大人でも難しいものまで、幅広く用意されています。問題を攻略するにつれて難易度がアップしていくので、「簡単すぎる」「難しすぎる」ということがなく、その子に合った、ちょうどいい知的刺激を受けつつ取り組めます。
「飽きる」ことはなかなかなく、むしろハマり過ぎて困ることの方が多いかもしれません。
アプリで作品をシェア
ワンダーボックスでは、トイ教材の作品や、アプリのうちのアートコンテンツ(「ずっこけびじゅつかん」など)で描いた作品の写真を送って、他のユーザーに見せることができます。
例えば、私は「ずっこけびじゅつかん」の「ぼうしのまき」で、こんな絵(右側)を描いてみました:
そしてこれを投稿したところ、翌日には、他のユーザーの作品に混ざって、自分の絵が「しんちゃく」コーナーにアップされていました。
優秀な作品(?)は「ピックアップさくひん」に選ばれるので、それを目指して頑張るお子さんもいることでしょう。
中高生や大人がツイッターやインスタを楽しむのと同じように、子供達にとっても、自分で作ったものを他の子とシェアできるのは、ワンダーボックスを飽きることなく楽しむことにつながるように感じています。
学力の土台作り・中学受験の備えも!
学校の勉強につながる通信教育の方がよいのでは?ひらがなや漢字の練習とか……中学受験も気になる…
ワンダーボックスは一見遊びのようですが、学力を伸ばすことに結びつくんです。IQアップや中学受験の準備にも効果的なんですよ。
アプリがIQを伸ばす
ワンダーボックス(WonderBox)には、子供の学力やIQを伸ばすことが実証されている数理的思考力アプリ「シンクシンク」が含まれています。シンクシンクは、なんと、算数オリンピックの問題制作も行うチームが開発しているのだそう!
どんなアプリがIQアップにつながるのか、5月号「ナイル」に登場したものを例として紹介しましょう。
シンクシンクプラス「つなげレール」
電車が通り抜けられるように、レールをつなげます。
レールをうまく回転させてつなげると、電車がさっと走り抜けるのが気持ちいいアプリです。
初めは手当たり次第にレールを適当に動かすだけかもしれません。けれども適当にやるとレールがつながらないことに気付いて、そのうちにゴールから逆算して、レールの向きを考えたりすることでしょう。
図形のセンスを養ってくれるアプリです。
シンクシンクプラス「ダブルつなげレール」
「つなげレール」の応用アプリ。2台分のレールをつなげて、2台の電車を同時に走らせてあげます。
2つのことを同時にやるって、かなり頭をつかいます!時間制限がありますから、図形認識力はもちろんのこと、処理能力も鍛えられると感じました。
シンクシンクプラス「ぴったんぱったん」
両側にあるのは扉です。扉が左右からぱったんと閉じるので、赤いブロックを動かして、扉が閉じた時に、潰されないようにします。扉が閉じた時に扉の白いマスにあたる部分に赤いブロックを移動させておけばOK。
扉が閉じると図形の左右が入れ替わるので、頭の中で左右を逆にして考えなければなりません。図形の移動を瞬時にイメージする力が鍛えられるアプリです。まあ、失敗して赤いマスが潰れてしまっても、「あ、ごめん!」てな感じで、それはそれで面白いですけれど!
シンクシンクプラス「もぐもぐチェリー」
リス達に、数字と同じ数のさくらんぼをあげます。
数の合成(足し算)の練習ができるアプリですね。数字(3+3など)でなくて、さくらんぼという物を使うことで、幼児にとっては数の概念も養われていきます。
シンクシンクプラス「ひがわりルーレット」
シンクシンクプラスでは、「ひがわりルーレット」(※)で毎日違うアプリが登場するのも楽しみの1つ。この日は「じゅんばんめいろ」でした。
カエルを数字の順に動かして、ゴールを目指します。
数字の順に進むためには、わざと遠回りしなければならなかったりします。どのルートで行けばよいのかゴールから逆算するなど、子どもの思考力が養われます。
バベロンプラス「モンスターボム」
マスに爆弾を置いて、モンスター達を全員倒します。爆弾は、モンスターの前・後ろ・横・斜めに置くことができます。上の問題だと、使える爆弾は4つ。2と書いてあるモンスターには爆弾2発を、1と書いてあるモンスターには爆弾1つを置かないと倒せません。
大人でも、結構難しい (^^;) よかったら、ちょっと考えてみて!試行錯誤する中で、論理的思考力が養われます!
ちなみに答えはこちら:
たいせん!ボードゲーム
これは家族で一緒にできるアプリです。自分のコマを先に3つ並べた方が勝ち。
家族で楽しめるのがいいですね。ちなみに私は息子とやったのですが、「お母さんは弱すぎてダメだ!もっと頭を使ってよ!」と笑われてしまいました (^^;)
中学受験の備えにもなる
中学受験の図形の問題では、「これ、パズル??」と思えるような、難問・奇問が出題されることがよくあります。
「わかる子にはわかる」「ひらめけば解ける」みたいな。要するに、図形のセンスが必要なんですよね。
図形のセンスは、生まれつきのものと思われがちです。しかしワンダーボックスを制作しているワンダーラボは、こう説明しています:
私たちは、6年以上にわたる研究授業や、実証実験の結果から、それら(=センスや地頭)は、子どもが自らわくわくして学ぶ教材やきっかけを与えてあげることで、必ず伸ばせると確信しています。
ワンダーボックスに取り組むことで、中学受験で重要な空間認識や平面図形のセンスも身につけることができます。
例えば、中受対策に直結するといってもよい、次のようなゲームもありますよ。
シンクシンクプラス「いっとうりょうだん」
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立体の切断面の問題も、ワンダーボックスなら、ゲームで慣れておくことができます。
シンクシンクプラス「おやころりん」
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小学受験や中学受験で、立方体やサイコロの回転に関する問題が出題されることがありますね。これもワンダ―ボックスなら、楽しみながら慣れておくことができます。
ワンダーボックスでただ遊んでいるようでも、思考力が鍛えられて、小受や中受の備えがなされていくということですね。
教材は全部やらなくてもOK!
ワンダーボックスは、キットやアプリで、コンテンツが豊富なのは分かりました。でもこんなに色々あると、使い切る自信がありません。
心配しなくて大丈夫ですよ。ワンダーボックスは全部やらなくてもOKなんです!
通信教育をお子さんにさせる時、教材にやり残しがあると、それをストレスに感じてしまう親御さんがいると聞いたことがあります。「せっかくお金を払ったのだから、全部やらせないともったいない!」というわけです。
その点、ワンダーボックス(WonderBox)は心配ありません。ワンダーラボ主催のウェブ説明会で、「全部やらなくてもOK」「毎日やらなくてもOK」とのお話しがありました。
ワンダーボックスは、子供の意欲を引き出し、思考力や創造力などを育てるための教材です。無理にやらせるのでなく、それぞれのお子さんが好奇心を駆り立てられたことに、楽しみながら没頭することこそが大切なんだそうです。
ですので、教材をすべてこなせるかどうかは心配せず、お子さんの興味・感心を尊重して、楽しく取り組めるように見守ったり、ほめて励ましたりして、サポートしていけば大丈夫です!
ワンダーボックス(WonderBox)の教材やアプリを紹介しながら、疑問になりそうなことについて説明してみました。関心のある方は、まずは無料体験をするといいですね。
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