スマイルゼミと進研ゼミ・チャレンジタッチは、どっちが小学生にとってよいのでしょう?プロ家庭教師の私が、両方を実際に受講してみて、20項目から両者を比較します。この記事を読めば、2社の違いや共通点が分かり、スッキリします!
- スマイルゼミとチャレンジタッチの比較ポイント
- スマイルゼミ・チャレンジタッチのタブレット性能比較
- スマイルゼミ・チャレンジタッチのコスパ比較
- どっちが食いつきがよい?
- どっちが取りかかりやすい?
- チャレンジタッチでは紙教材や特別付録も
- スマイルゼミ・チャレンジタッチ難易度比較
- スマイルゼミ・チャレンジタッチ学習量比較
- 文字の正誤判定はどっちも厳しすぎ?
- スマイルゼミとチャレンジタッチ先取り学習比較
- スマイルゼミ・チャレンジタッチ英語比較
- プログラミング学習の配信回数が多いのはチャレンジタッチ
- スマイルゼミ・チャレンジタッチ学力診断テスト比較
- オンラインライブ授業があるのはチャレンジだけ
- チャレンジタッチなら添削付き
- スマイルゼミならゲーム時間を制限できる
- どっちが継続しやすい?
- おまけのコンテンツ比較
- スマイルゼミ・チャレンジタッチの保護者サポート比較
- 無料お試しができるのはどっち?
- スマイルゼミ・チャレンジタッチ解約のしやすさ比較
- スマイルゼミとチャレンジタッチの比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較ポイント
スマイルゼミとチャレンジタッチは小学生通信教育やタブレット学習の中で共通点が多く、迷う方が多いと思います。どちらがよいのか、20項目で比較すると次のようになります。
※青字をタップすると、よくわかる解説にジャンプできます (^^)
比較ポイント | 2社の違い |
---|---|
タブレットの性能 | 小3~6年:スマイルゼミの方がよい 小1~2年:両方高機能 |
コスパ | チャレンジタッチの方がよい |
小学生の食いつき | スマイルゼミは勉強っぽい チャレンジタッチは勉強へのハードルが低い |
取りかかりやすさ | どちらも何をすればよいか小学生がよく分かる スマイルゼミの方がより明確 |
紙教材を使うか | スマイルゼミはタブレットだけで完結 チャレンジタッチは紙教材もつく |
難易度 | 共に教科書準拠で難易度は同じ スマイルゼミは別料金で発展クラスあり チャレンジタッチは追加料金0円で応用問題可 |
学習量 | スマイルゼミ:1講座10~20分 チャレンジタッチ:1日15分 共に追加料金0円で学習量を増やせる |
文字の正誤判定 | チャレンジタッチのみ、モード変更ができる |
先取り学習 | スマイルゼミ:小1~中3の国語・算数(数学) チャレンジタッチ:小1~6年の国語・算数 高学年にメリットがあるのはスマイルゼミ |
英語 | スマイルゼミ:オプション講座が素晴らしい チャレンジタッチ:英検準1級レベルまで対応 英語初心者にはスマイルゼミの方が取り組みやすい |
プログラミング学習 | チャレンジタッチの方が配信回数が多い |
オンラインライブ授業 | スマイルゼミ:なし チャレンジタッチ:あり |
学力診断テスト | 共に年3回実施 順位が分かるのはチャレンジタッチ |
添削 | スマイルゼミ:なし チャレンジタッチ:あり |
ゲームアプリ | スマイルゼミ:ゲーム時間を制限できる チャレンジタッチ:ゲーム時間を制限できない |
継続しやすさ | スマイルゼミ:ゲームと表彰機能で動機付け チャレンジタッチ:努力賞プレゼントで動機付け |
おまけのコンテンツ | スマイルゼミ:朝日小学生新聞、学習まんが チャレンジタッチ:電子書籍1000冊以上 |
保護者サポート | スマイルゼミ:みまもるネット チャレンジタッチ:おうえんネット |
無料お試し | スマイルゼミ:全額返金保証制度でお試し可 チャレンジタッチ:キャンペーン期間のみお試し可 |
解約しやすさ | スマイルゼミ:1年未満で解約すると追加料金発生 チャレンジタッチ:半年未満で解約すると追加発生 |
それぞれの比較ポイントごとに、詳しく見ていきましょう。
スマイルゼミ・チャレンジタッチのタブレット性能比較
スマイルゼミも、進研ゼミ・チャレンジタッチも、専用タブレットを使用します。
タブレットの性能比較は、学年で分ける必要があります。
というのは、チャレンジタッチでは、2022年4月から小1コース対象に新タブレット「チャレンジパッドネクスト」を採用したからです。2024年度は、小1~小3コースでこの新タブレットが使用されます。
一方、小4~6コースについては、2024年度も旧型タブレットが継続されます。これは新規に入会する小学生についても同様です。
小4~6年コースのタブレット比較
新小4~6年については、スマイルゼミのタブレット&ペンの方が、チャレンジタッチと比較すると断然使いやすいです。
一番大きな違いは、画面に手をついて書けるかどうかです。「そんなこと?」と思うかもしれませんが、手をつけられるかどうかで、使い心地が大きく変わります。なぜなら、ノートに文字を書く時は、f普通ノートに手をつけるからです。画面に手をつく方が自然な書き方になり、小学生が姿勢をよくすることにもつながります。
スマイルゼミのタブレットは手をついて書けますが、チャレンジタッチではできません。
スマイルゼミの専用タッチペンには、画面に手が触れてもそれを無効にしてくれる「パームリジェクション」という機能がついています。これによって、こんな風にタブレットに手をぴったりつけて、文字を書くことができます。
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一方、チャンレンジタッチのタブレット(チャレンジパッド)では、ペンを持った手が画面に触れると、そこに反応してしまいます。
例えば、漢字を書く時などに手が画面に触れると、漢字を「四角の中に書きましょう」とタブレットに注意されます。解答欄の外に手が触れることに、タブレットが反応してしまうからです。慣れるまではついつい画面に触れてしまうので、この「四角の中に書きましょう」がちょっと耳障り(^^;
しかし、これには解決法があります。チャレンジタッチでは、タブレットを立てて使えば、自然と手が画面から離れます。タブレットが立っていれば、意識して「手を浮かせる」ようにしなくても自然とペンだけが画面にタッチするようになり、問題なく文字を書けるようになります。
次に、文字の消し方にも注目しましょう。
スマイルゼミの専用タッチペンは、ペンの後ろに消しゴム機能がついています。タブレットに書いた文字をペンの後ろでくるっと囲むと、さっと消すことができます。シャーペンの後ろについている消しゴムで消す感覚です。
一方、チャレンジタッチのタブレットでは、画面上の「けす」をタッチしないと文字を消せません。一瞬ですが、勉強の流れが止まる感があります。
しかしスマイルゼミの消しゴム機能つきペンなら、勉強の勢いが妨げられません。私も実際に使ってみましたが、ストレスなく文字を書き続けることができました。
というわけで、小3~6年コースについては、スマイルゼミのタブレットの方が使い心地がよいです。ただしチャレンジタッチでも、タブレットを立てて使うことで、手を浮かせて書くストレスをなくすことができます。
小1~3年コースのタブレット比較
2022年4月、チャレンジタッチ1年生に高性能タブレット(チャレンジパッドネクスト)が新登場しました。新タブレットでは、スマイルゼミタブレットと同様に、画面に手をつけて、ノートに書くのと同じ感覚で文字を書き込むことができます!
新タブレットの登場で、新1年~3年生については、チャレンジタッチのタブレットはスマイルゼミに引けを取らなくなりました。
さらに小1~3年の新タブレットでは、目を保護するためのブルーライトカット機能つきです。これはスマイルゼミのタブレットにはありません。
おそらく進研ゼミ・チャレンジタッチでは、2024年度以降も1年生には新タブレットが採用され続けることでしょう。そしてやがて全学年に新タブレットが行き渡り、ペンの後ろに消しゴム機能がついていないことを除けば、スマイルゼミのタブレットと使い心地は同等になるはずです。
また、ブルーライトカット機能があることに着目すると、チャレンジタッチのタブレットの方がスマイルゼミよりも優れていると言えます。
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スマイルゼミ・チャレンジタッチのコスパ比較
受講費は同じくらい
2024年度のスマイルゼミとチャレンジタッチの受講費を比較します。
以前はいずれの学年や支払い方法でも、チャレンジタッチの方がお安かったです。ところが近年チャレンジタッチが値上げになりました。
その結果、両者の値段はあまり変わらなくなりました。学年や支払い方法によって、チャレンジタッチの方が少し安かったり、スマイルゼミの方が少し安かったりしています。
(2024年3月時点での情報です。入会の際は、各社公式サイトで最新情報をご確認ください)
12ヵ月一括払い・月あたり会費(税込)
学年 | スマイルゼミ 標準クラス | スマイルゼミ 発展クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|---|
小1 | 3,278円 | 3,828円 | 3,250円 |
小2 | 3,520円 | 4,400円 | 3,490円 |
小3 | 4,180円 | 5,170円 | 4,460円 |
小4 | 4,840円 | 5,830円 | 4,980円 |
小5 | 5,720円 | 6,710円 | 5,980円 |
小6 | 6,270円 | 7,260円 | 6,370円 |
6ヵ月一括払い・月あたり会費(税込)
学年 | スマイルゼミ 標準クラス | スマイルゼミ 発展クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|---|
小1 | 3,718円 | 4,378円 | 3,610円 |
小2 | 3,960円 | 4,950円 | 3,890円 |
小3 | 4,620円 | 5,720円 | 5,000円 |
小4 | 5,280円 | 6,380円 | 5,370円 |
小5 | 6,160円 | 7,260円 | 6,460円 |
小6 | 6,710円 | 7,100円 | 6,880円 |
毎月払いの場合・月会費(税込)
学年 | スマイルゼミ 標準クラス | スマイルゼミ 発展クラス | 進研ゼミ チャレンジタッチ |
---|---|---|---|
小1 | 4,268円 | 5,038円 | 4,020円 |
小2 | 4,510円 | 5,610円 | 4,320円 |
小3 | 5,170円 | 6,380円 | 5,320円 |
小4 | 5,830円 | 7,040円 | 5,590円 |
小5 | 6,710円 | 7,920円 | 6,710円 |
小6 | 7,260円 | 8,470円 | 7,150円 |
チャレンジタッチはタブレット実質無料
上記の会費に加えて、スマイルゼミではタブレット代として10,978円(税込・一括払いの場合)が別途かかります。
一方、チャレンジタッチは6ヶ月の継続利用でタブレット代が無料になります。また、もしも6ヵ月間継続できなかったとしても、発生するタブレット代は8,300円です。これはスマイルゼミのタブレット代よりもお安いですね。
先に紹介したように、スマイルゼミのタブレット&ペンはグレードが高いので仕方ないのかもしれません。スマイルゼミではタブレット購入の初期費用がかかってしまうのが、チャレンジタッチと比較するとちょっと残念です。
タブレット代も含めたコスパで選ぶなら、チャレンジタッチです!
どっちが食いつきがよい?
スマイルゼミとチャレンジタッチは、どちらが小学生の食いつきがよいでしょうか?
スマイルゼミとチャレンジタッチのタブレット画面を比較すると、雰囲気がかなり違います。
チャレンジタッチのホーム画面はとても賑やか!小1コースでは、コラショがぴょんぴょんはねて、元気に話しかけてきます。楽しい雰囲気なので、勉強へのハードルが下がります。
一方、スマイルゼミの画面は、チャレンジタッチと比較すると随分落ち着いています。「勉強っぽい」です。
勉強嫌いの小学生でも、チャレンジタッチならゲーム感覚でひきつけられるかもしれません。
ただこれはお子さんによるところが大きそう!キャラクター嫌いとか、まじめな雰囲気が好きな小学生は、スマイルゼミの方がいいでしょうね。
後で紹介しますが、無料体験などで確認するのがベストです!
どっちが取りかかりやすい?
スマイルゼミとチャレンジタッチとでは、どちらが勉強をスタートしやすいでしょうか?
スマイルゼミでは、タブレットを起動すると「きょうのミッション」が大きく表示されます。
これによって、小学生はその日に何をすればよいか、一目でわかります。「きょうのミッション」には、各小学生の学習状況に応じて、最適な講座や必要な復習問題が優先的に表示されます。ミッション通りに取り組んでいけば、学習が偏らず、苦手克服もできるようになっています。
一方、チャレンジタッチでは、タブレット画面の「がっこうさん」をタッチして教室に入ると、「きょうのおすすめ」レッスンが表示されます。
この「きょうのおすすめ」レッスンは、スマイルゼミの「きょうのミッション」と同様に、各小学生の学習状況に応じてAIが診断して提示してくれるというもの。勉強のモレがないように助けてくれます。
スマイルゼミは「きょうのミッション」で、チャレンジタッチは「きょうのおすすめ」で、それぞれ小学生が何をすればよいか分からないという状況を作りません。これは紙教材にはない、タブレット学習の強みですね。
強いてスマイルゼミとチャレンジタッチを比較すると、スマイルゼミの「きょうのミッション」はタブレット起動直後に大きく表示されるので、とても明確です。それに対しチャレンジタッチでは、まず「がっこうさん」をタッチして教室に入って、自分で「きょうのおすすめ」レッスンを確認しに行く必要があります。周りにあるゲームなどの誘惑にも勝たなければなりません。
ですので、スマイルゼミの方が一発で学習を開始できると言えそうです。
すんなり勉強を始めやすいのは、スマイルゼミです!
チャレンジタッチでは紙教材や特別付録も
チャレンジタッチでは、年に数回、ワークなどの紙教材や特別付録も届きます。
「紙に書くこともさせたい」とお考えのご家庭には、ワークもあるのは嬉しいサービスかもしれません。また特別付録は、小学生にとって楽しいと思います。
一方、スマイルゼミには紙教材や付録のお届けはありません。すべての学習が、タブレット一台で完結します。
タブレットだけで済むので、教材管理がラクなのは断然スマイルゼミの方です!
余計な付録はいらないというご家庭に、スマイルゼミは助かります!
スマイルゼミ・チャレンジタッチ難易度比較
スマイルゼミとチャレンジタッチは共に教科書準拠教材です。学校の授業の予習・復習に適した通信教育です。
教科書レベルの学習ですので、2者のメインのレッスン(講座)の難易度は変わりません。どっちも基礎・基本の理解・定着に適した難易度になっています。難しくありません。
しかしながら、スマイルゼミ・チャレンジタッチのどちらも、教科書を超えた応用問題や思考力問題にも取り組むことができます。ここで2者の違いが出ます。
まずチャレンジタッチの場合、通常の学習に加えて応用問題や思考力問題に取り組んだとしても、追加料金がかかりません。
チャレンジタッチ1~3年生の場合は、レッスン一覧から「実力アップレッスン」のタブを選ぶだけで、「もっと!応用・思考力」レッスンが表示され、自由に取り組むことができます。
また、チャレンジタッチ4~6年生向けには、2022年4月に「上位コース」が新設されました。こちらも追加料金0円で、難易度の高い演習問題に取り組むことができます。
一方、スマイルゼミではそう簡単にいきません。教科書レベルを超えた高難易度の学習をするには、「発展クラス」にコース変更をする必要があります。しかも、発展クラスを選ぶと受講料がアップします。また、申し込みをした翌月にならないと、発展クラス用の講座は配信されません。
こちらが、発展クラスを受講した場合の講座一覧の例です。通常の「標準クラス」用講座に加えて、発展クラス用講座がプラスされています。
というわけで、スマイルゼミとチャレンジタッチのメインレッスン(講座)の難易度に違いはありません。しかしレベルの高い学習ついては、チャレンジタッチなら追加料金0円で簡単に取り組めますが、スマイルゼミだと受講料が高い発展クラスにコース変更をする必要があるという、システム上の違いがあります。
なお、チャレンジタッチ「実力アップレッスン・もっと!応用・思考力」や「上位コース」、そしてスマイルゼミ「発展クラス」は確かに難しいです。けれどもハイレベルで知られるZ会小学生コースほど、難易度は高くありません。
学力がすでに高く、手ごたえのある問題ばかりに取り組みたい小学生には、Z会をおすすめします。
参考記事 小学生通信教育15社比較!難易度目的別おすすめランキング⇒
スマイルゼミ・チャレンジタッチ学習量比較
スマイルゼミの方が学習量が多い
公式サイトによると、チャレンジタッチの1日の学習量は15分となっています。これは、「きょうのおすすめ」レッスンとしてタブレットに提示されるメインレッスンのこと。
一方、スマイルゼミ標準クラスでは「1講座10~20分」と説明されています。スマイルゼミの「きょうのミッション」でその日にやるべきこととして表示されるのは2~3講座ですから、全部で20~60分になります。ということは、単純計算すると、スマイルゼミの方が一日の学習量は多いといえます。
スマイルゼミで「発展クラス」を選んだ場合は、さらに学習量が増えます。標準クラスと比べて講座数が多くなり、難易度も上がるので、1日の学習量が約1.5倍になります。
ですので、「時間はわずかでもいいから、とにかく毎日机に向かう習慣をつけたい」という場合には、チャレンジタッチの方がハードルが低そうです。
どっちも追加料金0円で学習量を増やせる
ところで、チャレンジタッチにしてもスマイルゼミにしても、1日15分や20分などと聞くと、「少なすぎる!」と感じる方もいることでしょう。毎月数千円もの受講費を払うので、それでは満足いかないという気持ちはよく分かります。
でもご安心を!どちらも追加料金0円で、学習量を増やすことができるのです!
まずチャレンジタッチの場合。講座一覧の「実力アップレッスン」のタブを選ぶと「もっと!演習」のレッスンがずらりと並びます。こちらはメインレッスンの類題です。類題にたっぷり取り組んで、学習量を増やすことができます。
一方、スマイルゼミでは、その日に取り組むべき「きょうのミッション」が完了すると、タブレットが「もっとミッションをやってみる?」と尋ねてくれます。プラス(+)をタッチすれば、すぐに新たなミッションが生成されます。そうやって、いくらでもミッションを増やすことができるのです。
というわけで、タブレットが小学生に提示する基本の学習量は、チャレンジタッチの方がスマイルゼミよりも少ないです。
でもどっちも、小学生のやる気次第で、その場でもっともっと勉強を増やすことが可能になっています。
どっちを選んでもたっぷり勉強できますよ!
文字の正誤判定はどっちも厳しすぎ?
漢字など文字の正誤判定について、スマイルゼミとチャレンジタッチに違いはあるのでしょうか?
どちらも書き順や画数、「とめ、はね」や、字形の間違いなどをしっかり指摘してくれます。たま~~にはどちらも、間違っているのにマルになってしまうことがないわけではありませんが。
すごいのは、お手本と見比べられる機能です。スマイルゼミもチャレンジタッチもお手本との違いを視覚に訴えてくれるので、小学生がとても分かりやすくなっています。
それぞれ動画にまとめてあるので、ご覧ください↓↓
こういうのを見ると、タブレット学習は便利だなと思います。親だって、ここまで細かくは、なかなか教えられません!
さて、漢字をがんばって書いているのに、字形や「とめ、はね」などを間違いとみなされて、小学生がやる気をなくしてしまうというケースもあります。
そこでチャレンジタッチでは、タブレットの設定画面から、文字の判定を「やさしい」モードに変更すできるようになっています。
「やさしい」モードなら、「とめ、はね」などの間違いは指摘してくれるものの、バツにはなりません。
この、正誤判定のモードを変えることができるのは、チャレンジタッチのみ!スマイルゼミには備わっていない親切な機能です。チャレンジタッチは文字の判定モードを変更できることで、小学生の意欲がそがれないように配慮されています。
チャレンジタッチで正誤判定モードを変えられるのは、とてもユニークです!
スマイルゼミとチャレンジタッチ先取り学習比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの両方に、2022年4月無学年学習プログラムがスタートしました。スマイルゼミは「コアトレ」、チャレンジタッチは「AI国語算数トレーニング」というものです。
それぞれ自分の学年に関係なく、算数と国語の先取り学習ができます。さかのぼり学習もOKです。追加料金はかかりません。
スマイルゼミ・コアトレ
チャレンジタッチ・AI国語算数トレーニング
両方、自分の学年に関係なく先取り学習ができる点で共通していますが、2つを比較すると、先取り範囲などに大きな違いがあります。
比較ポイント | スマイルゼミ コアトレ | チャレンジタッチ AI国語算数トレーニング |
---|---|---|
学習教科 | 国語・算数(数学) | 国語・算数 |
学習範囲 | 幼児~中3レベル | 小1~小6レベル |
開始地点 | 1学年前相当 | 計算のみテストで決定 計算以外は希望制 |
スマイルゼミ「コアトレ」で先取り学習をする場合、全員一律に自分の学年より1年前相当のステージから学習を開始します。しっかり復習をして、基礎を頑丈にしてから前に進むというスタンスのようです。基礎固めは重要なので、それはそれで理解できるのですが、かなりできる小学生にはちょっと面倒かもしれません。
その点チャレンジタッチなら、計算分野については最初にレベルチェックを受けて、自分に合ったステージから開始できます。計算以外の分野は、開始ステージを好きに選ぶことができます(迷ったら、自分の学年相当のステージから始めます)。自分に合ったステージから開始できるという点では、チャレンジタッチ・AI国語算数トレーニングの方が、使い勝手がよさそうです。
ただし、先取りできる範囲はスマイルゼミの方が勝っています。スマイルゼミでは、なんと中学3年レベルまでの算数(数学)と国語の先取り学習ができるのです。システム上は、幼児コースであっても、小1であっても、中3レベルまで進めるようになっています。
これは便利です!例えば高学年になって、地元の公立中学に進学予定の場合、早いうちから高校受験を見据えて中学数学の先取りをすることなどが可能になります。よく小6の春休みに塾の春期講習を受けて、中学内容を予習する熱心な小学生がいますね。でもスマイルゼミ・コアトレを使っていれば、そんな必要もなくなるわけです。
一方、チャレンジタッチ・AI国語算数トレーニングの範囲は小6レベルまでなので、中学範囲の先取りはできません。高学年の小学生にとっては、中3範囲まで学べるスマイルゼミ・コアトレほどのメリットはないと言えます。
中学数学を先取りしたいなら、断然スマイルゼミです!
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スマイルゼミ・チャレンジタッチ英語比較
スマイルゼミの英語
数ある小学生向け通信教育の中で、特にスマイルゼミの英語は素晴らしいと感じています。
小1からフラッシュカードで英単語の文字と音声に触れたり…
発音練習もバッチリです!
さらにオプション教材の「英語プレミアム」を使うことで、例えば参加型の英語の歌を楽しんだり…
フォニックス学習や文字を書く練習も楽しくできます。
スマイルゼミを選ぶなら、HOPやSTEPはぜひ使ってほしい!
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チャレンジタッチの英語
一方、チャレンジタッチも負けてはいません。チャレンジタッチには、以前は別の有料講座であった「チャレンジイングリッシュ」が追加料金0円で搭載されています。そして、小学生であっても、なんと英検準1級相当まで学習できるようになっているのです。
チャレンジイングリッシュは12のレベルに分かれています。チャレンジタッチのタブレットで学習できるのはレベル8まで。それ以降はPCで取り組むことになります。
レベルによって扱う項目が異なりますが、全体としては、【リスニング・会話・発音・アルファベット・フォニックス・リーディング・ライティング・文法・語彙】と英語を幅広く学習しながら、スモールステップで進んでいきます。
例えば、お手本を真似て会話文を発音をして、出来栄えの判定を受けたり…
聞こえた通りにアルファベットを並べて、単語を作ったり…
フォニックス学習や…
レベルが上がると文法まで…
AIスピーキングを楽しむこともできます。
とにかくチャレンジタッチの英語は、コンテンツが膨大です!
スマイルゼミと比較した際の大きな違いは、チャレンジタッチでは、最初にレベルチェックテストがあることです。テスト結果によって、自分に合ったレベルからスタートできます。特におうち英語などで英語がある程度できる小学生にとって、チャレンジタッチなら簡単すぎる内容をやらなくてすみます。これは使い勝手がよいです!
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では結局のところ、スマイルゼミとチャレンジイングリッシュの英語はどっちがよいのでしょうか?
両方受講してみた英語が専門の私の感想は、特に英語を初めて習う小学生、英語に自信がない小学生には、スマイルゼミの方が分かりやすく、自信をもって取り組めるのではないかと思います。
というのも、チャレンジタッチのチャレンジイングリッシュでは、最初のレベル1でさえ、かなりまとまった量の英文をいきなり聞いたりします。それは英語学習に大切なことなのですが、難しく感じて面食らってしまう小学生もいるかもしれません。
というわけで、初めて英語を習う小学生に安心なのはスマイルゼミ。ある程度英語の学習経験がある小学生には、自分に合ったレベルからスタートできるチャレンジタッチの方が便利だと思います。
かなり英語ができる小学生でも、チャレンジタッチなら満足いくレベルが選べるはず!
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プログラミング学習の配信回数が多いのはチャレンジタッチ
近年、プログラミング学習が注目を浴びつつあります。小学生通信教育でも、プログラミング学習を取り入れるところが多くなってきました。
では、プログラミング学習については、スマイルゼミとチャレンジタッチのどっちがよいのでしょう?
配信回数で比較すると、チャレンジタッチの方が断然多いです。
プログラミング学習 配信回数比較
学年 | スマイルゼミ | チャレンジタッチ |
---|---|---|
小1 | 年3回 | 年5回 |
小2 | 年3回 | 年5回 |
小3 | 年3回 | 年6回 |
小4 | 年3回 | 年8回 |
小5 | 年3回 | 年9回 |
小6 | 年3回 | 年10回 |
スマイルゼミでプログラミング学習が配信されるのは、年に3回のみ。春休み・夏休み・冬休みの「特別講座」として登場します。
スマイルゼミのプログラミング学習の特徴は、教科学習と結びついていること。例えば小1の冬には、カタカナの読み書きと関連したプログラミング学習が配信されました。
チャレンジタッチでも、各学年に合ったテーマでプログラミング学習が配信されます。時にはタブレットの上でモノを動かして体験するなど、バラエティーに富んでいます。
というわけで、スマイルゼミとチャレンジタッチのどちらもプログラミング学習を楽しむことができますが、配信回数の点では、チャレンジタッチの方が勝っています。
スマイルゼミ・チャレンジタッチ学力診断テスト比較
スマイルゼミもチャレンジタッチも、受講生の学習到達度を確認するための全国学力診断テスト(チャレンジタッチでの名称は「全国実力診断テスト」)を実施しています。どちらも年3回(夏休み・冬休み・春休み)です。
テスト回数は同じですが、教科が次のように異なります。
学力(実力)診断テスト 教科比較
学年 | スマイルゼミ | チャレンジタッチ |
---|---|---|
小1~2 | 国語・算数 | 国語・算数 |
小3~6 | 国語・算数 | 国語・算数・理科・社会 |
スマイルゼミでは一部難易度の高い問題も含まれていますが、チャレンジタッチは基礎的な問題が多いようです。
この診断テストは、スマイルゼミ・チャレンジタッチのどちらも、タブレット上でテストを受けたら、その場で即採点されて、点数がすぐに分かります。また、苦手の洗い出しができ、それを克服するための復習講座(復習ドリル)がすぐに配信されるというメリットが、共通しています。
しかし、テスト結果に違いがあります。スマイルゼミでは、全国の受検生と比較した場合の自分の出来栄えは分かりません。一方、チャレンジタッチでは、前年度のデータを活用して、自分の順位も算出されます。前年度のデータに照らし合わせて算出するので、厳密には正確な順位ではありませんが、参考にはなります。
なお、スマイルゼミは受検者数を公表していませんが、進研ゼミでは公表しています。進研ゼミによると、紙教材チャレンジとチャレンジタッチを合わせて、2020年度は143.2万人の小学生が受検したそうで、民間のテストでは国内最大級なんだそう。ですので、テストの規模は、チャレンジやチャレンジタッチの方が勝っているようです。
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オンラインライブ授業があるのはチャレンジだけ
チャレンジタッチでは、オンラインライブ授業も定期的に実施されています。オンラインライブ授業はスマイルゼミにはありません。他のどの小学生向け通信教育にもありません。
通信教育は家庭で1人で取り組むので、ちょっと孤独な面があります。塾なら先生や友達やライバルに会って良い刺激を受けることができますが、通信教育ではそれがかないません。
しかしチャレンジタッチのオンラインライブ授業は、まるで塾に行っているかのようです。参加型の授業で、先生の問いかけに対して、全国の受講生と一緒にリアルタイムで応答していきます。そのため良い緊張感があり、いつもの学習にメリハリがつきます。
オンラインライブ授業がある通信教育は、チャレンジタッチだけです!
なお、スマイルゼミでも、期間限定ではありますが、先生による講義型の授業もあります。(ライブではありません)
例えば、2022年夏の特別講座では、学力診断テストの解説授業が行われました。
学力診断テストで特に正答率が低かった難しい問題について、解き方を丁寧に解説してくれています。とても分かりやすいです。時には先生に講義してもらうのも、新鮮味があってよいと思いました!
チャレンジタッチなら添削付き
チャレンジタッチには添削がありますが、スマイルゼミにはありません。
チャレンジタッチの添削は「赤ペン先生」と呼ばれています。有名なので、聞いたことのある方も多いことでしょう。
チャレンジタッチでは、年に9回(実力診断テストがある月を除いて毎月)、赤ペン先生に課題提出をすることになっています。
【その月のレッスンを終わらせる⇒学習事項に基づいて添削課題に取り組む⇒添削課題提出】
という一連の流れが、毎月の学習のリズム作りになるわけです。学んだことを赤ペン先生への課題提出で仕上げるといった意味があるのでしょうね。
課題提出といっても、チャレンジタッチの場合はタブレット上でのオンラインのやり取りなので簡単です。タブレット上で問題を解き、通常、2~3日ほどで赤ペン先生よりタブレットに添削済み答案が返却されます。
添削課題に取り組むことで、即、学力がアップするというわけではないです。それでも小学生にとっては、添削課題を出すと「努力賞ポイント」がもらえて、後日プレゼントと交換できるというメリットがあります。そして添削課題を出すにはその月のレッスンに取り組む必要があるので、添削の存在がチャレンジタッチを継続できることにつながるとは言えそうです。
添削があった方がよいかどうかは、ご家庭によって受け止め方が変わるところでしょうね。
スマイルゼミならゲーム時間を制限できる
スマイルゼミにもチャレンジタッチにも、小学生が楽しめるアプリゲームが多数搭載されています。学習ゲームや頭の体操になるゲームなどが豊富なので、普通のゲームよりは安心できるかなと。
それでも親御さんの気になるのは、「タブレットを与えたらゲームばかりするのでは?」ということではないでしょうか。
ゲームに関してスマイルゼミとチャレンジタッチを比較すると、大きな違いが2つあります。
まず1つは、スマイルゼミは学習が完了しないとゲームができないようになっていますが、チャレンジタッチなら、いつでも、学習前でも、ゲームができてしまうということ。
もう1つは、スマイルゼミならゲームで遊べる時間を保護者が制限できるが、チャレンジタッチではそれができないということです。
スマイルゼミの場合、保護者用マイページ(みまもるネット)から、ゲーム時間を簡単に設定できます。0分にもできます。
ゲームをさせたくないご家庭には、スマイルゼミの方が安心だと言えそうですね。ただし、チャレンジタッチのゲームは学習に役立つものがたっぷりあるのも事実です。
ゲームをさせたくなければ、スマイルゼミの方がいいですね!
どっちが継続しやすい?
スマイルゼミとチャレンジタッチは、小学生が継続したくなるようにどうやって動機付けしているのでしょうか?
スマイルゼミでは、学習に取り組むと「スター」がもらえます。そして貯まったスターで、学習完了後にゲームアプリで遊べるようになっています。(アプリで遊べる時間は保護者が決められます。0分にすることもできます)
学習で貯めたスターを使ってマイキャラ(アバター)の新しいパーツと交換したり、定期的に開催されるイベントに参加するのも小学生にとって楽しいようです。
また、「きょうのミッション」をクリアしていくとその頑張り次第で「スゴいキミ!」に選ばれ、表彰されます。これも小学生には励みになりそうです。
ちなみにこうやって色々に着飾っているアバター達を見ると、小学生がスマイルゼミを楽しんでいることが伝わってきますね。
親が思う以上に、小学生はアバターの装飾などにハマるようです!
一方、チャレンジタッチでも、メインレッスンと赤ペンの添削課題を完了すると、特別なご褒美アプリなどで遊べるようになっています。
コラショも、学習を完了させて早く遊ぼうと、さかんに催促してくれます!
また、チャレンジタッチには「努力賞」があります。メインレッスンを完了したり赤ペン先生の課題を提出したりすると「努力賞ポイント」がたまり、たまったポイント数に応じてプレゼントと交換できるというもの。
スマイルゼミには実際のプレゼントがもらえる制度はありません。実物のモノが欲しいという小学生にとっては、チャレンジタッチの努力賞の方が嬉しいでしょうね。
チャレンジタッチでは、自分の頑張り次第でプレゼントがもらえることに意味があるんですね。
おまけのコンテンツ比較
スマイルゼミもチャレンジタッチも、メインの学習以外のコンテンツもたっぷりあります。これはタブレット学習ならではのメリットですね。
たとえばスマイルゼミの「漢検ドリル」と「計算ドリル」。「漢検ドリル」で漢検10級(小1相当)~漢検2級(高校3年相当)までの漢検対策に、「計算ドリル」で小6までの計算問題に集中的に取り組むことができます。
一方チャレンジタッチでも、「まるごと漢字アプリ」で小学校の全履修漢字の学習に取り組むことができます。
さらに学習とはちょっと別のコンテンツも!
スマイルゼミでは朝日小学生新聞から厳選された記事が月に2回配信されます。
漢字はすべてふりがなつきなので、小学1年から読むことができます。時事問題に強くなったり、漢字学習にもつながっていきます。
チャレンジタッチですごいのは、「まなびライブラリー」でしょう。電子書籍1,000冊が読み放題です。
本好きな小学生にはたまらないサービスだと思います。図書館に行かなくても、家ですぐに本が読めます。本が苦手な子でも、1,000冊もそろっていれば、興味がわく本に出会えるかもしれません。
スマイルゼミ・チャレンジタッチの保護者サポート比較
スマイルゼミには「みまもるネット」、チャレンジタッチには「おうえんネット」という保護者サポート機能があります。例えば、どちらもお子さんが学習を終えると、リアルタイムで保護者宛てにメールが届きます。
スマイルゼミ・みまもるネットより抜粋
チャレンジタッチ・おうえんネットより抜粋
このメールを受けて、保護者はお子さんに励ましのメッセージやスタンプをタブレット宛てに送ることができます。つまり、離れたところにいてもタイミングよくお子さんを褒めてあげることができるようになっています。
また、スマイルゼミでは保護者が新たな「ミッション」を生成して、お子さんのタブレットに送ることもできます。「〇〇の勉強が足りないな…」などと思うとき、この機能は便利ですね。
一方、お子さんも、タブレットで保護者からのメッセージを読んだり、保護者宛てにメッセージを送ることができます。特にまだスマホをもっていない小学生には、なかなか嬉しい機能だと思います。
スマイルゼミでの保護者とのやり取り
チャレンジタッチでメッセージを送る場合
チャレンジタッチでは、お子さんが書いた文字や絵がそのまま送信されます。「こんなに文章を書けるようになったんだ」と、お子さんの成長が分かるチャンスにもなります。
ただしチャレンジタッチでは、お子さんが一日に送れるメッセージは3通までに限られています。スマイルゼミの方が、メッセージツールとしては自由度が高いです。
スマイルゼミならLINEのように親子でやりとりができます。
無料お試しができるのはどっち?
スマイルゼミやチャレンジタッチは、入会前の無料お試しはできるのでしょうか?
スマイルゼミなら無料お試しができる
スマイルゼミでは2通りの方法で無料お試しができます。
まずは無料体験会。スマイルゼミでは年間を通して、スマイルゼミのタブレットを実際に操作して体験できる機会を設けています。ショッピングセンターなどで行われることが多いです。
無料体験会の日時と場所はスマイルゼミ公式サイトで調べることができます。また、一度資料請求をしておくと、お住まいの近くで体験会が開催されるときに、お知らせハガキが届きます。
もう1つの方法は、全額返金保証キャンペーンの利用です。スマイルゼミでは、入会後、もしも満足できない場合、2週間以内に解約をすれば、全額返金を受けることができます。つまり、2週間の間、実質無料でお試しができるというわけです。タブレットの返送料は負担しなければなりませんが、お子さんにじっくり使ってもらって、続けられそうかどうか判断する貴重な機会になります。
チャレンジタッチは無料で試せる時もある
チャレンジタッチは、3~4月など時期が限られてしまいますが、入会キャンペーン開催中にタブレット代0円でお試しできることがあります。
チャレンジタッチは受講期間が6ヵ月未満の場合、通常なら8,300円のタブレット代が発生するのですが、それが0円になるのでとてもお得です。
また、新小学1年生なら、タブレット代返却不要ということが多いです。
チャレンジタッチのキャンペーン内容は今後変わっていくかもしれません。当サイトでも随時情報発信していきますね!
スマイルゼミ・チャレンジタッチ解約のしやすさ比較
スマイルゼミやチャレンジタッチについて色々調べて納得した上で入会しても、使っていくうちにお子さんに合わなくなって、やっぱり解約したい…なんてことは当然起こりえます。そもそも学習方法というものは、お子さんの様子を見ながら、その都度ベストなものを用意していく必要があるのです。
そこで入会前に解約について確認しておきましょう。いざという時に慌てないで済みます。
実はあまり知られていないようですが、スマイルゼミもチャレンジタッチも、いったん入会すると、それぞれのサービス満了時まで自動継続される仕組みになっています。スマイルゼミは中学コースがあるので中学3年まで、チャレンジタッチを提供している進研ゼミは高校生コースがあるので高校3年まで、自動継続されます。
ちょっとびっくりしちゃいますよね。でも大丈夫。解約申し込みの電話をするだけで、簡単に解約できます。12ヵ月一括払いなどで払い過ぎてしまった分は、未配信分について清算して返金してくれます。
ただ、1つ注意があります。それは解約タイミングが早すぎると追加料金が発生するケースがあることです。
まずスマイルゼミについて。
スマイルゼミは入会時にタブレット代として10,978円(税込)を支払います。受講費とは別にかかる代金です。
ただしこれは、12ヵ月の継続利用を前提としているのです。「12ヵ月受講してくれるなら、タブレット代はお安くしておくね」というわけです。
ですから、もし12ヵ月経つ前に解約してしまうと、タブレット代金が追加で発生します。
スマイルゼミ解約タイミング | 追加タブレット代 |
---|---|
6ヵ月以上12ヵ月未満で解約 | 7,678円(税込) |
6ヵ月未満で解約 | 32,802円(税込) |
6ヵ月未満で解約の場合、なんと32,802円も余分に支払うことに!これは困りますね。スマイルゼミに入会する場合は、この点を念頭に入れておきましょう。
一方チャレンジタッチはどうでしょうか?
チャレンジタッチは6ヵ月以上の継続利用によって、タブレット代が無料になります。でも6ヵ月未満で解約すると、タブレット代として8,300円(税込)が発生します。
チャレンジタッチ解約タイミング | タブレット代 |
---|---|
6ヵ月未満で解約 | 8,300円(税込) |
スマイルゼミほどの金額にはなりませんが、最低6ヵ月は継続して取り組むと、余分な支払いが発生しません。
ちなみにこの8,300円というタブレットの金額は2023年4月からのものです。2023年3月までのタブレット代は9,900円でした。つまり2023年度からは、短期間で解約する場合の負担金が少なくなったのです。チャレンジタッチはいっそう解約しやすくなったと言えるかもしれません。
というわけで、スマイルゼミなら12ヵ月間、チャレンジタッチなら6ヵ月間は継続して使いたいところです。チャレンジタッチの方が、ちょっと気楽に入会できますね。
なお、スマイルゼミのタブレットは、解約後は普通のAndroidのタブレットとして使うことができます。一方、チャレンジタッチのタブレットのAndroid化については案内がないので、やるとしたら、自己責任にて行うことになります。
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較まとめ
スマイルゼミとチャレンジタッチを20項目で比較してきました。結局のところ、どっちがよいのでしょう?
はっきり違いのある点についてまとめておきましょう。
スマイルゼミとチャレンジタッチを20の項目で比較して、違いや共通することを見てきました。一番の決め手はお子さんに実際に使ってもらうことです。キャンペーンをうまく利用して、無料お試しができるとベストです!