スマイルゼミ幼児・小学生コースに無学年学習「コアトレ」がスタートしました!詳しい使い方や、実際に使ってみて分かったことを口コミしますね。受講者の間での評判も紹介します。
スマイルゼミ・コアトレとは?
無学年学習コアトレは、スマイルゼミ幼児コース・小学生コースに追加料金なしで2022年3月末に加えられたプログラムです。
幼児通信教育や小学生通信教育といえば、自分の学年に沿った内容が郵送・配信されるのが一般的です。しかしその流れに逆らうようにして、学年を超えた内容に取り組めるコアトレが登場したことは、非常に画期的で嬉しいニュースです。
無学年学習といえば公文式が有名ですね。公文のような取り組みがタブレットでできるようになったというと、コアトレのイメージが湧きやすいかもしれません。
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コアトレの申込みは不要です。スマイルゼミ幼児・小学生コース受講者なら誰でも、自分の年齢・学年に関わらず、幼児~中学3年生範囲の算数(数学)と国語の学習ができます。先取り学習もさかのぼり学習もOK。算数(数学)だけ、国語だけやるのもOKです。
つまり、スマイルゼミのタブレット1台で、【通常の学習+コアトレ無学年学習】という2倍の取り組みができるのです!
なお、同時期に、進研ゼミ・小学生講座でも無学年学習が始まりました。どちらがいいのか迷うところですが、進研ゼミの無学年学習は小6まで。先取り範囲は、スマイルゼミ・コアトレの方が断然広いです。
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また算数について言えば、無学年学習というとRISU算数の一人勝ちという印象がありました。しかしコアトレの登場で、スマイルゼミとどちらが良いか、ご家庭の必要に応じて選ぶことができます。
さらに無学年学習といえば、合わせて検討したいものに【すらら】があります。すららでは算数ばかりでなく、全教科について無学年学習ができます。しかもアニメキャラクターの先生達のレッスンで進んでいくので、ゲーム感覚で楽しく取り組むことができます。「なんとか先取り学習にチャレンジしてほしい」というご家庭にとって、強い味方になるかもしれません。
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以上のように無学年学習ができる通信教育は他にもあります。その中でスマイルゼミ・コアトレを実際に使ってみた結論から先に言うと…
すごくいいです!
コアトレの使い方を詳しく口コミしていきますね。
コアトレの学習内容は?
スマイルゼミ無学年学習コアトレでは、幼児~中3範囲の算数(数学)と国語の学習ができます。
具体的には、算数(数学)と国語のどちらも、ステージ1~ステージ14で構成されています。
ステージ | 分野 | 単元 |
---|---|---|
1 | 計算 | 数を比べよう |
1 | 計算 | 10までの数 |
1 | 計算 | 数を書こう |
1 | 計算 | いくつといくつ(1) |
1 | 計算 | いくつといくつ(2) |
1 | 計算 | 何番目 |
1 | 計算 | 20までの数 |
1 | 計算 | 60までの数 |
1 | 数量 | 長さと水のかさ |
1 | 数量 | 時計 |
2 | 計算 | 120までの数 |
2 | 計算 | 足し算 |
2 | 計算 | 引き算 |
2 | 計算 | くり上がり・くり下がり |
2 | 計算 | 3つの数の計算 |
2 | 計算 | 足し算と筆算 |
2 | 計算 | 引き算と筆算 |
2 | 計算 | 1000までの数 |
2 | 数量 | 表とグラフ |
2 | 図形 | 形 |
3 | 計算 | 足し算の筆算 |
3 | 計算 | 引き算の筆算 |
3 | 計算 | かけ算(1) |
3 | 計算 | かけ算(2) |
3 | 計算 | かけ算(3) |
3 | 計算 | 1万までの数 |
3 | 数量 | 長さ |
3 | 数量 | 水のかさ |
3 | 数量 | 時刻と時間 |
3 | 図形 | いろいろな形 |
4 | 計算 | 大きい数の足し算 |
4 | 計算 | 大きい数の引き算 |
4 | 計算 | かけ算の利用 |
4 | 計算 | わり算・わり算の利用 |
4 | 計算 | あまりのあるわり算 |
4 | 計算 | 1億までの数 |
4 | 計算 | 1桁の数をかける筆算 |
4 | 計算 | 2桁までの数をかける かけ算の筆算 |
5 | 計算 | 小数の表し方 |
5 | 計算 | 小数の計算 |
5 | 計算 | 分数の表し方 |
5 | 計算 | 分数の計算 |
5 | 数量 | 長い長さ |
5 | 数量 | 重さ |
5 | 図形 | 円と球 |
5 | 図形 | 三角形と角 |
6 | 計算 | 1億より大きい数 |
6 | 計算 | 大きい数のかけ算 |
6 | 計算 | 1桁の数で割る筆算 |
6 | 計算 | 2桁の数で割る筆算(1) |
6 | 計算 | 2桁の数で割る筆算(2) |
6 | 計算 | 計算の決まり |
6 | 計算 | 概数 |
7 | 計算 | 小数と整数のわり算 (小数第二位) |
7 | 計算 | 小数の表し方 (小数第二位まで) |
7 | 計算 | 小数の足し算・引き算 (小数第二位まで) |
7 | 計算 | 小数と整数のかけ算 (小数第二位まで) |
7 | 計算 | いろいろな数の計算 |
7 | 数量 | 表とグラフ |
7 | 図形 | 図形 |
7 | 図形 | 直方体と立方体 |
8 | 計算 | 偶数と奇数/倍数と約数 |
8 | 計算 | 分数と小数と整数 |
8 | 計算 | 分数の足し算・引き算(通分) |
8 | 計算 | 帯分数の足し算・引き算(通分) |
8 | 数量 | 変わり方 |
8 | 数量 | 平均と単位量あたりの大きさ |
8 | 図形 | 正方形と長方形の面積 |
8 | 図形 | 直方体・立方体の体積 |
8 | 図形 | いろいろな図形の面積 |
9 | 計算 | 小数をかけるかけ算 |
9 | 計算 | 小数でわるわり算 |
9 | 計算 | 小数でわるわり算の利用 |
9 | 数量 | 速さ |
9 | 数量 | 割合 |
9 | 数量 | 帯グラフ・円グラフ |
9 | 数量 | 比 |
9 | 数量 | 比例 |
9 | 数量 | 反比例 |
10 | 計算 | 分数のかけ算 |
10 | 計算 | 分数のわり算 |
10 | 計算 | 分数のかけ算・ わり算の利用(1) |
10 | 計算 | 分数のかけ算・ わり算の利用(2) |
10 | 図形 | 図形と角 |
10 | 図形 | 図形と合同 |
10 | 図形 | 円周と円の面積 |
11 | 計算 | 文字を使った式 |
11 | 数量 | 並べ方と組み合わせ方 |
11 | 数量 | いろいろな表とグラフ |
11 | 図形 | 角柱や円柱 |
11 | 図形 | 角柱や円柱の体積 |
11 | 図形 | 対象な図形 |
11 | 図形 | 拡大図と縮図 |
12 | 計算 | 正負の数の計算(加減) |
12 | 計算 | 正負の数の計算(乗除) |
12 | 計算 | 文字式 |
12 | 計算 | 一次方程式 |
12 | 計算 | 一次方程式の利用 |
12 | 数量 | 比例と反比例 |
12 | 図形 | 平面図形 |
12 | 図形 | 空間図形 |
13 | 計算 | 式の計算(1) |
13 | 計算 | 式の計算(2) |
13 | 計算 | 連立方程式 |
13 | 計算 | 連立方程式の文章題 |
13 | 数量 | 一次関数(1) |
13 | 数量 | 一次関数(2) |
13 | 数量 | 確率 |
13 | 図形 | 平行と合同 |
13 | 図形 | 三角形と四角形 |
14 | 計算 | 多項式 |
14 | 計算 | 素因数分解・因数分解 |
14 | 計算 | 平方根 |
14 | 計算 | 二次方程式 |
14 | 計算 | 二次方程式の文章題 |
14 | 数量 | 二乗に比例する関数 |
14 | 図形 | 相似 |
14 | 図形 | 円周角 |
14 | 図形 | 三平方の定理 |
ステージ | 分野 | 単元 |
---|---|---|
1 | 文字・漢字 | ひらがな(1) |
1 | 文字・漢字 | ひらがな(2) |
1 | 文字・漢字 | ひらがな(3) |
1 | 文字・漢字 | ひらがな(4) |
1 | 文字・漢字 | ひらがな(5) |
1 | 文字・漢字 | カタカナ(1) |
1 | 文字・漢字 | カタカナ(2) |
1 | 言葉 | 言葉集め(1) |
1 | 言葉 | 言葉集め(2) |
1 | 言葉 | 言葉の関係 |
2 | 文字・漢字 | カタカナ(1) |
2 | 文字・漢字 | カタカナ(1) |
2 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
2 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
2 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
2 | 言葉 | ひらがな・ カタカナの決まり |
2 | 言葉 | 言葉の関係 |
2 | 文のしくみ | 誰が・どうした |
2 | 文のしくみ | つなぎ言葉 |
3 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
3 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
3 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
3 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
3 | 文字・漢字 | 漢字(5) |
3 | 言葉 | ことわざ |
3 | 言葉 | 言葉集め(1) |
3 | 言葉 | 言葉集め(2) |
3 | 文のしくみ | 誰が・どうした |
3 | 文のしくみ | 丁寧語 |
4 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
4 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
4 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
4 | 言葉 | 言葉の関係 |
4 | 言葉 | 慣用句 |
4 | 言葉 | ことわざ |
4 | 言葉 | 言葉集め |
4 | 文のしくみ | 言い換え |
4 | 文のしくみ | わけ |
4 | 文のしくみ | こそあど言葉 |
5 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
5 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
5 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
5 | 言葉 | 四字熟語 |
5 | 言葉 | 言葉集め |
5 | 言葉 | 言葉の関係 |
5 | 言葉 | 慣用句 |
5 | 文のしくみ | 文の作り |
5 | 文のしくみ | つなぎ言葉 |
5 | 文のしくみ | 言い換え |
6 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
6 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
6 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
6 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
6 | 言葉 | ことわざ |
6 | 言葉 | 言葉集め(1) |
6 | 言葉 | 言葉集め(2) |
6 | 文のしくみ | 文の作り |
6 | 文のしくみ | 比喩 |
7 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
7 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
7 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
7 | 言葉 | 言葉集め(1) |
7 | 言葉 | 言葉集め(2) |
7 | 言葉 | 慣用句 |
7 | 言葉 | 四字熟語 |
7 | 言葉 | 似た意味の言葉・ 反対の意味の言葉 |
7 | 文のしくみ | 原因と結果 |
7 | 文のしくみ | 接続語 |
8 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
8 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
8 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
8 | 言葉 | 言葉集め(1) |
8 | 言葉 | 言葉集め(2) |
8 | 言葉 | 慣用句 |
8 | 言葉 | 四字熟語 |
8 | 言葉 | 類義語・対義語 |
8 | 文のしくみ | 言い換え・比喩 |
8 | 文のしくみ | 事実と意見 |
9 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
9 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
9 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
9 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
9 | 言葉 | 故事成語 |
9 | 言葉 | 言葉集め(1) |
9 | 言葉 | 言葉集め(2) |
9 | 言葉 | 慣用句 |
9 | 言葉 | ことわざ |
9 | 文のしくみ | 指示語 |
10 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
10 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
10 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
10 | 言葉 | 四字熟語 |
10 | 言葉 | 言葉集め |
10 | 言葉 | 類義語・対義語 |
10 | 文のしくみ | 敬語(1) |
10 | 文のしくみ | 敬語(2) |
10 | 文のしくみ | 原因と結果 |
11 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
11 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
11 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
11 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
11 | 言葉 | 故事成語 |
11 | 言葉 | 語彙(1) |
11 | 言葉 | 語彙(2) |
11 | 文のしくみ | 対比 |
11 | 文のしくみ | 文の作り |
12 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
12 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
12 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
12 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
12 | 言葉 | 語彙(1) |
12 | 言葉 | 語彙(2) |
12 | 言葉 | ことわざ・慣用句 四字熟語・故事成語 |
12 | 言葉 | 類義語・対義語 |
12 | 文のしくみ | 助詞 |
13 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
13 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
13 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
13 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
13 | 言葉 | ことわざ・四字熟語 |
13 | 言葉 | 語彙 |
13 | 文のしくみ | 訳し方 |
13 | 文のしくみ | 係り結び |
13 | 文のしくみ | 助動詞 |
14 | 文字・漢字 | 漢字(1) |
14 | 文字・漢字 | 漢字(2) |
14 | 文字・漢字 | 漢字(3) |
14 | 文字・漢字 | 漢字(4) |
14 | 言葉 | 語彙(1) |
14 | 言葉 | 語彙(2) |
14 | 文のしくみ | 返り点(1) |
14 | 文のしくみ | 返り点(2) |
どのステージがどの学年に相当するかは表示されていません。それは恐らくコアトレが、理解・定着しやすい順序で学べる独自のカリキュラムを採用しているから。
コアトレは、効率の悪い教科書の順番には敢えてしていないのですね!
「〇年生内容」ということは気にせず、サクサク先取りしていくのがよいということかもしれません。
コアトレの使い方
コアトレはどこ?
スマイルゼミのタブレットを起動すると、通常の学習ホーム画面が開きます。
コアトレの入り口はホーム画面の左上にあります。
幼児コースはこちら↓↓
小学生コースはこちら↓↓
コアトレのアイコンをタップしたら、タブレットの持ち方を縦に変えます。通常の学習は横向きで、コアトレは縦向きです。
つまり、専用タブレットが2つの役割を果たすわけですね。スマイルゼミの学習が2倍になったと言ってもよいでしょう。
コアトレは、追加料金なしで配信されます。つまり「タダ」!
ですから、使わなくてもぶっちゃけ損はないです。でもすごくいいので、ガンガン先取りしていくことで、スマイルゼミの利用価値が2倍にアップしますよ!
コアトレの最初のステージは?
さて、先取りでどんどん先に進めるのは分かりますが、スタート地点はどこなのでしょう? これは、コアトレの使い方について私が一番気になっていたことでした。
実際に配信されたレッスンを見たところ、勝手に最初のステージを選ぶことはできないと分かりました。
例えば、新年中さんに初回に配信された、コアトレの算数ホーム画面はこちら↓↓
最下位のステージである「ステージ1」の「かずをくらべよう」から始まります。「おすすめ」と表示されていますね。他の単元はロックされていて、「かずをくらべよう」をやらないと、先へは進めないようになっています。
国語も最下位のステージ1「ひらがな(1)」からのスタートです。他の単元はロックされています。
スマイルゼミお問い合わせ窓口に電話で確認したところ、幼児コースでは、年少さん~年長さん皆が「ステージ1」からスタートするように設定されているそうです。
ある程度の計算やひらがなの読み書きがすでにできるお子さんでも、幼児コースの場合は、基本中の基本から学習するようになっているんですね。
一方、新小学2年生に4月に配信されたコアトレ算数は、ステージ2から始まるように設定されていました。計算「120までのかず」「たしざん」、図形「かたち」からのスタートです。
国語もステージ2からです。カタカナ(3)が最初の単元です。
ステージ2は小学1年生内容です。
つまり、コアトレは前学年の復習から始まるように設定されているのです。
全員一律で前学年相当のステージからスタートというのは、家庭ですでに先取り学習をしているお子さんにとっては、残念かもしれませんね。
同時期に開始した進研ゼミ小学講座のAI国語算数トレーニングや、RISU算数では、最初にテストを受けて、自分に合ったレベルからスタートします。でもコアトレは、そういうシステムにはなっていません。また、個別にスタート地点を変更するという対応も、現段階ではしてくれないそうです(問い合わせ窓口に確認済み)。
コアトレは、先取り学習内容がしっかり身に付くように、敢えて全員一律で前学年の復習からスタートするのかもしれません。前学年内容にまずは習熟することが、その後の先取り学習成功のために重要ということなのでしょう。
先取り学習が確実に身に付くように、設計されているんですね!
ところで、コアトレのスタート地点として設定されている前学年のステージより、さらに前のものはどうなっているでしょうか?
例えば小1相当のステージ2からスタートする小学2年生だったら、ステージ1はどうなっているのでしょう?
こちらが新小学2年生に配信されたステージ1の算数と国語↓↓
ステージ1はどの単元もロックされていませんね。好きなところを自由に選んで取り組むことができます。
つまりこれが「さかのぼり学習」!
取り組むように設定されているステージよりも前のものは、必要に合わせて好きなだけ学習できるようになっているのです。
画像のステージ1は、幼児コースで最初に配信される幼児向けの内容です。幼児内容を勉強し直さなけばならない小学2年生はいないかもしれませんね。でも中~高学年になると、学年を大幅にさかのぼって、勉強し直さなけらばならないケースは増えていきます。
特に算数は要注意!
例えば小学5年でやる小数のわり算でつまずいていたら、それ以前に習ったかけ算と引き算を習熟させる必要があります。そんなさかのぼり学習にも、コアトレが大いに役立ちそうです!
コアトレのやり方
幼児~中3範囲の先取り・さかのぼり学習ができるスマイルゼミのコアトレ。システム上は、幼児でも中3範囲まで進めるようになっています。
まあ、幼児が中3内容というのはさすがに難しいとしても、学年を超えた大幅な先取り学習が可能です。
コアトレはとても便利ですね!
でも果たしてそんなにうまくいくのでしょうか?
親が隣にいなくても、やり方がわかるでしょうか?
学校で習っていないのに、理解できるのでしょうか?
親にも塾にも教えてもらわないで、しっかり身に付くのでしょうか?
結論を先に言うと…
コアトレはうまくいきそうです!
なぜなら、がっつりトレーニングしてくれるので!
実際にスマイルゼミ・コアトレを使ってみたところ、しつこいくらい(笑)学習を重ねて、しっかり定着するように設計されているのが分かりました。
算数(数学)ステージ2を例にとって、使い方を口コミしていきますね。
「おすすめ」を学習
まずはコアトレのやり方を、子供が迷わないかについて。
コアトレの学習は、「おすすめ」と表示されている単元からスタートするだけで大丈夫です。親が隣にいなくても、何からやればよいか、子供がすぐに分かるようになっています!
「おすすめ」となっている単元「120までのかず」をタップすると…
その単元の最初のレッスンの「まなぶ」と「れんしゅう」が表示されました。アクセスできるのは最初の白くなっているところだけ。その下はロックされています。
スモールステップで進むのが分かりますね!
「まなぶ」で習得
「まなぶ」は授業のようなもの。学習ポイントを解説する動画や静止画が登場します。
コアトレでは、学校で習っていないことでも「まなぶ」で理解することからスタートできるんですね。先取り学習には、まず「まなぶ」を使うのがおススメです。
動画や静止画で理解できたと思ったら、その場で問題を解いて確認します。
選択問題だけでなく、しっかり書いて答える問題が多いです! タブレットにメモを書き込むこともできます。
答えたら、もちろんすぐに自動採点されます。
このようにして、解説動画や静止画を見ながら、4~6題ほどの問題に取り組みます。スモールステップで進むので分かりやすいです!
そして「まなぶ」が1つ終わると……「とりくみかんりょう」のメッセージが!
1つの工程が終わるごとに褒めてくれるのが嬉しい。しかも「けいけんち」が「+6」になるというご褒美つきです。
経験値がアップするので、ゲーム感覚でチャレンジできそう!
やり方が分かりやすいですね!幼児や低学年のお子さんでも一人でできるはずです!
「れんしゅう」で定着
「まなぶ」で理解できたら「れんしゅう」に進みます。もう分かっていること、ある程度できることは、「まなぶ」をスキップして、すぐに「れんしゅう」に取り組んでも良いと思います。
「れんしゅう」は全問正解でクリア! 全問正解しないといけないので、良い緊張感があります。ここでも選択問題だけでなく、書いて答える問題もたっぷり!もちろん自動採点されるのでサクサク進みます。
全問正解にならないと、「みなおし」をするように促されます。
そして「みなおし」では、解説を読んで確認することができます。親切に作られていますよ。
さて、ここからがすごい!
解説はありがたいのですが、解説を読むだけではクリアにならずに先へ進めないのです!
たった1問でも間違えてしまうと、容赦してもらえません(笑)
全問正解するまで「れんしゅう」問題にチャレンジし続けないといけないのです!
なお、試しに何回かわざと間違えて「れんしゅう」をやり直してみたのですが、驚いたことに、問題を解く度に使われている数字が変わっていました!
タブレット学習は、「選択問題を適当に選べば〇になる」「答えを暗記してしまえば〇になる」などと批判されることがあります。でもスマイルゼミ・コアトレに関しては、その心配はいらないと思います。
選択問題は少ないし、数字は毎回変わるし、「全問正解でクリア」という高いハードルがあるから。
さて、「れんしゅう」で全問正解になると、最初のレッスン「十のくらいと一のくらい」がクリアになりました。そして次のレッスン「99までのいくつといくつ」のロックが解除されました。
こうやって、スモールステップで学習を確実に積み上げていきます。
また右上の「レベル」の黄色い部分が増えてきました。レベルアップしつつあることを、幼児や小学生が見て分かることができます。これは大事なポイント! ゲーム感覚で、楽しく取り組めるようになっています。
「かくにんテスト」で強化
「まなぶ」で理解・習得し、4回の「れんしゅう」が全問正解で全クリアになったところで、最後に「かくにんテスト」が堂々と登場しました(笑)
この「かくにんテスト」に合格すると、やっと別の単元へ進むことができます。80点以上で合格です。
ここに辿り着くまで、かなりの量の問題を解いてきています。それなのにまたテストです!
コアトレはしつこい!(笑)
とことん力をつけさせてくれますよ。
「トレーニング」でパワーアップ
「かくにんテスト」で合格になったところで、ステージ表の「120までのかず」が裏返り、青くなりました。
すると上に「トレーニング」の文字が現れました!
「え、まだ続くの?!!」とビックリ!
青くなり、「トレーニング」と書かれたカードをタップすると…
今度はタブレット画面が炎のように真っ赤になっていて衝撃的!
「れんぞくチャレンジ」(連続正解を目指す)と「タイムアタック」(スピードアップを目指す)が並んでいました!
「れんぞくチャレンジ」は15問中10問正解を目指すというもの。チャレンジすると、自己ベスト記録が掲載されるようになっています。
15問連続で解くのは集中力も必要です。コアトレは、とことん鍛えてくれます!
「タイムアタック」は、10問をより速く解くというもの。
タイマーが100分の1秒単位まで表示されます。これ、緊張感がかなりあります!幼児や小学生には、なかなか刺激的かも!
この「トレーニング」では、単元によっては「みんトレ」(後述します)が表示されることも。
スマイルゼミ・コアトレは、各単元に習熟するまでとことん鍛えてくれますよ!
次の単元へ移る
1つの単元がクリアになったら、別の単元へと移ります。コアトレは、ロックが解除されている単元(単元名が表示されているもの)しか取り組めません。勝手に単元を選ぶことはできない仕組みになっています。
スマイルゼミ無学年学習コアトレは、理解・定着しやすい順番で学習できるようにカリキュラムが組まれているのだそう。学習すべき単元以外はロックされていることには、深い意味があるのですね。
というわけで、1つの単元の学習を進めて「かくにんテスト」に合格すると、やっと次に進むべき単元のロックが解除されます! ロック解除を動画で紹介します↓↓
1つの単元を攻略することで新単元のロックが解除されるという、ちょっとしたゲーム仕立てになっていますよ。
先取り学習はデタラメに進んだら効率が悪いです。コアトレのロック解除に従っていけば、効率よく、身に付きやすい順番で学習できますよ!
コアトレを継続できる仕掛け
上で口コミしてきた通り、スマイルゼミ無学年学習コアトレは使い方が分りやすいです。また、スモールステップで進み、演習に繰り返し取り組ませて、しっかり身に付くように作られています。
でも問題は、継続できるかです!
この点も大丈夫!
コアトレを使ってみて、コアトレには、幼児や小学生が継続して取り組みたくなる仕掛けも備わっていることが分かりました!
「レベル」が上がる
スマイルゼミ・コアトレでは、学習を重ねる毎に「けいけんち」がプラスされていきます。そしてそれと共に、タブレット右上に表示される「レベル」もアップしていきます。
最初はレベル0からスタート。学習を続けるにつれ、黄色のラインが段々増えていきます。そしてレベルの数字も、【0→1→2…】と、子供が見てすぐ分かる形で上がっていきます。
自分の「レベル」が段々アップしていく様子が学習画面に表示されているというのが、良いですね。取り組みの励みになります。
なお、自分のレベルは「マイステータス」でも確認できます。「けいけんち」をあとどのくらい上げたら次のレベルに進めるかも分かります。自分がデザインした「マイキャラ」と共に表示されますよ。
レベルの数字が変わるのは、学習の途中で突然起こります。ちょっとしたサプライズになって、楽しめそうです!
メダルやトロフィーがもらえる
学習を続けていくと、途中でメダルやトロフィーももらえます。
この「アワードGET」のお知らせも突然来るので、ちょっとビックリ(^^)/
「マイアワード」を開くと、それまでにもらったメダルやトロフィーを見ることができます。
こういうお楽しみがあるのはいいですね。ガッツリ勉強している途中で出てくるので、勉強にゲーム要素をプラスしてくれます。
「みんトレ」で競い合う
学習を進めて「かくにんテスト」に合格すると、「みんトレ」が開催される単元もあります。
「みんトレ」は「みんなでトレーニング」ということ。全国のスマイルゼミ受講者と、同じ問題の解答をリアルタイムで競い合うことができるようになっています。まるでオンラインゲームみたい!きっとお子さんが楽しめると思います!
みんトレのやり方をここで確認しておきましょう。
みんトレのやり方
まず「みんトレ」に参加するには、あらかじめその単元の「まなぶ」「れんしゅう」を終え、「かくにんテスト」に合格している必要があります。つまり、みんトレで対戦できるように、それまでにしっかり学習することになります。学習のご褒美として、みんトレを楽しむといってもよいかもしれません。
みんトレが開催される単元には、開催日の前日に「みんトレ!!」のアイコンが白く表示されます。開催時刻も書かれています。
白い「みんトレ!!」アイコンが出た翌日、つまり開催日当日には、アイコンの色がオレンジ色に変わります。
開催時刻(この場合は午後3時以降、8時まで)になったら、自分の都合のよい時にみんトレのオレンジ色アイコンをタッチします。すると「みんトレ!!正解数バトル」スタート画面に遷移します。
「はじめる」をタッチすると、システムがリアルタイムで対戦相手を探してくれます。
みんトレ開催時刻が「3時~8時」と幅があったので、「対戦相手が現れるまでずいぶん長く待つんだろうな…」と私は勝手に思い込んでいたのですが、その心配は全くいりませんでした。ほんの数秒でお友達が集まりました!コアトレユーザーが全国にたくさんいる証拠ですね。
色々に着飾ったアバター達が登場するので、子供たちには楽しいはず。ちなみに名前はもちろん各自のニックネーム。あとで変更することもできます。
5人揃ったら、みんトレの対戦スタートです。
問題を一斉に解いていきます。もちろん自動採点されます。
自分や対戦相手が解答する度に「できた!」と表示されます。「お友達はもうできたのに自分はまだ…」とドキドキ感があります!
制限時間が終了すると、正解数が一番多かった人が表彰されます。
他の人たちと対戦を繰り返すこともできます。
もしも1位をゲットできたら、アワードがもらえるので励みにもなります!
みんトレには適度な緊張感やワクワク感があって楽しい!みんトレでの対戦を目標にして、日々のコアトレでの取り組みを頑張れそうです。
先取り学習には孤独な面があります。だって、学校の授業とは異なることに1人で取り組むので。固い意志や目標がないと、途中で挫折してしまうかも。
でも幼児や小学生に「意志」や「目標」を求めるのは、なかなか難しい!
そこで役立つのが、「レベル」のアップや、メダルやトロフィーなどのアワードです。また「みんトレ」の対戦です。ややもすると孤独な取り組みになってしまう先取り学習にゲーム要素がプラスされ、幼児や小学生が楽しみながら頑張れるように工夫されていますよ。
スマイルゼミ・コアトレの口コミ
私が実際に使ってみて分かったことを口コミしてきました。次は他のユーザーさん達のSNSでの評判を紹介しますね。
「楽しく取り組めている」という口コミ↓
コアトレすごい…!息子がものすごい勢いで吸収してる。何より学ぶことが楽しそう (twitterより)
「集中して取り組みやすい」という口コミ↓↓
スマイルゼミのコアトレ。最初は園児にも出来るレベルだし、ビデオで説明してくれて、授業みたいでいいな。 派手な動きのアニメキャラも過剰な効果音も出てこないから、集中出来るみたい。すぐ気が散る息子にはピッタリ(twitterより)
「復習できるのが良い」という口コミ↓↓
コアトレが導入され、2年生からの復習してる息子 漢字が苦手だから復習できるのはありがたい。(twitterより)
「どんどん先取りできている」という口コミ↓↓
スマイルゼミのコアトレに夢中の娘(この春年長)。 4月中には掛け算に入りそう…。そうなったら、掛け算…覚えるんかな…。掛け算って小2やったっけ…。 すごいぞコアトレパワー!(twitterより)
子供たちがスマゼミのコアトレやり始めて、朝も夜もずっとやってるのはいいんだけど、学校で習ってないとこもどんどん進めていくからこっちも教えなきゃいけなくて大変w まず思い出す作業しないといけない。三角形の角度とか久々だわ(twitterより)
「親の誘導が必要」という口コミ↓↓
初めて3ヶ月なのに、全く書けなかったひらがなが、今何も見ずに文を書けてるので…。タブレットってハマる子にはすごい効果だなって思いました…! でもコアトレは親の誘導が必要そうですよね…(twitterより)
「幼児は食いつきにくい」という口コミ↓↓
スマイルゼミのコアトレの扱いに困ってる。幼稚園児が食いつく内容じゃないんだよなぁー(twitterより)
「文字の判定が厳しい」という口コミ↓↓
5歳新年長の娘がスマイルゼミのコアトレ始めたんだけど、ひらがなの採点厳しすぎて泣いてる。ひらがなの練習というより書道だな。でもおかげで最近グッと字が綺麗になった。(twitterより)
SNSでの口コミをまとめると、次のようなことが言えそうです。
コアトレの悪い評判をどう捉えるかですが…
幼児は食いつきが悪い?
私が思うに、コアトレは「先取り学習」という性質上、学習に対してある程度の意欲や目標設定が求められると言ってもよいかもしれません。つまり「なんとなくやる」のだと、なかなか進まないかと。
そのように、ある意味高度な学習であるコアトレですが、全く同じプログラムが、幼児コースと小学生コースの両方に組み込まれています。ですので、特に幼児コースでコアトレを使う場合は、ちょっと注意が必要かなと思います。
幼児コースでは、タブレットを起動すると、通常の学習である【きょうのミッション】が大きく表示されます。
「きょうのミッション」は、いかにも「これを勉強してくれ~~」という感じですよね(笑)
コアトレを始めるには、左上の小さな「コアトレ」アイコンから入らなければなりません。意識しないと、小さくて忘れてしまいそうです。これが、口コミにあった、「幼児は食いつきが悪い」や「親の誘導が必要」という原因かなと思います。
とうわけで、特に幼児コースでコアトレを使う場合、また小学生コースでも「なんとなく」という気持ちの場合は、コアトレで先取り学習をするメリットをお子さんに理解してもらうことが大切なのではないでしょうか。
また、「夕飯の前は『きょうのミッション』、週末に『コアトレ』」などと決めておくと、取り組み忘れを防ぐことができるかもしれません。
文字の正誤判定が厳しい?
「コアトレはひらがなや漢字の正誤判定が厳しい」という口コミも散見されます。「そのお陰できれいに書けるようになった」という口コミもあるので、「正誤判定が厳しい=悪い」とは言い切れないのが難しいところですね。
幸いスマイルゼミには「全額返品保証サービス」があります。受講を申し込んで実際に使ってみて、万が一気に入らなければ、2週間以内であれば解約し、返金を受けることができるというものです。つまり2週間無料でお試しできるのです!
スマイルゼミの受講を始めると、通常の学習に加えてコアトレも直ぐに利用することができます。ですのでぜひ2週間の全額返金保証期間内に、お子さんにコアトレも試してもらってください。そして文字の正誤判定について確認してくださいね!
スマイルゼミ・コアトレのメリット
コアトレを使ってみて、またユーザーの方々の口コミを見て、コアトレには次のメリットがあると思います。
さらにもう1つ加えるならば、コアトレには追加料金がかからないということ!
もしも先取り学習やさかのぼり学習に興味がなければ、無理にコアトレをやる必要はありません。タダなのですから、コアトレをやらなくても損になりません!
でも先取り学習をさせたいご家庭にとって、コアトレは試してみる価値大だと思います。
なぜなら、コアトレには学校で習っていないことでも着実に身に付く仕掛けがあるから!
先取り学習をすると、学校の授業を余裕で受けられたり、得意科目ができて自信がついたり、中学受験の準備になったり、中学入学に備えられたりと、良いことがたくさんあります!そのためにコアトレが強い味方になるかもしれません!
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