お子さんは鉛筆を正しく握っていますか?
中学校で教員として仕事をし始めた時、ショックを受けたことの1つが、中学生の鉛筆(シャーペン)の持ち方でした。「この子は、もしや手に障害があるのだろうか?」と勘違いしてしまうほど、おかしな持ち方をしている生徒が大勢いたのです。
例えば・・・
・親指と、曲げた中指の間に鉛筆を挟んで持つ。
・親指と人差し指の付け根の間に鉛筆を挟んで持つ。
・指に力が入りすぎて、人差し指が反り返っている。
・鉛筆が垂直になっている。
などなど、「よくこれで字がかけるなあ」と感心してしまうほどでした。
でも、実は「よく」は書けていなかったのです。
鉛筆の持ち方が間違っていると・・・
・文字に力が入りすぎて、書くスピードが遅い。
・文字を書くときの姿勢が悪く、顔を極端にノートに近づける。
(寝ているのか?と疑われるほど!)
・ノートを体にまっすぐ向けないで、斜めにして書く。
(テスト中だと、解答用紙を斜めにして、周囲の人に見せているのか?と勘違いされるほど!)
こんな風に、学習面にも支障を及ぼしてしまいます。
私の勝手な推測なのですが、昔は(私が子供の時は)、鉛筆の持ち方がおかしい人はそれほどいなかったように思うのです。
しかし今は、昔より親御さんが教育熱心で、文字の読み書きを早期に始めるご家庭が多いです。幼いうちに文字を書き始めるので、鉛筆の正しい持ち方を教えられる機会のないまま、誤った持ち方を身に付けてしまうのではないでしょうか。
もちかたくん&ユビックスがおすすめ!
しかし大丈夫です。誤った持ち方を覚えてしまっても、便利な矯正具があります。
それが【もちかたくん&ユビックス】のセットです。
【もちかたくん・ユビックス】はロングセラー商品なんですね!我が家でも二人の子供に【もちかたくん・ユビックス】で 鉛筆の持ち方を教えました。確か小学校1年生くらいだったと思います。
本当は学校にも【もちかたくん・ユビックス】を持っていって使ってもらいたかったのですが、それはさすがに恥ずかしかったようで、叶いませんでした。けれども家で使わせるだけでも十分効果があったようです。お陰で二人とも、筆記具を正しく持てる人に育ってくれました。
鉛筆を正しく持てると、正しい姿勢で文字を書くことができるようになります。正しい姿勢で書くと、手が疲れません。手が疲れないと勉強がはかどります。学年が進むにつれ文字を書く量も増えますから、勉強を効率よく進めるためにも、筆記具を正しく持てるようにしておくことはとても重要です。
また、勉強とは関係なくても、大人になってからも人前で文字を書かなければならない時に、おかしな持ち方でペンを握っていたら恥ずかしいですよね。大人も【もちかたくん・ユビックス】で筆記具の持ち方を矯正できます。お子さんと一緒に使うのもよいのではないでしょうか。
【もちかたくん・ユビックス】には右手用と左手用があります。
まず「もちかたくん」で正しい指の位置を覚えます。そして「ユビックス」で鉛筆を正しい角度で持てるように練習します。
(くわしい使い方はこちら)
小学校で勉強が始まる前に正しい持ち方を身に付けておくのが理想的です。学校で先生は、鉛筆の持ち方を一人一人に教えてくれるわけではありません。最初が肝心! 親の責任で正しく教えてあげましょう!