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ポピーKids English はどのレベルから?何に注意する?

ポピー Kids English 英語

 ポピーKids English は英語学習の入り口としてGOOD!

幼児、小学生、中学生向け通信学習教材で知られているポピーから、2019年春に英語に特化した通信教材【ポピーEnglish Kids(ポピーキッズイングリッシュ)】がリリースされました。

対象は年中児~小学3年生まで。ポピペンという音声ペンを使って楽しく英語を学習できます。2020年より小学校では3~4年で「外国語活動」があり、5~6年で英語が「教科化」されますした、それに無理なくつなげられるように、家庭で準備をしましょうというもの。ポピペンのお陰で子どもの食いつきが良さそうです。また英語を初めて学ぶ子供のためにハードルを下げているし、1,400語もの英単語に触れ、小学校で習う語彙や表現をカバーしているので、英語学習の入り口として、非常に良い教材だと思います。

さて、どんなに良い教材であっても、使い方次第では効果が半減してしまいます。ここでは、ポピーKids English(キッズイングリッシュ)を使う際に注意した方がよいと思われることを紹介しますね。

詳しくはこちら

ポピーKids Englishを使う際に注意したいこと

どのレベルから始める?

ポピーKids English(キッズイングリッシュ)は、次の3レベルで構成されています。

推奨年齢
レベル1 年中~小1
レベル2 年長~小2
レベル3 小1~小3

推奨年齢は上記のように設定されています。しかしポピーに電話で問い合わせてみたところ、実際は、推奨年齢とプラスマイナス1~2歳のズレは差し支えないとのことでした。

ポピーKids English は英語を初めて習う子ども向けに作られた、英語学習の「入り口」として使うのがおすすめの教材です。またレベル1~3の全体を通して、小学校で習う語彙や表現をカバーするようにカリキュラムが組まれています。ですので、英語初学者の場合、推奨年齢に関係なく、誰でもレベル1から始めるのがよいと思います。そうすることで、うまく小学英語への準備ができるはずです。

成功体験を積ませる

昨今の英会話教室の流行のせいで、中学入学前に英語を習う経験がある子どもが増えています。それと同時に増えているのが、中学入学時点で、すっかり「英語嫌い」になっている子どもです。

幼児~小学校時代に英語を習ってみて、「楽しくなかった」「分からなかった」「自分は英語はダメだ」と決めつけている子どもが少なからずいるのです。そういう子に、中学校で意欲的に英語を学ばせるのは大変です。私は今まで中学校教員として、また家庭教師として、英語への「やる気」を取り戻させるのに大変苦労した経験があります。

ポピーKids English(ポピーキッズイングリッシュ) で小学英語の準備をすることにしたら、お子さんが学ぶ様子をしっかり「ほめて、ほめて、ほめまくって」あげましょう!

たとえば、ポピペンを使って英語の発音を真似たら、「上手だね~!」「いい感じ~!」「アメリカ人みたいに聞こえる~!」などと声をかけてあげてください。

そしてお子さんに「英語は難しくない!」「自分は英語ができる!」という成功体験を味わってもらいましょう。

成功体験がさらなる学習意欲へとつながり、小学校、中学校での英語学習に自信をもって取り組めるようになっていくはずです!

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教材を繰り返し使う工夫

英語の習得には反復学習が欠かせません。単語やフレーズを「繰り返し」聞いたり発音したりすることで、自然に体に染み込むように、身に付いていきます。

ポピーKids English(ポピーキッズイングリッシュ)にはお楽しみ要素やゲームなどが色々あるので、ほおっておいても「繰り返し」取り組んでくれる可能性は十分にあります。

しかしもしお子さんが飽きてしまうようだったら、なんとか子どもに「繰り返し」やらせるための親の工夫や知恵が必要です。

例えば兄弟・姉妹のいるご家庭だったら、ポピペン(音声ペン)を2本購入して、兄弟姉妹で競い合うようなゲームをするとか?(親が英単語を言い、子どもたちが言われた単語の絵をポピペンでタッチして、音声を出すなど。)

あるいは子どもに「先生」になってもらい、英単語やフレーズを言ってもらって、子ども役の親の方がポピペンで絵をタッチするとか?

内容はどうであれ、ポピーKids English が親子の楽しい触れ合いタイムになれば、それだけでお子さんは英語好きになってくれるのではないでしょうか。親の知恵の見せ所です。頑張ってください!

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ポピーKids Englishで「書く」練習はない

ポピーKids English は英語学習の「入り口」としては良い教材だと思うのですが、発展的な内容、つまり「読み書き」についてはどうでしょうか?

小学校高学年や中学生になって英語学習が本格化したら、子どもには英語をスラスラと読めるようになってもらいたいです。そしてスラスラと読めるようになるかどうかの決め手は、「フォニックス」の学習です。

フォニックスや英語の読み書きについて、ポピーに電話で問い合わせてみました。

菜の花子
菜の花子

レベル3になってもフォニックスや書く練習はないのでしょうか?

ポピーKids English では、フォニックスや英語の読み書きの練習は扱っていません。ポピーKids English は小学3年から始まる英語学習の準備をするための通信教材です。小学3~4年生では「聞く、話す」活動が中心であるため、ポピーKids English でもそれに対応して、ポピペンで発音をたくさん聞いたリ、音声を真似したりする学習を中心にしています。

なるほど、小学校での「読む」「書く」活動は英語が教科化される小5からの扱いとなっているので、ポピーKids English では取り扱いがないということなのですね。

ポピーキッズイングリッシュのテキストに書かれている英語は当然目に入りますから、繰り返し見ることで自然に文字はインプットされますが、フォニックスという形では学ばないのですね。

でもね、フォニックスはそれほど難しいものではないのですよ~!フォニックスルールを使って読む絵本などの読み聞かせで、幼い子供でも十分に身に付けられるものなのです。

ですので、ポピー Kids English を利用なさるご家庭は、どこかのタイミングで(たとえばレベル3まで終了した段階などで)、絵本などを使い、フォニックスを覚え、英語を読めるようにサポートなさることをおすすめします。そうすると、小学5年~中学での英語学習がぐ~~んとラクになり、英語力のしっかりした土台を作ることにつながります!

菜の花子
菜の花子

以上、ポピーKids English を使う際の注意点を考えてみました。上手に使って、小学校で自信をもって英語を楽しめるようにサポートしてあげたいですね!

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著者情報
菜の花子
菜の花子

元中学校英語教師で現在プロ家庭教師。児童英会話教室講師の経験もあり。家庭では、我が子がお腹にいる時から英語で語りかけ、おうち英語を実践。その結果、もう成人している我が子はネイティブスピーカーとまあまあ充分に英語でコミュニケーションをとれるほどに。自分の経験から、英語力を伸ばすには家庭での働きかけがいかに重要かが分かっているので、親御さんが取り入れられそうな様々な教材を自分で試し、精査中。

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