知育教材調査のためと、自分の脳トレ&ボケ防止(笑)のために受講しているワンダーボックス。感心するのは、毎月目新しい教材が登場し、楽しませてくれること。子供を賢くするために、お世辞抜きで良いと思う!この記事では、2020年4月の創刊から数えて第3弾になる6月号「パシフィック」の教材やアプリの進化具合を紹介しますね♪
ワンダーボックス6月号のキット
ワンダーボックスには、「キット」と呼ばれる毎月届けられる紙の教材と、オンラインで配信されるデジタル教材(アプリ)の両方があります。まずは6月号のキットを紹介しますね。
6月号は「パシフィック」
ワンダーボックスの紙教材「キット」は、クロネコヤマトのネコポス便でポスト投函されます。郵便受けを開ける時の楽しみは、「なんていう名前かな?」ということ。キットの箱には「〇月号」とは書かれていなくて、その代わり、タイトル名が書いてあるんです。
6月号は………「パシフィック」でした!!
4月創刊号から重ねてみると、こんな感じ。
エベレスト⇒ナイル……ときて、今回はパシフィック!
「パシフィックって何?」と、これだけでも、親子の会話のネタになりそうです!地球儀をリビングに置いておくといいと思います~!
「パシフィック」キットの中身
キットの箱を開けてみました。
ワンダーボックスは無駄がないように、箱までが教材になっています。6月号は「きみだけの いきものを つくろう」。
「ハテニャンのパズルノート」6月号のテーマは「へやめぐり」。
「すべての部屋を1回ずつ通ってゴールする」というもの。毎月迷路の切り口が進化していくので、子供達は飽きないと思う。ページが進むにつれて、難易度がアップします。恒例の、自分で問題を作って、はてにゃんに送るコーナーももちろんあります。こういう迷路をどんどんやっていくことで、子供の思考力が鍛えられます。それを子供は勉強だとは思わない。遊びの中でできてしまうのが、ワンダーボックス教材のすごいところです!
6月号「パシフィック」では、トイ教材の「シェイピー」(平面図形ピース)も進化していました。丸、長方形、「く」の形(?)のピースが登場。図形遊びが広がります。
早速1つ、シェイピーの問題を解いてみました。「く」のピースを4つ繋げて、中に正方形ができました。(下の画像の右半分)
図形認識力は、大きくなってから伸ばそうと思っても、なかなか伸びにくいんだとか。子供のうちに、遊びの中で図形に親しんで感覚を養っておくことが、将来の理系に強い脳につながっていくと思います。
なお、シェイピーは6月号で終了。7月号では別のトイ教材「ペーパーラボ」が登場します。ワンダーボックスは進化し続けますね!
進化といえば、ビッグペーパー(B1サイズの大きな紙教材)も進化していましたよ。
6月号ビッグペーパーのお題は「ことばさがし」
【かたつむり・かえる・あめんぼ・かきつばた・すいれん・ひめさゆり】このことばをさがそう!
私は「ひめさゆり」が何だか知らなくて、ググってしまいました (^^;)
ワンダーボックスが、今回は語彙にからめて出題したのに驚きました。ワンダーボックスは、図形などに強くなるのに効果的なだけでなく、「ことば」を増やすのにも役立つのですね!ことばについても扱ったことは、ワンダーボックス6月号の進化の1つだと思います。
ちなみにこのビッグペーパーには、迷路的な問題(ジャンプしないで池のスイレンの葉を1回ずつ通る)もついています。
なお、ビッグペーパーの裏面はこんな感じ:
シェイピーを置いて形を作ったり、絵を描いたりして遊べるようになっています。
ワンダーボックス6月号のアプリ
ワンダーボックスには、紙教材に加えて、毎月新しいアプリが登場します。新しいアプリは、前月25日から「アプリの鍵」でボックスを開けることで、使えるようになります。
「アプリの鍵」のヒントは、キットの箱の内側に書いてあります。実は私は即座には答えが分からなかった(^^;)
どんだけ脳が劣化してるんだ!WonderBoxで鍛えねば(笑)
アプリの鍵の答えをタブレットに入力して‥‥
アプリの鍵を開けて‥‥
6月号「パシフィック」アプリのスタートです!
ワンダーボックス6月号のアプリに新登場したゲームを紹介しますね。
シンクシンクプラス「ひとふででんきゅう」
緑色の電池(?)からスタートして、一筆ですべての電球に電気をつけていく、というもの。最初は簡単ですが、進んでいくと電球の数が増えて、難易度が上がっていきます。時間制限があるので、すばやく考えないといけません。思考力、判断力が養われていくアプリ教材です。
ちなみに上の問題の答えはこちら ↓
シンクシンクプラス「ひとふでイルミネーション」
「ひとふででんきゅう」の応用版。緑色の電池(?)からスタートして、一筆ですべての電球をつけるのですが、番号がついている電球は、その順番で進まないといけません。番号通りに進むという条件がある分、「ひとふででんきゅう」よりも難易度がアップしています。試行錯誤する中で、子供の思考力や判断力が鍛えられます。
答えはこちら。進み方は他にもありますが。
シンクシンクプラス「いくつ?」
ブロックが何個あるかを数えて答える問題です。ブロックを回転させて、違う角度からも見ることができます。
正解するには、単にブロックを回したり数えたりするだけなので簡単です。図形を見てブロックの数を推測したり、回転させて形や数を確かめたりしながら、子供は立体図形に慣れていきます。同じ立体なのに、右や左や後ろから見たら、見え方がどう変わるかを体感することができます。デジタルだからこそ可能な作業です。
シンクシンクプラス「4つならべないで」
空いているマスに、緑の○か赤の×を入れていきます。緑の○、赤の×のどちらも、4つ並ばないようにします。縦、横、斜めのどれでも、4つ並んだらダメです。
例えばこんな感じ:
↓↓
↓↓
ルールは簡単なんですが、私は何度、うっかり4つ並べてしまったことか!!マスを埋めるときに、別の向きからも考えるというのが、私はどうも苦手なようです(^^;)
まずは3つ同じ色が並んでいるところを見つけ、その隣に別の色を入れるとか、2+1で同じ色が並んでいたら、間に別の色を入れて4つ並ぶのを阻止するとか、子供は戦略を身に付けていくと思います。論理的思考力というやつです。また、4つ並びそうな箇所を探す洞察力も養われます。子供の脳にとっても良いゲームです!
はっぱのりカエル
WonderBox6月号バベロンプラスには、「はっぱのりカエル」が新登場しました。
カエル君を葉っぱに乗せたり、岩の上を進ませたりしながら、ゴールに辿りつけるようにします。葉っぱに一度乗ると、壁や岩にぶつかるまでスーっと進んでしまいます。葉っぱから岩に飛び乗ったり、岩から葉っぱに降りることはできます。岩の上なら、1マスずつ進むことや、方向転換することができます。
1度乗った葉っぱに、もう一度乗って違う方向へ進むなど、工夫しないとゴールに辿り着けません。このゲーム、難しいです!少なくとも私には!
ゴールから逆算して、ルートに見当をつけるようにするとよいのでしょうけれど、それが難しい!
ただ、答えをすぐに出せなくても、試行錯誤することが脳に良いのだそう。この類の問題ができても、できなくても、子供の思考力が鍛えられるということですね!
そっくりさがし
2つの写真を見比べて、共通点を探すというもの。今までのワンダーボックスのアプリと切り口が全く違う!ワンダーボックスは、ここでも進化しています!
2つの写真は、一見、共通点は全くありません。例えばこんな感じ:
この「そっくりさがし」は、発想力や語彙力を伸ばすための教材かしら?と思って調べてみたら、ワンダーラボのサイトに次の説明がありました:
ある単元を学習したとき、「以前に習ったこれと要は同じことを言っているな」と思えたり、科目間の垣根を越えて相関性を見出せたりする子は、勝手に伸びていきます。逆に、「数値が変わっただけでも習った問題と同じ問題だとは思えず、解けない」というのが、伸びにくい状態だといえます。
さらに、アイディアとは、異なる2つ以上の知識の掛け算で生まれることが多いです。そのプロセスの一部を「そっくりさがし」で経験することで、様々な視点で物事のイメージを「因数分解」して共通点を取り出す力、抽象化する力を鍛えることができます。
少し捻った意見を出せることもとてもすばらしいことですが、「そっくりさがし」では、そこにとらわれず、とにかく数多くの意見を出せること、多角的な視点をもつことを大切にしています。
なるほど、「そっくりさがし」では、物事を多角的にとらえる力、抽象化する力を鍛えることができるのですね。
お題の答えはたくさん入力するよう促されます。解答によっては「ボーナスワード」と判定され、200ポイント、400ポイント、600ポイントなどゲットすることができます。そしてポイントに応じてランクアップしていき、「そっくりエース」「そっくりカリスマ」「そっくりキング」「そっくりミラクル」などの称号が与えられます。
親子で言葉を出し合って、一緒に楽しむのも良いと思います。ワンダーボックスのアプリで遊ぶ時間が、親子の良いコミュニケーションタイムにもなりそうです。
アトラニアス
WonderBox6月号「パシフィック」のアトラニアスに登場した問題の1つは、「右にしか曲がれないモンスターが来ない出口」を探すというもの。
大人でも難しい!書き込んで頑張ってみたら、この問題の答えは「5」でした。試行錯誤するなかで、子供の思考力が鍛えられていきます。
たいせん!ボードゲーム
5月号に登場した「たいせん!ボードゲーム」。家族や兄弟で対戦できるのが楽しい。自分のコマを先に3つ並べた方が勝ちというゲームです。相手の動きを予想したり、阻止したり、どうすれば自分のコマを並べられるか戦略を練ったりなど、論理的思考力が養われるゲームです。
このゲームが、6月号からは、オンラインで別のユーザーとも対戦できるようになりました。これもワンダーボックスの進化の1つ!他のユーザーと対戦できるというのは、ゲーム好きの子供は熱くなりそう!
以上、ワンダーボックス6月号「パシフィック」の教材やアプリの一部を紹介しました。ワンダーボックスは毎月違った面を見せてくれるので、子供達を飽きさせないと思います。しかも遊びの中で子供達を賢くしてしまいます。おすすめします!
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