この記事では、算数の先取り学習をするメリットとおすすめのやり方、そしてRISUきっず(幼児向け)・RISU算数(小学生向け)を使って行なう先取り学習の効果についてお話しますね。
算数を苦手にさせてはいけない!
育児中の親御さんなら、誰もがお子さんの勉強について気になりますよね。
「小学校の授業についていってくれれば満足」というご家庭にとっても、「賢い子に育てて将来は立派な大学に進学してほしい」というご家庭にとっても、カギになる教科は何だと思います?
私は算数と英語だと思っています。算数(数学)は理系に必須、英語は専攻に関わらず必須だからです。
ちょっと乱暴な言い方をしますが、算数(数学)と英語だけ得意にしておけば、大学受験は何とかなります!その戦略を使い、私の息子は算数(数学)と英語の先取り学習で、志望大学に合格できたのです。
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では、算数と英語はどちらが重要でしょう?
2020年に小学校で英語が教科化されたり、2021年度に中学英語が難化したりで、このところ英語教育界は慌ただしいです。英語が気になるご家庭は多いことでしょう。
私自身は専門が英語ですし、自分の子育ての経験からも、幼いうちから英語に触れさせるメリットは大だと考えています。
でもね、受験に関して言えば、英語は「巻き返し」が利きます!私は家庭教師として、今まで何人もの生徒の巻き返しに成功してきました。
まず、小学校の英語教科書に出てくる単語や表現は中学教科書にも出てきます。小学英語が身につかなかったとしても、中学で修復できます。しかも中学の英語教科書は、3年分重ねても大した厚みじゃないのです。コツコツ努力すれば攻略できます。
さらに高校生になっても英語で苦戦を続けている人向けには「中学英語からやり直す」といった内容の参考書が色々市販されています。英語は積み重ねて身に付けていく教科なので、中学レベルからの学び直しが必要な場合があるのは確かです。しかしそうであっても、時間と労力をかければ、攻略可能です。
では算数(数学)は??
算数はとても厄介なのです!
算数も積み重ねていく教科です。そしてそれぞれの単元で、小学1年の時から「習熟」していく必要があります。足し算がスラスラできないと、引き算もできません。掛け算がスラスラできないと、割り算もできません。「位」が十分に理解できていないと、少数や分数でつまづきます。平面図形が苦手だと、立体図形ではわけがわからなくなります。
算数はどこかでつまづくと、巻き返しが利かなくなる、怖い教科なのです。
そして算数や数学が苦手だとどうなるか??
小学校や中学や高校で苦労するのはもちろんです。
そして将来的には、大学受験で理系に進む道が閉ざされます。また国立大学に行く道も閉ざされます。ほとんどの国立大学で、大学入学共通テストにおいて数学が必要だからです。数学は、できない人にはとことんできません。変な言い方をしますが、「数学は0点がとれる教科」です。数学がひどすぎると、他教科でカバーしきれないのです。ですので、数学ができないなら、国立大学は断念せざるを得なくなります。
さらに就職についても、一般的に理系の方が文系よりも内定を得やすい、また年収が高いと言われています。算数(数学)が苦手なお子さんは、理系を逃したことで、将来悔しい思いをすることになるかもしれません。
もちろん学歴や就職が人生のすべてではありません。でも子育て中の少しの工夫で、算数苦手になることを回避できたり、算数が得意になるとしたらどうでしょう?そしてその結果、お子さんの将来に選択肢が増えるとしたら? 親としては、もちろんそういうサポートをしてあげたいですよね!
算数を得意にする先取り学習
では算数が得意になるように子どもを育てるには、どうしたらよいでしょうか?
手っ取り早くて効果的なのは、「先取り学習」です!
小学校で習うよりも先に「知っている」「わかる」状態にしておけば、お子さんは余裕をもって授業を受けられます。自信がつきます。自信があればやる気がわいて、さらに勉強をしたくなります。そしていっそう伸びていきます。
では、幼児~小学生が算数の先取り学習をするには、どんな方法があるでしょうか?
お子さん4人全員を東大理三に合格させたことで知られる佐藤ママこと佐藤亮子さんは、お子さん達が1歳半(次男の方は生後8ヵ月)の時から、公文式の教室に通わせたそうです。すごいですね!
しかし教室に通うのって、ちょっと手間ですよね。幼いうちは送り迎えも必要ですから、親の負担も大きいです。
佐藤ママですら、公文式には「難点」があったと次のように話しています:
私が公文式で唯一難点だと感じていたのは、間違えたところの見直しに時間がかかる点でした。(中略)公文式では「間違えたところを消して、やり直して、また提出する」ということを全部自分でやることを「勉強」としていますが、それは幼い子にとってはかなりハードルが高いと私は感じていました。
2021.4.25 DIAMOND onlineより引用
佐藤ママは、公文の教室で先生の丸付けを待つ時間が無駄だと考えました。また間違いを消しゴムで消して正しく書き直すのは、小さな子どもには負担が大きいと感じたのです。
公文式のような紙に書くスタイルは学習の基本とはいえ、無駄や子どもの負担もあるということですね。
ではどうしたら、そういう無駄や負担をなくせるでしょう?
私がおすすめしたい先取り学習のやり方は、オンライン教材のRISUきっず(幼児用)・RISU算数(小学生用)の利用です。算数に特化したコンテンツに専用タブレットで取り組みます。
RISUは、数ある幼児通信教育や小学生通信教育の中で、算数に特化しているという点でとてもユニークです。
RISUを使えば、教室に通う手間を省くことができます。また、先生や親が丸付けをしてくれるのを待つ必要もありません。間違えたところを消しゴムで消して、解き直す負担もありません。解いた問題はその場で自動採点されるので、ストレスなく取り組むことができます。
しかもRISUなら、公文式ではほとんど扱われない図形問題や文章題も、たっぷり出題されますよ。算数全般をバランスよく先取り学習することができます。
RISUきっずでの算数先取り学習
RISUきっずは年中~年長さん向け。自分の年齢に関係なく、算数の基礎から始めて、小学1年生前半内容までの先取り学習ができます。全部で12ステージで構成されています。
各ステージ内には25の問題シートがあります。
そしてそれらをクリアできたら、次のステージに進める仕組みになっています。
こんな具合にステージがクリアになると、黄色の星印がついていきます。ステージ攻略というゲーム仕立てで進んでいくので、先取り学習とはいっても、お楽しみ感がありますよ。
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RISUきっずステージ1の最初の問題はこんな感じ。シンプルですが、かわいいですよね。
RISUきっずでは問題の音声を聞くことができるので、問題文のひらがなをまだ読めないお子さんでも、取り組むことができるようになっています。
RISUは無理なく少しずつレベルアップしていきます。例えばステージ1は「1~15までの数え方と並び」です。問題の切り口を変えながら、テンポよくだんだん数が増えていくので、大きな数が抵抗なく身につくようになっています。
ここでRISUきっずと他社の紙のワークを比較してみましょう。RISUきっず・ステージ1での10までの数についての問題と、10までの数を扱っている幼児ポピーのワーク(年中9月号)を並べてみました。
RISUきっずは、単純に傘や風船の数を数えて答えればよいです。数える時に、タッチペンでものに印をつけていくこともできます。
一方幼児ポピーは、きのこやどんぐりなど色々なものを数えて、その下に数字のシールを貼っていくというもの。シール貼りは子どもには楽しいでしょうが、学習効率を考えると、RISUの方がサクサク進むことが分かりますね。
RISUきっずは、ステージ4になると足し算が始まります。ステージ4は【+1, +2, +3】の練習です。
そこで次は、同様の足し算が出てくる他社の紙のワークと比較してみましょう。今度は、こどもちゃれんじのワーク(年中9月号)と並べてみました。
RISUでは単純に「ケーキ1個とケーキ2個を合わせたら全部で何個?」という問題です。
一方、こどもちゃれんじでは、「いちごアイス2個とメロンアイス3個ください」というお客さんの注文に対し、アイスクリームのシールを貼って、答えの数を確かめるというもの。
こどもちゃれんじのお店屋さんごっこ風のシール貼りは楽しそうです。でも先取り学習としては、RISUきっずの方がサクサク進んではかどりそうですね。
こんな具合に、RISUきっずは少しずつ、でもサクサク、レベルアップしていきます。
さらにRISUきっずの問題には、さすが算数に特化している教材だなと思わさせられることが多々あります。
例として、ステージ3の「50までの数え方と並び」からの問題を紹介しますね。〇の数を数えるという問題です。
単純に〇にタッチペンで印をつけながら、「1、2、3……」と数えていってもよいのですが、ここまで問題を解いてきた子どもたちは、「10個ずつ並んでいるな」と気づいてくるでしょう。つまり10進法が自然と導入されていくのです。そして直接は習っていなくても、10の固まりずつ「10、20、30…」と数える子も出てくるはずです。
つまりRISUきっずで先取り学習をしていくと、子ども達は問題の本質に気づけたり、筋道を立てて論理的に考えたり、柔軟に取り組んだりする力も養えるようになるのです。これはすごいです!
RISU算数での算数先取り学習
RISU算数は小学1~6年生向けのオンライン学習です。こちらも自分の学年に関係なく、どんどん先取り学習をすることができます。小学校入学前のお子さんが、RISUきっずをやらずにRISU算数からスタートすることも可能です。
RISU算数を受講している小学生のおよそ75%は、自分より上の学年内容を先取り学習しているのだそう。いかにRISUが先取り学習に効果的かが分かります。
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でもどうして、RISU算数ならそんなに先取り学習がうまくいくのでしょう?
RISU算数が先取り学習に効果的な理由の1つは、私は「取り組みやすさ」だと思います。
ゴールが明確
RISU算数の学習ステージ図は次の通り。低学年版と高学年版で分かれていて、合計93のステージで構成されています。
RISUきっずと同様に、RISU算数受講者のタブレットにも、自分のステージ図が掲載されます。
RISU算数はRISUきっずよりも学習コンテンツが多く、ステージ数も多いです。それでも小学生は、このステージ図のおかげで、自分が今、全体の中のどの辺りにいるのか、あとどのくらいでゴールに到達できるのかなど、一目瞭然になっています。
実はこれはとても大切!自分の成果やゴールまでの差を視覚的にとらえられることで、励みになるし、意欲がわきます。
さて、今年の春は進研ゼミで「AI国語算数トレーニング」、スマイルゼミで「コアトレ」という、先取り学習プログラムが始まりました。私は両方実際に使ってみたのですが、ステージの全体像が小学生にはつかみにくいという欠点があるように感じました。
一方、RISU算数なら自分の位置とゴールまでの道のりが明確です。小学生が、先へ、先へとどんどん先取り学習を進めていくのを助けてくれます。
自分に最適なステージから開始
RISU算数では、学習を始める前に「実力テスト」をタブレット上で受けます。
そしてテストの出来栄えによって、システムが学習不要なステージを判断してくれます。学習不要と判断されたステージは「テストでクリアずみ」と表示され、その次のステージから学習を開始できます。
これはすごく便利!効率よく先取り学習に取り組むことができます。
ちなみに先ほど紹介したスマイルゼミの先取り学習「コアトレ」では、全員一律に自分より1つ下の学年レベルから学習スタートしなければなりません。復習を重視するスタンスのようです。
また、進研ゼミ「AI国語算数トレーニング」では、計算分野のみ最初にテストを受けて開始ステージを決めますが、「図形・数・量」の分野については自分でステージを選びます。また、選ぶステージは「〇年生めやす」といった学年ごとで、かなりざっくりしています。
この点でも、最初にテストを受けることで、無駄なく、無理なく、ちょうどいいピンポイントのステージから学習を開始できるRISU算数は、効率よい先取り学習におすすめです!
先取り学習成功例からわかるRISUの効果
RISU算数の公式ブログには、実際にRISU算数で先取り学習に成功した小学生たちの体験談が多数寄せられています。
などなど、枚挙にいとまがありません。
そして体験談を読むと、こういうお子さん達は「ギフティッド」と呼ばれるような特別な子たちではなく、ごくごく普通の子ども達であることが分かります。
では、なぜこんなにうまくいくのでしょう?
それはやはり、RISU算数には確かに先取り学習を成功させる効果があるということだと思います。
RISU公式ブログには、先取り学習に成功したご家庭からの声も紹介されています。親御さん達は、例えば次のような点に触れておられます。
RISUには、先取り学習を成功させる仕掛けがたくさん込められていることが分かりますね!
算数の先取り学習のやり方で迷っておられるご家庭は、まずはRISUをお試しなさるとよいと思います!
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