
テレビ「ガイアの夜明け」で放送された「天神」幼児タブレット版は、幼児教室レベルの知育教材です。学習データが丸ごと入った専用タブレットを購入して取り組みます。価格は371,580円と高いですが、料金に見合った学習ができるのでしょうか?調査のために無料体験をしてみたので、口コミしますね。

天神幼児タブレット版・基本情報
★対象:0~6歳児
★デジタル教材
★専用タブレット使用
★料金:371,580円(税込/買い切り型教材)
★きょうだい3人まで無料で利用できる
★小学受験レベルまで対応
★無料体験あり
天神幼児タブレットは幼児教室レベル!

おうちが幼児教室に変わる!
近年幼児通信教育界において、タブレット学習の低年齢化が進んでいます。スマイルゼミでは2024年度に2~3歳児が秋から受講できる「プレ年少講座」がスタート。こどもちゃれんじでも2025年度に年少・年中さんがスマホやiPadで受講できるコースが誕生しました。
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天神タブレットは0歳から使用できます。ということは、天神もスマイルゼミやこどもちゃれんじのように、「幼いうちから読み書きや数のお勉強ができる」のがメリットの教材なのでしょうか?

実は天神は他教材と大きく異なります!
天神の特徴を一言でいうと、「おうちを幼児教室に変えてくれるプレミアムタブレット教材」です!
スマイルゼミやこどもちゃれんじなどに代表される一般的な通信教育では、主にひらがな・カタカナの読み書きや数、生活のマナーや集団生活のルールなどを学びます。それによって小学校入学に備えられるようになっています。
天神タブレットでも小学校入学準備は万全です。でも、天神はそれをはるかに超えた内容になっています。
人間の脳は、6歳までに90%が完成するのだそう。その重要な幼児期に適切な刺激や働きかけを与え、能力を最大限に伸ばす膨大なコンテンツが搭載されているのが天神です。
賢い子に育てるため、小学受験に備えるために幼児教室を検討されているご家庭もあるかと思います。後半で詳しく紹介しますが、天神は幼児教室に匹敵するハイレベルな教材です。小学受験対策もできます。無料体験でぜひ試していただきたいです。家庭で幼児教室レベルやそれを超えた内容を実践できることがお分かりになるはずです。
ハイレベルなコンテンツ
天神幼児タブレットはコンテンツ量が膨大です。 一問一答式の問題 約10,000題が収録されています。
しかもハイレベル! 5つの学習領域に分かれ、60以上のジャンルで構成されています。ジャンル名を見ただけでも、幼児教室や小学受験教室に匹敵するハイレベルな学習であることが伝わってきますね。
領域 | ジャンル |
---|---|
知識 | フラッシュカード/聞き取り/ 仲間あつめ/仲間はずれ/時計/推理/ 生活/昔話/地理/知識/季節/理科 |
数量 | 数カード/量の比較/数の比較/数唱/ 数の系列/数遊び/数字/たし算/ ひき算/序数/量の変換/等分 |
言葉 | 読み聞かせ/ひらがな/カタカナ/ ひらがなの言葉/カタカナの言葉/ 言葉遊び/言葉の表現/言葉と文/ お話作り/知識/漢字/百人一首/ アルファベット/フォニックス |
記憶 | 絵の記憶/数の記憶/順番の記憶/ 形の記憶/位置の記憶/ 観覧車の記憶/お話しの記憶 |
思考 | 推理遊び/系列/同図形発見/影絵/ 量の比較/図形構成/図形分割/ 置き換え/点図形/異図形発見/ 模写/話の理解/重ね図形/位置/ 回転図形/推理/思考/四方図 |

幼児向けとは思えないようなジャンル名も並んでいますね!
幼児向けデジタル教材でこれほどハイレベルなものは、他に存在しないと思います!
天神なら、高額な幼児教室や小学受験教室に匹敵することが、手軽にタブレット1台で取り組めてしまうのです。
ちなみに天神・幼児版は、2023年5月5日にテレビ東京系「ガイアの夜明け」で紹介されました。

テレビでは、子ども達がとても楽しそうに天神タブレットに取り組んでいました。ハイレベルだからお勉強感が強すぎるかも…という心配もいらなさそうです。
天神幼児タブレットは価格が高すぎ?
さて、天神幼児タブレットで気になるのはお値段ですね。資料請求をすると価格表が送られてくるので分かりますが、幼児タブレットの価格(一度だけ支払う購入金額)は371,580円(税込)です。
「そんな価格の価値があるんだろうか…」と不安になりますよね。

結論を先に言います
無料体験をしてみて、幼児教室や小学受験教室に匹敵する充実度が分かったの私の結論は、「天神幼児タブレットの価格は妥当」です。幼児教室はコースにもよりますが、月額10,000円~30,000円程度が多いようです。そのよう幼児教室の料金と比較すると、天神タブレットの方が断然お安い!
リーズナブルに英才教育を施せるので、幼児教室を辞めて天神タブレットに切り替えたり、幼児教室にプラスして天神タブレットを利用するご家庭も多いそう。
しかも天神幼児タブレットは、きょうだいが無料で使うことができます。下にお子さんがいらっしゃる場合は、一人当たりの金額がぐっとお安くなります。
天神は0歳から始められます。仮にお子さんが0歳からスタートして6年間天神を使ったとしましょう。購入価格を月額に換算すると、次のようになります。
0歳で開始した場合の
天神タブレット費用
お子さんの数 | 6年間使用の場合 月額換算金額 |
---|---|
1人 | 5,160円/月(税込) |
2人 | 2,580円/月(税込) |
3人 | 1,720円/月(税込) |
6年間使うと想定すれば、びっくりするほど高くはないですね!
現在お子さんが4歳で、3年間だけ天神を使うと仮定すると、金額は次の通りです。
4歳で開始した場合の
天神タブレット費用
お子さんの数 | 3年間使用の場合 月額換算金額 |
---|---|
1人 | 10,321円/月(税込) |
2人 | 5,160円/月(税込) |
3人 | 3,440円/月(税込) |
どうです? 天神幼児タブレットは0歳~6歳と長く使えること、そしてきょうだいは無料になることを考え合わせると、それほど高い買い物ではないことが分かりますね。
さらにコンテンツが幼児教室や受験教室に匹敵していることも押さえておきましょう。教室通いと比較すると、天神は格段にお安いです!
天神幼児タブレット無料体験口コミ
まずは資料請求
天神タブレットはハイレベルな知育を実践できるのに、幼児教室・小学受験教室よりはるかにお安いです。しかし結構な価格であることに変わりはないので、購入前にしっかり中身を確認したいですよね。

そこは安心してください!
天神タブレットは4日間ほど無料体験できます。タブレットの往復送料も無料なので、完全にタダです!
通信教育の無料体験というと、試せるのはコンテンツの一部のみということが多いです。でも天神は違います。無料体験を申し込むと、全コンテンツが搭載された専用タブレットが届くのです。

無料体験ですべて開放されるのは良心的です!
さて、無料体験をするには、まず資料請求をしてください。資料請求で送られてくる資料の中に、無料体験についての案内も同封されるからです。
資料が届いたら、同封の案内に従い無料体験を申し込みます。案内状に記載のURLから申し込んでもよいし、電話で申し込むこともできます。
URLから申し込むと、後日確認の電話が天神サポートセンターから来るようです。無料体験の日にちや返送方法などについて確認する必要があるのでしょう。ですので、無料体験をURLから申し込んだ場合は、必ず電話に出てくださいね。
私は電話で無料体験の申込みをしたのでその場で用件が済み、その後、サポートセンターから電話が来ることはありませんでした。
なお、電話といえば話がそれますが、私は資料請求後2ヶ月も経ってから無料体験を申し込みました。でもその間、勧誘の電話など一切ありませんでした。無料体験後も勧誘電話は来ていません。ですから安心して、資料請求や無料体験をすることができますよ。
天神の公式サイトには料金の記載がありません。ミステリアスですよね(笑) でも資料請求をすれば、幼児版~中学生版までの全教材の価格表も送られるので、スッキリしますよ(笑)
専用タブレット vs PC
天神・幼児版は、以前は自宅のPCで使うためのデータの形で提供されていました。それに加えて、2020年8月にここで取り上げているタブレット版が登場したのです。ですので無料体験や購入にあたっては、専用タブレットとPCのどちらがよいか、お好みで選ぶことができます。
タブレット版とPC版とでは、次のような違いがあります。料金も違います。どちらを無料体験するか決める際の参考にしてください。
タブレット版 | PC版 | |
---|---|---|
価格 (税込) | 371,580円 (タブレット代込) | 327,800円+ 13,200円(USB) |
購入形態 | 専用タブレット買取 | USBメモリ買取 |
きょうだい | 3人まで利用可 | 人数無制限 |
なぞり書き | できる | できない |
プリント学習 | できない | できる |
専用タブレットの方が価格は高い
天神公式サイトでには価格の記載がありません。料金はいくらかを知りたくてこのサイトにたどり着いた方は、高額さを知って驚かれているかもしれませんね。
タブレット版の場合、タブレット端末代金が含まれていることもあり、PC版よりも価格が高くなっています。
上記の金額は、1回のみ支払う買取価格です。分割払いもできます。その後は月会費など発生しませんので、ご安心を!
きょうだいは無料

天神の教材は、きょうだいが無料で使えます。契約時に兄弟姉妹の名前がユーザーとして登録され、タブレットやPC画面に名前が表示されます。自分の名前をタップ(クリック)して、学習を始めることになります。学習データもきょうだい毎に作られます。
契約後に、出産などできょうだいが増えるご家庭もあることでしょう。サポートセンターに問い合わせてみたところ、その場合はデータ更新をして、ユーザーを増やしてもらえるそうです。
その登録ユーザー数ですが、タブレット版は3人まで、PC版は無制限になっています。
じゃあ子供が4人いたら、タブレット版は使えない?

いいえ、大丈夫です!
未就学児が4人というご家庭はあまりないでしょうが、もし4人いたとしても、個別の学習データを残せないだけで、買い取ったタブレットを勝手に使う分には問題ありません。
またユーザー登録しているお子さんが小学生になって幼児版を使わなくなったら、サポートセンターにタブレットを送付すれば、新たに生まれたお子さんを新ユーザーとしてデータを書き換えてもらうこともできるそうです。
なぞり書き
タブレット版のみ、「なぞり書き」ができます。ひらがな、カタカナ、数字、アルファベットの大文字・小文字を、タブレット上に指でなぞって練習します。

タッチペンでも、もちろん書けます。ただ、タッチペンだと手がタブレットに触れないように手を浮かせて書かなければいけないので、ペンの持ち方が不自然になってしまいます。幼児には、指でなぞらせるのがおススメです(と、天神サポートセンターの方に電話で教えてもらいました!)
プリント学習
PC版のみ、ひらがな、カタカナ、数字などの練習ページを、プリントアウトして使うことができます。こちらは、無料体験時に送られてきたプリントのサンプル。

タブレット版の方がおすすめ
タブレット版の方がPC版より価格は高いです。でもなぞり書きができる点や、タブレットなら子供が手に取りやすいメリットなどを考えると、タブレット版の方がおすすめだと私は思います。
タブレット版ではプリント学習はありませんが、ひらがなプリントなどは百円ショップでも買えるので、困らないはず!
というわけで、私は天神のタブレット版を選択し、無料体験を申込みました。
天神幼児タブレット到着


無料体験を申し込んで数日後に、専用タブレットが届きました。配達日時の指定ができたので安心でした。
黒い収納ケースと「消毒済」と書かれたカードつき。カバーの色鉛筆柄が可愛くて気に入りました。タブレットはNECのAndroidでした。
ちなみにPC版を選択すると、教材データが入ったノートパソコン一式が届きます。
関連記事 私の天神小学生版PC無料体験口コミ⇒
天神幼児タブレット版のスタート画面はこんな感じ。カラフルでかわいい。進研ゼミチャレンジほどのワチャワチャ感がないのも私は好きです。


天神幼児タブレットはコンテンツが膨大なのですべてに触れるわけにはいきませんが、5つの学習系統について一部ずつ紹介し、口コミしていきますね。天神コンテンツの量に合わせて、私の記事も長文になってしまいました。「記事は飛ばして、さっさと無料体験したい!」という方は、資料請求へとお進みください (^^)/
天神「知識」の口コミ
フラッシュカード
天神幼児版には、2,000枚以上のフラッシュカードが格納されています。すごいのは、全部、日本語と英語の両方があるということ。天神は英語に強いです。
またスピードも、【おそめ/標準/はやめ/手動】から選べるというスグレもの。


ちなみに「標準」でも私にはとても速く聞こえました(私は英語が専門ですが!)。英単語の方は、聞き取れない親御さんも多いのではないでしょうか。そのくらい速いです!
フラッシュカードには、膨大な情報を脳にインプットする効果があります。そしてそのためには、1枚1秒ほどの高速で行うのが良いとされています。「標準」くらいのスピードがベストということですね。
紙のカードを手で1枚1秒でフラッシュするのは、かなり難しいです。私は自分の子供が幼かった時、早期教育で有名な七田式の「かな絵ちゃん」という英語のフラッシュカードを購入しました。しかし結局使いこなせないで、ヤフーオークションで処分してしまいました(^^;)
その点デジタル教材は便利ですね!当たり前ですが、つまることなくサクサク進みます。
お子さんが幼いうちから英語に親しませたいと考えるご家庭は多いことと思います。天神を使えば、タブレット1台で英語の語彙にたっぷり触れさせてあげることができますよ。かなり便利です!
なお、天神のフラッシュカードでさらにすごいのは、絵と音声(日本語・英語)の結びつきの他、絵・音声・文字(ひらがな・カタカナ・漢字・英語)の結びつきのフラッシュカードもあるということ。
例えば、漢字が登場するフラッシュカードは、こんな風に進みます。
天神幼児版フラッシュカード「しゃかい」より一部抜粋










中には大人でも読むのが難しい漢字も出てきます。フラッシュカードでは、漢字全体を絵としてとらえるのだそう。その結果、未就学児であっても、大人でも難しい漢字でも覚えられていくのだとか。
英語の文字が登場するフラッシュカードは、例えばこんな感じ。重要単語が次々に登場します。
天神幼児版フラッシュカード「うごき」より一部抜粋










天神幼児タブレットを使えば、英語が苦手な親御さんでも、英語の音や文字や意味をどんどんお子さんにインプットさせてあげられそうですね。
この他、天神のフラッシュカードは、音(五線譜に書かれた音符)や、名画の作品名と画家など、大人でも分からないような知識まで扱っていますよ。すごいです!
地理
「知識」には幅広いジャンルの問題が収録されています。
そのうちの1つが、日本や世界の地理の問題。天神をしながら、県名や国名と、その場所を覚えられてしまいますよ。


仲間集め・仲間外れ
「仲間集め」「仲間外れ」を探す問題は、1つのものについて色々な角度から考えることを子供にさせてくれます。


花の問題は「おなじ仲間のもの」を探すというもの。私は最初、答えが分からなかった!2枚目の行事の問題は、「1つだけ違うもの」を探すというものです。
これらの問題は小学受験対応にもなっています。
ちなみに問題リストには「お受験」と書いてあるものがたくさんあります。小学受験を考えているご家庭は、重点的にこういう問題を解かせるのも良いと思います。

天神「数量」の口コミ
かずカード
かずカードとは、数字の音声と共に、対応した数のドッツ(点)が表示されるものです。かずカードはフラッシュカードのように、すばやく入れ替わっていきます。音声は日本語(1、2、3……)と英語(one, two, three ……)から選ぶことができます。


かずカード(ドッツカード)の取り組みを続けていくと、子供たちは点の集まりを見て、何個あるのか読み取れるようになっていくのだそう。そしてそれが、将来計算力が高くなることへつながっていくと考えられています。
実はこのドッツカードも、私が子育て時代に途中で挫折してしまったものの1つ。ドーマン式の紙カードを購入したのですが、全く使いこなせず、あきらめてしまいました(^^;)
当時はデジタルのドッツカードなんて無かったのですよ~。天神幼児タブレット版を使えば簡単に取り組めてしまうんですね。今のママ達が羨ましいです!
どれとどれを合わせると
数がいくつといくつとで出来ているかを考えさせる問題です。


クイズを解きながら、実は、数の合成、つまりたし算の基礎が養われていきます。
まほうのはこ
左上の「おてほん」を見て、数の増減のルールを読み取ります。そのルール通りにすると、答えはいくつになるかを考える問題です。

子供の観察力や推理力が養われますね。「箱を通る」という考え方も、子供にとって親しみやすいです。
天神「言葉」の口コミ
ひらがな・カタカナ
天神幼児タブレットでは、ひらがな・カタカナについて、1文字ずつ、読むこと、書くことの練習をさせてくれます。
カタカナの「オ」を例にあげて紹介しましょう。
まず「オートバイの『オ』」と読み上げてくれます。この「オートバイ」がミソです!なぜなら、どういう時にひらがなでなく、カタカナが使われるのかを知るのが子供にとって大切だからです。

次に、「オートバイの『オ』を選びましょう」と問題を出してくれます。そして、答えると自動採点され、「オートバイ」と文字が表示されます。


さらに「オートバイ」と正しく書かれているのはどちらかという問題を出してくれます。言葉の固まりとして文字を読む練習になりますね。

最後は書く練習です。ひらがな・カタカナは読めるようになってから書く練習をするのが大切です。読み・書きを同時にするのは子供にとってハードルが高すぎます。
天神幼児タブレットでは、読めるようになってから書くことへと進みます。これはいいですね!
書きは「なぞり書き」で練習します。なぞり練習ができるのは、タブレット版ならではのメリットですね。

ちなみに、なぜここでカタカナを取り上げたかというと、カタカナが苦手な小学生、中学生が結構いるからです!就学後、カタカナはひらがなよりも書く機会が圧倒的に少ないので、なかなか身につかないで放置されるケースが少なくありません。天神幼児タブレットでカタカナに親しんでおくと、あとがラクになるでしょうね!
読み聞かせ
天神幼児版には、30もの名作童話が収録されています。
桃太郎/金太郎/シンデレラ/おむすびころりん/さるかに合戦/裸の王様/こぶとりじいさん/ねずみの嫁入り/狼と七匹の子やぎ/おやゆび姫/花さかじいさん/かさ地蔵/わらしべ長者/一寸法師/三匹のこぶた/白雪姫/舌切り雀/ぶんぶく茶釜/浦島太郎/赤ずきんちゃん/かぐや姫/ハーメルンの笛ふき/青い鳥/マッチ売りの少女/みにくいあひるの子/かちかち山/幸福の王子/鶴の恩返し/ジャックと豆の木/ブレーメンの音楽隊/
絵本は親が読んであげることもできますね。では、天神タブレット版を使うことのメリットは何かというと、読んでいる文字がハイライト表示されることです。


以前、あるテレビ番組で、絵本の読み聞かせをしている時の子供の視線を調べるという企画がありました。それによると、子供は絵本を読んでもらっている時、文字ではなく絵を見ているのだそうです。
それはそれで良いのですが、親としては、子供に文字にも興味をもってもらいたいですよね。
天神幼児タブレット版で文字がハイライト表示がされることは、文字への関心につながるのではないでしょうか。
言葉の表現
天神幼児教材「言葉」には、語彙を増やしたり、言葉を正しく使うための問題がたくさん収録されています。
例えば、絵が表す言葉と反対の言葉を線で結ぶ問題がこちら。

それぞれの言葉の意味を正しく理解することが求められますね。ひらがなを読む練習にもなります。
百人一首
天神幼児版には、百人一首のすべての歌が収録されています。女性の聞きやすい声で読み上げてくれて、文字がハイライト表示されます。


上の句が読まれて、それに続く下の句を選ぶという問題まであります。

天神幼児版の資料には次のようにあります。
百人一首を聞いて、和歌の持つ言葉とリズムの美しさを楽しみましょう。また、古い時代の言葉を聞くことで、言葉に対する興味や関心がわくようになります。
なるほど、そういうわけで、天神は幼児教材に百人一首を取り入れているのですね。
しかし実は、百人一首にはそれ以上の効果があるんですよ。
小学生に百人一首の音読・暗唱に取り組ませたところ、学力がぐんぐん伸びたというデータがあるのです。
詳しくはこちら ↓↓
実は我が家でも子供が小学生の時、百人一首の音読・暗唱に取り組ませました。そのおかげで学力が伸びたかどうかは証明できませんが、歌のリズムが楽しいようで、喜んでやっていましたね。そして全首覚えられたことを、誇らしく感じていたようです。
百人一首を覚えさせる幼児教材を私は他に知りません。天神で幼児のうちから百人一首に親しめるのは、メリット大だと思います。
アルファベット・フォニックス
天神幼児版では、アルファベットの大文字・小文字の読み・書きの練習もさせてくれます。
まずは音をインプット。






次になぞり書きでアルファベットを書く練習をします。




さらにフォニックス(文字と音のつながりのルール)も覚えられます。
例えば f だったら、リズミカルに ” f says フフフフ flute, フフ fish, フフ fruit ” と唱えてくれます。「f は『フ』という音を作る」というルールが、インプットされていくのです。



なお、天神のフォニックスは基本レベル( a =「ア」、b=「ブ」、c=「ク」など)のみで、例えば「マジックE」などは扱われていません。
フォニックスが基礎だけなのはちょっと残念!欲を言えば、もっと深めてほしかったなあ。
ただし、フォニックスの基礎を覚えられたかを確認する問題がついているのは、評価したいです!


ちなみに公立中学の1年の教科書の最初には、アルファベット順に英語の音を確認するフォニックスのコーナーがあります。天神タブレットは中1英語の土台を築いてくれるとも言えるでしょう。
天神「記憶」の口コミ
天神幼児タブレット版には、様々な記憶問題もたっぷりあります。
形の記憶
形の記憶の問題では、初めに「次の絵を覚えましょう」と音声が流れ、絵が1つ出されます。

そして、左側の絵は消え、「今見た絵と同じものを選びましょう」と指示されます。

図形の特徴をしっかりと把握して、似ているものと区別する力を養ってくれます。
観覧車の記憶
「観覧車の記憶」では、まず観覧車の中にいる動物の位置を覚えます。

そして、自分の記憶を頼りに、動物達をゴンドラに載せ、元の状態を再現します。

記憶の対象が円状に並んでいるので、特別な位置関係の記憶の練習になります。
天神幼児タブレット版の「記憶」は、上記の「形の記憶」や「観覧車の記憶」の他、「絵の記憶」「数の記憶」「位置の記憶」「順番の記憶」「お話しの記憶」「絵の記憶」と、バラエティーに富んでいます。
このような記憶分野は、他の幼児通信教育教材にはなかなかありません。
天神幼児版なら、記憶問題を楽しみながら、脳のトレーニングができるのがいいですね。
天神「思考」の口コミ
点図形
点をつないで、左側のお手本と同じ形を右側に描きます。


点図形の問題では、お手本をよく見て真似ることで、集中力や持続力が養われます。
四方図
1つの物を、いろいろな位置から見たら見え方がどう変わるかを考える問題です。


幼児の推理力や想像力が養われる効果があると思います。イラストがかわいいのもいいですね!
図形分割
折り紙を広げた時にどういう図形ができるかを選ぶ問題です。



思考力、推理力、想像力などが養われますね。こういう問題に幼い時から親しんでいると、算数の図形のセンスも身に付いていくでしょうね。
回転図形
ある絵を回転させたら、どういう絵ができるかを考える問題です。子供は回転させたものを頭の中で推理しなければなりません。思考力、想像力、図形のセンスが養われます。



このように天神幼児版の「思考」では、図形のセンスにつながる良問がたくさん収録されています。一問一答という問題形式になってはいますが、イラストたっぷりで、お子さんには楽しいクイズやゲームのように感じられるはず。
このような形にまつわる問題は空間認識力を養ってくれます。将来図形分野が得意になっていくことへと繋がっていくのではないでしょうか。
天神・取り組み方の口コミ

天神はコンテンツが豊富すぎて使いこなせないかも?と心配なさる方もいるかもしれませんね。でも大丈夫。天神幼児タブレット版は、2通りの方法で簡単に取り組めるようになっていますよ。
「きょうのもくじ」で取り組む
天神幼児タブレット版では、学習スタート画面「きょうのもくじ」にて、その日取り組むのにおすすめなカリキュラムが自動的に表示されます。

この通りに取り組んでいけば、「今日何をしたらよいか分からない」ということがありません。0歳~3歳くらいまでは親御さんのリードで、3歳以上くらいならお子さん一人で、すぐにスタートできます。
それぞれの絵の右下「i」マークをタップすると、親用の説明やアドバイスが表示されます。幼児教室に行くと先生からアドバイスがあるかと思いますが、それと同じことが可能になっているのです。
それではそもそも、どうやってこのカリキュラムは自動生成されるのでしょう?それは学習開始前に行う「個人設定」に基づいています。
天神幼児タブレット版では、学習スタート前に目標レベルなどの個人設定をすることになっています。個人設定は、タブレット右上の歯車アイコンから簡単に行うことができます。学習スタート後に変更することも可能です。

目標レベルは【標準】と【お受験】のうちから選びます。【標準】を選ぶと、「きょうのもくじ」で難易度の高い問題の表示が減ります。小学受験をしないご家庭でも、難しい問題にもチャレンジしたければ【お受験】を選択しておくことをおすすめします。
学習スタート位置(「きょうのもくじ」に出てくる一番簡単な問題のレベル)についてはどうでしょうか。天神サポートセンターに問い合わせてみたところ、お子さんの年齢によって、【0~3歳:初級スタート】【4歳以上:中級スタート】と初期設定されているそうです。ですので、4歳以上のお子さんには、「きょうのもくじ」には簡単すぎる問題は表示されないという親切な設計になっています。
それでもお子さんの発達状況などによっては、4歳以上でも簡単な問題から始めたい、あるいは3歳以下でも簡単な問題を飛ばしたい、というご家庭もあるかもしれませんね。
その場合は、個人設定で「ナビの初期化」を行い、新しいスタート位置を設定することが可能です。

この他、一日に行うフラッシュカードの回数と「かずカード」の回数を0~10回の間で変更することや、「きょうのもくじ」には特定の項目が出ないように「除外もくじ」を設定するなど、家庭で簡単にカスタマイズできるようになっています。
なお、「きょうのもくじ」に表示されたことをやりきらなくても、翌日以降のカリキュラムで自動的に調整されるそう。便利ですね!
「フリー学習」で取り組む
天神幼児タブレット版では、「きょうのもくじ」とは別に、「フリー学習」から好きな項目を自由に選んで取り組むこともできます。

「フリー学習」は本当にフリー。好きな系統の好きな問題を自由に選ぶことができます。
好きな読み聞かせの本を選びたいとか、特定の系統の問題に取り組みたい(取り組ませたい)時などに「フリー学習」を使うと便利です。
天神サポートセンターに尋ねてみたところ、毎日「きょうのもくじ」と「フリー学習」の両方を使っているご家庭が多いのだとか。「きょうのもくじ」で足りない部分を「フリー学習」で補うという感じなのかもしれません。
目次右端の 「i」マークをタップすれば親用のアドバイスが表示されます。学習の狙いなどを確認するのに便利です。
天神を他の幼児通信教育と比較

天神タブレットと他の幼児通信教育との最大の違いは、天神が幼児教室レベルであることでしょうね。その他の違いについても、気づいたことを口コミしていきますね。
脳の発達に重要な0歳から始められる
天神の幼児教育は0歳から始められます。通信教育で0歳児から対象としているのは、こどもちゃれんじくらいでしょうか。なかなかありません。
人間の脳は3歳までに80%が、6歳までに90%が完成すると言われています。特に0歳~3歳は、驚異的な吸収力を発揮できる脳の黄金期なのだそう。この時期に脳に積極的に働きかけをするかどうかが、お子さんの将来に大きな影響を及ぼすと言ってもよいでしょう。
とはいえ、何をしたらよいか分からないという親御さんも多いのでは?
天神なら、知育を始めたいが何をすればよいか分からないというご家庭でも、脳の黄金期を逃さずにタブレット1台ですぐに取り組みを始められます。簡単です!
例えばフラシュカードや数カード(ドッツカード)などは、0歳から始められます。赤ちゃんは返事をしなくても、ママやパパは語りかけますよね。それと同じように、親御さんがタブレットを見せて、フラッシュカードや数カードで働きかけることができますよ。
フラッシュカードや数カードは、乳幼児の右脳を育てると考えられています。画像や音声をそのまま脳に取り込んでいくことによって、相違点や共通点を認識する力が発達し、語彙力や記憶力アップにつながっていくそうです。
好きなことを学べる
天神は、0歳~6歳児対象のコンテンツがすべて格納されている専用タブレットを購入して取り組みます。他の幼児通信教育のように、月ごとに配信されたり、届けられたりするものではありません。
他社の通信教育の場合、そのカリキュラムにそって毎月の学習内容が決まっています。しかし天神なら、お子さんがやりたいことを「フリー学習」で選んで取り組むことができます。
これは、天神の幼児教材がモンテッソーリ教育に基づいて開発されたものだから。
天神なら、幼児が主体的にやることを選ぶ。自分が選んだものだから集中できる。そして満足感を得て、反復し、学んだことが身に付いていく、という仕掛けになっているのですね。
やり終わって困ることがない
毎月送られてくるタイプの幼児通信教育は、月の途中でやり終わってしまって、その後やることがなくて困るという話をよく聞きます。
天神幼児タブレットは、0歳~6歳向けコンテンツを全て買い取る形なので、「やり終わって困る」ということがありません。
しかも、たとえある系統・ジャンルの問題を全問正解して「クリア」になったとしても、内容を少し変えた新たな問題が出題されます。それは天神では、類題が豊富に用意されているからです。天神なら、楽しみながら、類題に繰り返し取り組むことができます。そしてそれによって、知識が定着していきます。
約10,000題も収録されているのですから、やることがなくなるという心配は無用です!
小学受験対策ができる
天神幼児タブレットには、小学校入試問題42単元、約3800問が収録されています。タブレット1台でこれほど小学受験対策ができる教材は存在しないです。
小学受験を検討しているご家庭は、ぜひ無料体験で小学受験対応の問題を試してみてください。

「こういう問題ができないといけないのか」と分かるだけでも、無料体験をするメリットになるはずです。
2023年7月には、最新のお受験トレンドに即した形式の問題追加も始まりました。例えば、物事の動作や順序を理解し、効率的に結果を出す「プログラミング的思考力」を育てる新コンテンツもあります!

このような問題が解けるようになるには、頭の中でイメージする力を養う必要があります。紙のドリルなどで教えるには、親御さんが相当準備や工夫をしないと難しいです。でも天神幼児タブレットを使えば、その手間を解消することができそうです!
一問一答ですっきり
天神の問題はすべて「一問一答」方式。各問題はすぐに終わるので集中が続くし、達成感が積み重なります。また、1問はあっという間に終わるので、「次はこっちやる~」と、どんどん進みそう。
ちなみに1問終わるたびに「よくがんばったね」と褒めてもらえます。そして「ゼニーコイン」がプレゼントされるシステム。

この「ゼニー」が貯まるとシールを1枚もらえます。そのシールを貼ると、未完成の絵が完成するという仕掛け。
「シールがとどいたよ」のお知らせ

↓↓
「りす」の絵が欠けているが、そこに届いたシールを貼って……

↓↓
絵が完成!

問題に取り組むと画面上でほめてもらえたり、シールをもらえたりします。
但しお子さんにとって一番嬉しいのは、親御さんに褒めてもらうことなのをお忘れなく!
新コンテンツが毎月追加される
天神で学べるのは、購入時にタブレットに搭載されているコンテンツだけではありません。実は天神では、毎月新コンテンツが追加されます。
しかもユーザーの要望に基づいて、新コンテンツを企画・制作することも多いのだそう。
新コンテンツが追加されると、購入済み専用タブレットが無料で更新される仕組みになっています。
無料体験では、追加された新コンテンツを含む最新の状態で、タブレット内の全コンテンツを利用できます。
保護者サポートが充実
天神タブレット学習は、保護者サポートが充実しているという特徴もあります。
まず各問題についてタブレット上の「i」マークをタップすれば、解説がぎっしり書かれています。教え方や問題のポイントなどをしっかり把握することができます。
ユーザー参加型のオンラインセミナーも時々開催されます。知育について学ぶことができるようになっています。
さらに何かわからないことがあったとき、天神の相談窓口に電話をすることもできます。私も経験済みですが、この電話がビックリするほどすぐにつながる!そして保育士さんなど専門の方に、天神の使い方などを相談できるようになっています。メールやLINEでの相談もOKです。
天神幼児タブレットは何歳で始めるべき?

天神はいつ始めるのがよいのでしょうか?
脳の黄金期を考えれば早い方がよい
0歳~3歳は脳の発達に重要な黄金期だと上で触れました。黄金期を逃さず知育をしたいなら、始めるのは早ければ早いほどよいということになりますね。
「赤ちゃんにタブレット?」と抵抗を感じる方もいるでしょうが、お子さんを抱っこして、絵本を開くのと同じようにタブレット画面を見せることを思い浮かべるよいと思います。親御さんのリードで、お子さんの脳に働きかけていくことができますよ。

コスパ的にも早い方がお得
天神幼児タブレットは対象が0~6歳です。教材を買い切る形なので、何歳で始めても、支払う料金371,580円は変わりません。
ならば単純に考えて、コスパ的にも、始めるのが早ければ早いほど、1年あたりの料金は安くなり、お得ということになりますね。
天神幼児版の10,000題の中には、低年齢のお子さん向けの問題もたくさんあります。簡単な問題からスタートして10,000題すべて挑戦するという意味でも、低年齢のうちに始めるのが理想的だと言えるでしょう。
年齢が上ではおすすめできない?
脳の黄金期やコスパを考えると、天神幼児タブレットを始める年齢は0~3歳くらいがおすすめかと。
では4歳以上はおすすめできないかというと、そんなことはありません。
天神幼児タブレットには、小学受験対応の難しい問題が多く収録されています。年齢が上だからこそ楽しめる問題が豊富にあります。
4歳といえば、お子さんが自主的に学習に取り組める年齢でもあります。
コスパ的には割高になってしまいますが、脳の発達に重要な6歳までの時期に有意義な取り組みをするために、4歳、5歳であっても検討なさるとよいと思います。
きょうだいがいるなら何歳からでもOK
天神幼児タブレットは、きょうだいが無料で使うことができます。ですので、特に下にお子さんがいる場合は、4歳、5歳など年齢が上であっても、気にする必要はありません。きょうだいで一緒に使えるのですから、コスパ的にも、コンテンツをすべて利用するという意味でも、無駄になりません。
というわけで、天神幼児タブレットは、始めるのが早ければ早いほどおすすめですが、年齢が高いからといってダメということはないです。特に弟さんや妹さんがいる場合はタイミングを気にしなくて大丈夫です!

以上、天神幼児タブレット版について口コミさせて頂きました。0歳から使えて、タブレット1台で取り組める、幼児教室レベルの幼児教材は他にはありません。興味のある方は、ぜひ資料を取り寄せたり、無料体験してみてはいかがでしょうか。

元中学校教師で現在プロ家庭教師。家庭教師という職業柄、ご家庭からお子さんの家庭学習について相談を受けることが多い。そこで、様々な最新の通信教材を実際に手にしたり自分で受講して精査し、ご家庭にアドバイス。その教材研究や経験に基づいて、また自身が行った早期教育体験に基づいて、この記事を執筆しました。
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