2017年07月19日

【カタカナの覚え方と練習】カタカナ苦手な中学生になるな!

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前回はひらがなの教え方と練習の仕方についてご紹介しました。
ひらながの教え方はこちら

ひらがなが覚えられたら次はカタカナ、とお考えになるご家庭は多いのではないでしょうか。実はこのカタカナ、注意しないと、とんだ落とし穴があります!!

中学校で教員として働いていて気付いたのですが、低学力の生徒の特長として、カタカナを書くのが苦手な傾向があります。

私の教科は英語でしたので、生徒の中には、発音を教科書に書き込もうとする子もいました。英語を日本語に変えるわけですから、生徒は当然カタカナで書こうとします。その時、生徒のうちの何人かは、書く手が急に止まってしまうのです。カタカナで書こうとすると、どういう字だったか、思い出せないのです! 特に「シャ」「ジョ」などの拗音がすぐに書けません。カタカナの書き方を思い出そうとしている間に、授業は先に進んで、おいていかれてしまいます。些細な苦手なことが、学習面に悪影響を与えてしまう例です。

中学生にもなってカタカナが書けないなんて、信じられないかもしれないですが、どの学年でもどのクラスでも、しょっちゅうそういう子がいました。珍しいことではありませんでした。

中学生以降にカタカナの練習をする機会はありませんから、そういう子は、恐らくそのまま大人になっていくのでしょう。ということは、カタカナを書くのが苦手な大人もたくさんいるのかもしれません。

なぜカタカナが苦手な中学生(そしておそらく大人)がいるのでしょうか?
それはカタカナは、ひらがなに比べて、読んだり書いたりする機会が圧倒的に少ないからだと思います。

カタカナの学習は、たいてい小学校1年の秋くらいから始まるようです。1年の終わりまでに一通りは書けるように指導がなされるようです。

そうやって国語という教科の中でカタカナの指導はされても、それ以外では読み書きする場面が少ないのが、カタカナの厄介なところです。

ひらがななら、国語はもちろん、他教科の教科書にも登場します。小学生は帰りの学活で「連絡帳」なるものに翌日の持ち物を書いたりしますが、それもひらがなと漢字が中心です。読書が好きな子も多いでしょうが、カタカナばかりの本はあまりありません。

というわけで、学校に任せただけではカタカナの練習は不十分になるかもしれない、ということを覚えておいた方がよさそうです!

小学校をあてにしないで効果的にカタカナを身に付けさせるには、ひらがなと同様、やはり小学校入学前に一通り読み書きができるようにしておくと安心です。あるいは小学校に入学してからでも、夏休みなど時間の取れる時に、学校よりちょっと先に練習するだけでも、お子さんが自信を持って授業に臨めるのではないでしょうか。

それではまず、カタカナはどうやって覚えるのが効果的でしょうか。

カタカナの教え方

ステップ1: まずカタカナを読めるようにする
ステップ2: 各カタカナを正しく書けるようにする
ステップ3: どういう時にカタカナを使うのか教える

ステップ1: まずカタカナを読めるようにする

ひらがなが一通り読めるようになっていれば、一般的に、カタカナを覚えるのはさほど難しくないようです。文字を覚える回路のようなものが、子どもの脳に出来上がっているのかもしれませんね。

我が家の例をお話しましょう。

息子は七田(しちだ)式「ひらがなカード」で、2歳の終わりにひらがな全部を読めるようになっていました。
カタカナはどうやって教えたらいいかな?? ・・・と思いつつも、当時お腹に二人目の子供がいて体調が万全でなかった私は、いろいろと検討するエネルギーを持ち合わせていませんでした。とりあえず、壁に貼ってあったひらがなポスターの真横に、同じシリーズのカタカナポスターを貼りました

ひらがなポスターはこんな感じ
   ↓


カタカナポスターはこんな感じ
   ↓


3歳になったばかりの息子には、「『カタカナ』の文字は、それぞれ『ひらがな』と形は違うけれど、読み方は同じなんだよ」とだけ、話しておきました。

さて、ひらがなポスターの真横にとりあえず貼っただけの、このカタカナポスターを、我が子はすっかり気に入ってしまったようでした。私が気を付けたのは、もともとあったひらがなポスターのぴったり真横になるように、カタカナポスターを子供の目線に合わせて貼ってあげたことだけ。ポスターを見るようにと勧めたことなど、全くないのです。

それなのに、子供は朝起きると、毎日まずこの2枚のポスターの前に座りこんで、2枚をじーっと眺めるのです。「何が面白いんだろう?」と私が不思議に感じるほど、ひたすら見つめていました。

カタカナポスターを貼って10日程が経ちました。
「こんなに興味を持っているんだから、いい加減、カタカナのお勉強始めてあげなきゃ!文字カードでも作ろうかな?」なんてやっと重い腰をあげ、次の行動を取ろうとしていた私でした。

そうしたらびっくり!!
我が子がカタカナをすらすら読むではありませんか!

すでに読める隣のひらがなを見て答えているわけではありません。私がバラバラに指さして「この字は?」と尋ねても、正しく読めているのです。なんと、息子は自分で勝手に学習してしまったのです!

七田(しちだ)式「ひらがなカード」の時に感じたことですが、子供の脳は、2つのものを見比べるのが大好きなようです。2つのものを見て、その共通していることや違うことを見つけるのが得意なのでしょうね。

2枚の50音表を見比べて、わずか10日ほどの間に、一人で勝手にカタカナを覚えてしまった我が子の集中力に驚きました。

というわけで、カタカナの覚え方としておすすめなのは:

☆ひらがなポスターの真横にカタカナポスターを貼る!

1枚にひらがなとカタカナの両方が書かれているポスターも市販されています。ひらがなの各文字に小さくカタカナが添えてあるようなタイプです。それでも大丈夫かもしれませんが、できたら別々のポスター(なるべく同じシリーズで、同じ場所に同じ大きさで文字が書いてあるもの)を貼ってあげた方が、お子さんが見やすいと思います。すでに覚えているひらがなを手がかりにして、それと少し形が違うカタカナを見比べることで、脳に追加情報をインプットできるようにしてあげるのです。

☆手作り「カタカナ&ひらがなカード」で教える!

上記で述べた通り、カタカナの覚えさせ方のポイントは、すでに知っているひらがなと、まだ知らないカタカナを子どもに見比べさせて、違いや似ているところに気付かせるということです。

そのためには、カタカナとひらがなの文字だけ書いてあるカードが効果的です。

簡単に自分で作れます!
まず色画用紙を買って下さい。ひらがな用1色と、カタカナ用1色の別の色にします。

それぞれの色を46文字分、つまり46枚ずつ切ります。大きさはお好みですが、かるた程度の大きさが使いやすいと思います。また、真四角よりも長方形の方が、お子さんにとって文字の向きが分かりやすいのでよいと思います。

切り取ったら、太く、はっきり、1枚1文字ずつ、ひらがな、カタカナを書いて、ひらがなカード46枚、カタカナカード46枚を作って下さい。

カードが用意できたら、カタカナの読みを教えます
46文字全部まとめてでは負担が重いので、5枚ずつとか、10枚ずつとかに分けて、少しずつ覚えていくのがおすすめです。

まず、ひらがなカード5枚~10枚を並べます。
(ここでは「あ」「い」「う」「え」「お」5枚を並べたとしましょう。)
そしてその横に、「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」のカタカナカードをごちゃまぜにして置いておきます。

お子さんに「『う』と似ているのはない?」と言って『ウ』を見つけさせるのもよいし、カタカナポスターを参考にさせながら、「『あ』のカタカナはどれ?」と尋ねて、『ア』を選ばせるのもよいでしょう。

そうやって、ひらがな&カタカナのペアを作らせます。

そうして遊んでいく間に、子どもは、カタカナには「う」「ウ」、「か」「カ」、「き」「キ」、「こ」「コ」など似ているものが多いとか、ちょっとここの部分が違うとか、特徴を認識していくようになります。

ひらなが&カタカナ手作りカードで、神経衰弱をして遊ぶこともできます。そのために画用紙を最初から違う色にしたのです。違う色2枚をひっくり返せば神経衰弱ゲームができますね。

46枚全部だと枚数が多いので、最初は減らしてからやるとよいと思います。親御さんは上手に負けて、お子さんにカードをとらせてあげてくださいね。

この他、50音順に並ばせたり、カードをシャッフルして山にして、上にあるカードから順に、その文字で始まる言葉を親子で言い合うというゲームもできます。

遊びの中で覚えてもらうのが効果的です!!

☆くもんのカード(ことば)カタカナカードを使う!



くもんの「カタカナカード」は、カタカナの文字をフラッシュカードとして子どもに見せるのに適しています。また両面印刷になっていて、各カタカナ文字の裏面には、その文字を使ったカタカナ言葉とイラストがあります。カタカナはひらがなと違い、どういう時に使われるか(外来語はカタカナになるなど)を知ることが大切なので、その点でくもんの「カタカナカード」は効果的です。

さらに、くもんの「カタカナカード」には、「ことばのえほん」がついています。どういう言葉にカタカナが使われるかを知るのに、分かりやすい一冊になっています。

ステップ2: 各カタカナを正しく書けるようにする

カタカナが読めるようになったら、次は書く練習です。
ひらがなと同様、書き順と鉛筆の持ち方に気を付けて練習させてください。

「ツ」と「シ」を書き分けられない子が多いというのは誰でも知っていることですが、注意が必要なカタカナは他にもあります。

学校で中学生のテスト採点をしていて困った経験があります。記号(カタカナ)で答える問題で、「ア」と「イ」の区別がつかない生徒が結構いたのです!「ア」の一角目が斜めだったり、しっかり曲がっていなかったり、そして「イ」の一角目が水平に近いと、両者の区別がつきにくくなります。そのようなことにならないように、文字の覚え初めから丁寧に練習することが大切です!

自由帳などに練習させてもよいですが、例えば、次のようなプリント類を利用するのもよいでしょう。

☆「とめ」「はね」がわかるカタカナ練習帳



お手本が明朝体なので、「とめ」や「はね」がわかり、丁寧に練習できます。
カタカナを使った言葉を練習するページもあり、どういう言葉をカタカナで書くのかを知ることもできます。
「濁音」「半濁音」「促音」のページもあります。

☆七田式(しちだ)カタカナれんしゅうちょう


カタカナ46文字をひたすらなぞる練習帳です。
同じものが30ページあるので、カタカナ全部を30回練習できます。
地味でシンプルですが、1日1枚練習すると1ヵ月で終わります。
全部やれば相当力がつくのではないでしょうか。

どの教材を使おうとも、最も重要なのは、お子さんを褒めて、褒めて、褒めまくるということです!
またお子さんの横について、カタカナ練習のような「お勉強タイム」を設けることは、学習習慣を身につけることにもつながります。
しっかり褒めて、お子さんの努力を認めることで、お子さんに「勉強をするのは良いことだ」という意識を植えつけてしまいましょう

ステップ3: どういう時にカタカナを使うのか教える

カタカナの学習では、実はこれが一番大切で、かつ難しいかもしれません。どういう言葉だとカタカナで書く必要があるかを身に付けるには、子どもの語彙力も関係してくるからです。

上記のくもん「カタカナカード」はカタカナで書く言葉も紹介されているので、おすすめです。
また、絵本を通しても、カタカナ言葉を教えてあげることができます。

例えば:

☆「ステキナカタカナ」(五味太郎)



独特な魅力ある絵が楽しい絵本です。
「ア」なら「アップリケ」「アンテナ」「アウト」「アイスクリーム」など、そして「アルゼンチン」「アメリカ」などの国名も出てきます。

カタカナに添えて、英語とローマ字も併記されているので、「外国からの言葉はカタカナで書く」と自然に理解できるようになっています。

☆「かたかな絵本アイウエオ」(五味太郎)



「ステキナカタカナ」よりも語彙数は少ないです。
「ア」なら「アイスクリーム」と「アドバルーン」が載っています。

各ページにカタカナとひらがなが並べられて書かれているので、カタカナの読みを覚えるための本としても使うことができます。

まとめ

文字が正しくしっかり書けることは、学習の基本中の基本です。大きくなってから困らないためにも、最初の取り組み方が肝心です。ひらがな、カタカナともに、しっかりサポートしてあげましょう!

➡ひらがな くもんの学習ポスター はこちら

➡カタカナ くもんの学習ポスター はこちら

➡くもんのカード(ことば)カタカナカード はこちら

➡「とめ」「はね」がわかる カタカナ練習帳 はこちら

➡七田式(しちだ) カタカナれんしゅうちょう はこちら

➡ステキナカタカナ [ 五味太郎 ] はこちら

➡かたかな絵本アイウエオ [ 五味太郎 ] はこちら
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2017年07月14日

【ひらがなの効果的な教え方】何才で、どうやって教える?

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まわりのお友達と比べて、自分の子は「ひらがな」がまだ読めないとか、書けないなどで不安を感じる親御さんが多いようです。また、ひらがなの教え方がわからないと戸惑うお母様方の声もよく聞きます。

小学1年生の時に、ひらがなの書き方は学校で教えてくれますが、実際はほとんどのお子さんが入学前にひと通り読み書きできるのが当たり前になっています。学校で教えてくれることとはいえ、入学後つまずくことなく自信を持って学校生活を送るためには、最低ひらがな全部の読み書きは入学前にできるようにしておきたいものです。

そこで、ひらがなを何才で、どうやって教えるのが効果的か、次の点からお話したいと思います。

Q1: ひらがなは何才で覚えるのがよい?
Q2: 子どもに文字への興味を持たせるには?
Q3: ひらがなは読み書き同時に教えていい?
Q4: 読めるようになったら、すぐに書く練習をしていい?
Q5: 書く練習は、どうやったらいい?


Q1: ひらがなは何才で覚えるのがよい?

A1: 子どもが興味を持ったときがベスト!

ひらがなを教えるのは早ければ早い方がよいという専門家もいます。例えば右脳教育で有名な七田(しちだ)式の七田眞氏によれば、文字を覚えると、脳細胞に記憶分子であるRNAと呼ばれる脳内物質が増加し、字を覚えていない子とは、脳の性質が異なってくるのだそうです。文字を早くから読めるようになることで、思考力が高い子どもに育つということです。

逆に、ひらがなを教えるのは早いほど良いというわけではない、という考え方もあります。なぜなら無理やり強制的に教えようとしても、子どもが興味を持たない限りうまくいかないし、何より子どもの学習意欲が芽生えるチャンスを潰してしまう危険性もあるからです。

それでは、ひらがなは、いつ教えるのが効果的でしょうか?

私は、子どもが文字に興味を持ったときに教えるのがベストだと思います。
ただ、小学校入学前には読み書きができるようになっておく必要がありますから、遅くとも年長さんの時には教えておく必要があります。

一般的には4~5才頃に覚え始める子が多いようです。恐らく、その頃だと一般的に子どもは文字への興味が湧きやすいということなのでしょう。ただし子どもには個人差がありますから、親としてはただ子どもの変化を待つだけでなく、子どもが文字に興味を持つような働きかけをする必要もあります。

それではどうやったら子どもは文字に興味を持つようになるでしょう?

Q2: 子どもに文字への興味を持たせるには?

A2: 生活の中で文字に触れさせる

我が家の例をお話しましょう。
私は妊娠中にたまたま七田(しちだ)式の本と出会いました。そこには「たとえば2歳の終わりまでに『ひらがな』を読めるようにする、という目標を立てるとよい。幼児は『の』の字から始めると覚えやすい」という趣旨のことが書いてありました。

出産後、ドタバタ忙しい育児の毎日でしたが、「2歳の終わりまでにひらがなが読めるようにしてみようかな」と頭のすみっこに置いておきました。

さて、2歳と数ヶ月の頃、いつものように息子と公園に遊びに行ってきた帰り道のことです。我が子は急に立ち止まり、ある大きな看板をじーっと見つめているのです。
その看板には「工事中につき関係者以外は立ち入り禁止」という趣旨のことが、漢字混じりの文章で何行にもわたり書いてありました。

子どもの様子を見てみると、明らかに看板の中のある文字にだけ注目しているのでした。
それは、なんと、ひらがなの『の』だったのです!息子にそれはなんという字かと尋ねられたので、『の』と読むことを、早速教えてあげました。

この日は、我が子が文字に興味を持ち始めたことが分かった、節目の日になりました。そしてその日に「ひらがなを教え始めよう」と決めたのでした。

ではなぜ我が子が看板をじっと見ていたかというと、恐らくですが、出かける度に、私が通りで見かける文字を見ながら、子どもにしょっちゅう語りかけていたからではないかと思います。

たとえば道路に「止まれ」と書いてありますよね。それを見て、私は「『止まれ』って書いてあるね。車が来るからだね。気を付けよう」とか言っていました。また、「犬のフンは持ち帰ろう」などという看板を見たら、「犬のフンがあるかもしれないって書いてあるよ。踏んだらいやだね~」など、話したものでした。

このように、「文字は大切」と、我が子は生活の中でなんとなく知っていたのではないかと思います。私はそれを狙っていたわけではありませんが、結果的に私のしたことは、我が子に文字への興味を持たせることになったように思います。

この他、子どもがひらがなに興味を持つために親ができることは:

・絵本の読み聞かせをしてあげる
・ひらがなのポスターを貼る
・子どもの持ち物にひらがなで名前を書いてあげる
・チャンスのある度に子どもの名前をひらがなで書いてあげる

(オムレツにケチャップで子どもの名前を書く。
 お絵かきをしたら子どもの名前を書いて壁に貼ってあげるなど)

そのようにして、子どもがひらがなに興味を持つのを待ちましょう。
子どもが興味を持ってきたら、つまり「これ、なんて書いてあるの?」とか、「〇〇って、どう書くの?」と聞いてきたりしたら、ひらがなを教え始める時です!

Q3: ひらがなは読み書き同時に教えていい?

A3: まず「読める」ことから始める。

ひらがなの教え方として注意すべきは、読み書きを同時に教えてはいけないということです。子どもに負担が大き過ぎるからです。まずは「読み」から始めます読めないと書けないからです。

我が家は、子どもが『の』を最初に覚えた経緯で、「幼児は『の』の字が一番覚えやすい」という七田眞氏の話は本当だと分かり驚いたので、ひらがなの読みには、七田(しちだ)式の「ひらがなカード」を使いました。

七田式「ひらがな・カタカナカード」はこちら 
   ↓


七田(しちだ)式「ひらがなカード」には、「あ」なら、「あ」とだけ大きく書いてある文字カードと、あひるの絵に「あ」と小さく添えて書いてある絵カードの2種類があります。
文字カード5枚と絵カード5枚を並べて、どれとどれが同じか子供に探させます。同じ文字のカードを探そうとすることで、子供は文字の形を認識して、覚えていきます。

一度にたくさん覚えるのは子供にとって負担が大きいので、少しずつ(5枚ずつ)やるのが、効果的なひらがなの教え方ポイントです。

この七田(しちだ)式ひらがなカードを使って、息子は2歳の終わりまでにひらがなが読めるようになりました。結果的に当初の目標が達成されたことになります。

七田式ひらがなカードは自分で使ってみて効果があったので私のイチオシ教材ですが、そのほかにも、ひらがなを効果的に教えるための知育玩具や教材は色々あります。

くもんのカード(ことば)ひらがなカード
   ↓


「あ」なら「あ」と大きく書かれたカードの裏面に、ありの絵に「あり」と言葉が添えられています。七田式のように文字カードと絵カードが2枚に分かれてはいないので、同じ文字を探すという、七田式スタイルの覚え方はできません。フラッシュカードとして使用するのに適してきます。

くもん「ひらがなさいころつみき」
   ↓


立方体の5面にひらがなが、1面にイラストが書かれている積み木です。木製なので優しい感覚があります。

積み木をつなげて言葉を作って遊びます。1つの積み木に書かれているひらがなは全部異なり、同じひらがなが書かれている積み木は全部で5個あるので、「とまと」などの同じ文字が重なる言葉も作ることができます。また、濁音、半濁音、拗音、促音の積み木もあり、「ごはん」「なっとう」などの言葉を作ることもできます。言葉を作るときに、「しりとり遊び」や「クロスワード作り」をすると遊びが広がります

くもん「磁石あいうえお盤(数字つき)」
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50音表のひらがなの上に、マグネットの「あ」「い」「う」「え」「お」・・・を貼り付けていく教材です。裏返すと1~50までの数字盤としても使えます。ひらがな、数字の両方を勉強したい方にお得です。

アンパンマンひらがなマグネット
   ↓


「くもん磁石あいうえお盤」では、いかにも勉強っぽくて抵抗があるという方には、こちらの方がよいかもしれません。アンパンマンのキャラクターの絵付き50音表の上に、ひらがなのマグネットを貼って、50音表を完成させて遊びます。アンパンマンが好きなお子さんには喜ばれそうです。

お風呂に貼れるひらがなポスター
 
100円ショップで売っているもので十分です。

入浴時は遊ぶものがないので、子どもがひらがなポスターをよく見てくれるというケースが多いようです。体を十分温めるために湯船につかって数を数えたりしますが、その代わりにひらがなを読むという方法もあります。また、水鉄砲を子どもに持たせて、「あ」と言いながら「あ」に命中させて遊ぶのも楽しいようです。

以上のように、ひらがなの教え方に戸惑うご家庭のために、色々な効果的な知育玩具や教材があります。どの方法を使うかは、お好みで決めれば大丈夫です。

ただ、どの方法であろうとも、最も重要なのは、楽しくやること! そしてお子さんを褒めて、褒めて、褒めまくることです! もしもお子さんがすぐに覚えられなくても、イライラしたり叱ったりしては逆効果です。楽しければ、そして褒められれば、子どもはどんどん吸収していきます。そのことを忘れないようにしましょう。

子どもが一通りひらがなを読めるようになったら、次に書く練習に入ります。ただし、ひらがなを書き始める前に、気を付けるべきことがあります。

Q4: 読めるようになったら、すぐに書く練習をしていい?

A4: 筆圧と鉛筆の持ち方に気を付ける必要がある。

私は元中学校教員ですが、中学生を見ていて分かったことは、低学力の子の特徴として、文字を書く際の筆圧が弱い場合が多いということがあります。極端に薄くてほとんど読めないような字を書く子もいます。

また学力に関係なく、鉛筆の持ち方が間違っている生徒が非常に多いのが現状です。

ひらがなを書く練習をし始めるということは、本格的な勉強をいよいよ始めるということです。この大切なスタート時だからこそ、しっかりとした筆圧で、正しく鉛筆を持って文字を書くように気を配ることが大切です。一度変な癖をつけてしまうと、矯正するのが難しくなるからです。

しっかりした筆圧で書くためには、最初は文字ではなく、丸や線などを、ただ「書く」ことに集中して取り組ませるのが効果的です。

例えば、「それいけ!アンパンマン えんぴつつかおう」などの教材が効果的です。
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このような教材を使って、しっかりした筆圧で、色々な線を書く練習をすることをお勧めします。

また鉛筆の持ち方がおかしいと思ったら、「もちかたくんユビックス」を使うのもおすすめです。
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ただ、「もちかたくんユビックス」を使うと練習をするのを嫌がるのでしたら逆効果なので、お子さんの様子をみて進めて下さい。「もちかたくんユビックス」はひらがながスラスラ書けるようになってから使用するのでも良いでしょう。

しっかりとした筆圧で、望ましくは正しい鉛筆の持ち方で、濃い、はっきりとした線が書けるようになったら、いよいよひらがなを書く練習を始めましょう!

Q5:書く練習は、どうやったらいい?

A5:書き順に気を付けて、簡単な字から始める


自由帳(罫線のないノート)などに、1文字ずつ大きく子どもに書かせます。まずは自分の名前や、簡単なひらがなの「の」「し」「く」「つ」「て」「へ」などから始めるのが、お子さんにとって取り組みやすい、効果的な教え方です。

その際、必ずそばにいて、ひらがなの書き順を間違えないように見てあげてください。また、子どもは誤って「鏡文字」(例えば「し」をローマ字の「J」のように書く)を書いてしまうことがよくあります。間違っていたら、優しく指摘してあげましょう。

ひらがなの中で、「わ」と「れ」、「ぬ」と「ね」などは特に難しいようです。丁寧に見てあげましょう。

市販のプリントを利用するのも効果的です。

例えば、七田式(しちだ)ひらがなリズムがきプリントをおすすめします。
   ↓


この「七田式ひらがなリズムがきプリントでは」たとえば「け」なら:
  1. たてぼう、ぴゅ
  2. みじかいよこで
  3. まんなか、しゅ
というリズムが唱えられるように書いてあって、それに合わせて書き順正しくなぞり書きができるようになっています。

子どもの美文字ひらがな練習帳 ミルミルきれいな字が書ける!もおすすめです。
   ↓


「美文字」は大人の間で静かなブームになっていますが、こちらの練習帳は、子ども向けに美しい字を書くヒントが満載です。書き順はもちろんのこと、例えば「あ」なら、最後の丸めるところは、可愛い犬くんが、「池をゆっくり回るよ」とコツを教えてくれます。

うちの娘が小学1年生の時に、学校の先生が「す」の丸めるところは「三角おむすびを作るよ」と教えてくれていたのを思い出しました。きれいな字を書くコツを具体的な言葉で言い表すことは、子どもにとてもわかりやすくて効果的です。この「子どもの美文字ひらがな練習帳」を使ってお子さんの練習を見てあげることで、親御さんも、文字の書き方についてどんな言葉かけをしたらよいかが学べるスグレモノの一冊です。

さて、プリントを使っても使わなくても、子どもが書いた字には大きなハナマルをつけてあげましょう!大切なのは褒めて、褒めて、褒めまくること!! ひらがなが1つずつ書けるようになると、次はお友達やお母さんに手紙を書いたり、手作り絵本を書いたりと、「ことば」として表現できるようになります。

ひらがなの効果的な教え方で、お子さんの成長をしっかりサポートしてあげましょう!

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➡くもんのカード(ことば)ひらがなカード はこちら

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➡七田式(しちだ)ひらがなリズムがきプリント【メール便対応可】 はこちら

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posted by 菜の花子 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

【もちかたくん・ユビックス】で鉛筆の持ち方を直そう!

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学校で教員として仕事をし始めた時、ショックを受けたことの1つが中学生の鉛筆(シャーペン)の持ち方でした。「この子は、もしや手に障害があるのだろうか?」と勘違いしてしまうほど、おかしな持ち方をしている生徒が大勢いたのです。

例えば・・・
・親指と、曲げた人差し指の間に鉛筆を挟んで持つ。
・親指と、曲げた中指の間に鉛筆を挟んで持つ。
・親指と人差し指の付け根の間に鉛筆を挟んで持つ。
・指に力が入りすぎて、人差し指が反り返っている。
・鉛筆が垂直になっている。

などなど、「よくこれで字がかけるなあ」と感心してしまうほどでした。

でも、実は「よく」は書けていなかったのです。

鉛筆の持ち方が間違っていると・・・
・筆圧が弱く、文字が薄くて読みにくい。
・文字に力が入りすぎて、書くスピードが遅い。
・文字を書くときの姿勢が悪く、顔を極端にノートに近づける。
(寝ているのか?と疑われるほど!)
・ノートを体にまっすぐ向けないで、斜めにして書く。
(テスト中だと、解答用紙を斜めにして、周囲の人に見せているのか?と勘違いされるほど!)

こんな風に、学習面にも支障を及ぼしてしまいます。

私の勝手な推測なのですが、昔は(私が子供の時は)、鉛筆の持ち方がおかしい人はそれほどいなかったように思うのです。しかし今は、昔より親御さんが教育熱心で、文字の読み書きを早期に始めるご家庭が多いです。幼いうちに文字を書き始めるので、鉛筆の正しい持ち方を教えられる機会のないまま、誤った持ち方を身に付けてしまうのではないでしょうか。

しかし大丈夫です。誤った持ち方を覚えてしまっても、便利な矯正具があります。
それが【もちかたくん&ユビックス】のセットです。



【もちかたくん・ユビックス】はロングセラー商品なんですね!我が家でも二人の子供に【もちかたくん・ユビックス】で 鉛筆の持ち方を教えました。確か小学校1年生くらいだったと思います。本当は学校にも【もちかたくん・ユビックス】を持っていって使ってもらいたかったのですが、それはさすがに恥ずかしかったようで、叶いませんでした。けれども家で使わせるだけでも十分効果があったようです。お陰で二人とも、筆記具を正しく持てる人に育ってくれました。

鉛筆を正しく持てると、正しい姿勢で文字を書くことができるようになります。正しい姿勢で書くと、手が疲れません。手が疲れないと勉強がはかどります。学年が進むにつれ文字を書く量も増えますから、勉強を効率よく進めるためにも、筆記具を正しく持てるようにしておくことはとても重要です。

また、勉強とは関係なくても、大人になってからも人前で文字を書かなければならない時に、おかしな持ち方でペンを握っていたら恥ずかしいですよね。大人も【もちかたくん・ユビックス】で筆記具の持ち方を矯正できます。お子さんと一緒に使うのもよいのではないでしょうか。

【もちかたくん・ユビックス】には右手用と左手用があります。
まず「もちかたくん」で正しい指の位置を覚えます。そして「ユビックス」で鉛筆を正しい角度で持てるように練習します。
(くわしい使い方はこちら

小学校で勉強が始まる前に正しい持ち方を身に付けておくのが理想的です。学校で先生は、鉛筆の持ち方を一人一人に教えてくれるわけではありません。最初が肝心! 親の責任で正しく教えてあげましょう!

➡もちかたくん ユビックス 右手用 メール便対象はこちら

➡もちかたくん ユビックス 左手用 メール便対象はこちら
posted by 菜の花子 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする