くもんの日本地図パズルが効果的でした!
我が家で実際に使った知育玩具で効果があったものの1つが、【くもんの日本地図パズル】です。私の子育て時代から続いているとは、かなりの人気ロングセラー商品だなと思って先日おもちゃ屋さんを覗いてみたら、昔とは仕様が変わっていることを知りました。以前より随分バージョンアップして、さらに内容が良くなっているはありませんか!
【くもんの日本地図パズル】は優れた知育玩具ですが、中学受験に必要な知識のいくつかを幼いうちに身に付けることにも役立ちます。中学受験を考えているご家庭は、本格的な受験勉強が始まる前に、【くもんの日本地図パズル】で遊びながら都道府県の知識を身に付けさせてあげると良いのではないでしょうか。
くもんの日本地図パズルはなぜ優れた知育玩具なの?
我が家の体験も含め、なぜ「くもんの日本地図パズル」がおすすめなのか、8つのポイントからお話ししますね。
日本地図が覚えられる
【くもんの日本地図パズル】には、8つの地方ごとに色分けされた「基本ピース」と、1色の「発展ピース」の2種類があります。昔は「発展ピース」はなかったです。
パズル台には、ピースをはめる手がかりになる、都道府県の境が入っています。つまり、県名の知識が全くなくても、形や色を頼りにパズルを完成させることができます。
地理には興味はなくても、子供達はたいていパズルは好きです。パズルを完成させたいがために、日本地図作りに精を出してくれるはず。また、パズルを仕上げられた満足感で、地理が得意になった気持ちにもなってくれると思います。この錯覚が大切(笑)! パズルで誘って日本地図に興味を持たせ、日本地図を完成させる成功体験を通して、地理を好きになってもらうのです。「くもん日本地図パズル」は、実にうまく考えられた知育玩具です!
パズルを何回もしてもらうために、親が競争してみるのも楽しいですね。お子さんは「基本ピース」でパズル台の上に、親は「発展ピース」で台の手がかりなしにやると、お子さんにハンデがついて、良い勝負になるかもしれません。あるいはタイマーで時間を計って、親と子のどちらが早く日本地図を完成できるか、競い合うのもおもしろいのではないでしょうか。初めのうちはうまく負けてあげてくださいね。子供は賢いので、何度もやっていくうちにどんどん早くなります。そのうち親が本気を出しても勝てなくなります。そこまで【くもんの日本地図パズル】にはまってくれたらしめたものです! 慣れてきたら一色の「発展ピース」を使うと、チャレンジ精神が刺激され、また楽しくなるでしょう。繰り返しパズルをやることで、都道府県名と場所をどんどん覚えていってくれますよ。
うちの長男もそうでした。「プラレール&床に置いた日本地図」も役に立ったのですが(くわしくはこちら)、【くもんの日本地図パズル】で繰り返し遊んでくれたおかげで、私には都道府県名を息子に「教えた」記憶がありません。遊びを通して、子供が勝手に覚えてくれました。【くもんの日本地図パズル】はすごい知育玩具です!
県名を漢字で覚えられる
「基本ピース」「発展ピース」とも、県名が漢字で書いてあるのが良いと思います。【くもんの日本地図パズル】は対象年齢5歳以上となっています。子供だから漢字は無理だろうと決めつけず、5歳児でもまずは漢字で取り組ませてみるのが良いと私は思います。
うちの子は幼い頃から漢字が大好きでした(くわしくはこちら)。理系大学に進んだ今だから分かりますが、当時我が子にとって、漢字は数学の「図形」みたいなものだったのでしょうね。子供の興味はどういう方へ向くか分かりません。生活の中で、書けなくても読める漢字を増やしてあげることは大切なので(くわしくはこちら)、お子さんが嫌がらなければ、まずは漢字のままパズルをしてみることをお勧めします。
お子さんと【くもんの日本地図パズル】をする時に、「○○県はここだね~」と言いながら、自然に読み方をインプットしてあげるのが良いと思います。「これは、おばあちゃんが住んでいる○○県」「旅行に行った○○県」などと、馴染みがある都道府県から読み方を教えてあげるのも、子供にとって分かりやすいでしょうね。
8つの地方を覚えられる
「基本ピース」は8つの地方ごとにカラフルに色分けされています。遊びながら、日本は8つの地方に分かれていることが学べます。また繰り返し日本地図パズルを完成させることで、何県が何地方に属するのか、自然に覚えてしまいます。
各県の形を覚えらえる
子どもはパズルを早く完成させたいですから、ピースの形に注目します。それを通して県の形を覚えるようになります。
【くもんの日本地図パズル】には「目かくしシール」がついています。この「目かくしシール」も昔はありませんでした。
「目かくしシール」は、ピースの漢字の上に貼って、何県なのか読めなくするために使います。「発展ピース」の漢字に「目かくしシール」を貼れば、県名や地方の手がかりなく、ピースの形だけでパズルを完成させなければなりません。それを通して都道府県の「形」を覚えることができるようになります。
各都道府県の形を覚えることは、中学受験では、位置を覚えたり漢字で書けたりすることに加えて、必須のこととなっているようです。時々クイズ番組で、都道府県の形だけ見せて何県なのか答えさせる問題が出題されますね。大人でも難しいです。【くもんの日本地図パズル】で幼いうちに都道府県の形まで覚えさせてあげることができたら、中学受験勉強が後々少しラクになりますね。
ちなみに我が子はこの手のクイズ問題が得意です。【くもんの日本地図パズル】で遊んたお陰で、身に付けてしまったようです。すごい知育玩具です!
図形のトレーニングにもなる
パズルをすることで、子供の図形認識力を鍛えることができます。息子が理系に育ったのは、幼い頃に【くもんの日本地図パズル】を含め、色々なパズルをしたことも関係しているのかな、と思います。
日本地図パズルの各ピースには適度な厚みがあるので、幼児でも扱いやすいようにできています。
地理の勉強をしながら図形脳の訓練にもなるとは、一石二鳥の知育玩具ですね。
ひらがなシールがついている
【くもんの日本地図パズル】には、漢字が読めないお子さんのために「ひらがなシール」がついています。前述のとおり、まずは漢字のままでパズルをしてみることをお勧めしますが、お子さんの様子を見ながら「ひらがなシール」を活用するのも良いでしょう。
シールを貼る際は、ぜひお子さんと一緒に作業をすることをお勧めします。「これは○○県だね」と読み方を確認しながら、お子さんに「ひらがなシール」を貼ってもらうのも良いのではないでしょうか。
「ひらがなシール」は漢字の真上に貼るように作られていますが、ピースの大きさや形に余裕がある県は、漢字と並べて貼っても良いと思います。そうすることで「ふりがな」として使えます。
パズル大の中にピースを収納できる
パズル台は半分に折りたたむと収納ケースに変身します。折りたたんだパズル台の中にお子さんにピースをしまってもらいましょう。片付けの習慣付けになりますし、ピースも無くなりません。
白地図を活用できる
【くもんの日本地図パズル】には、カラーの「都道府県名確認地図」と、その裏面に「白地図」が付属しています。「白地図」があると、都道府県名を書き込むなど、後で色々と使えます。私はこの白地図を何枚もコピーさせて頂いて、子供の学年が進んでから、平野や川を書き入れさせたり、随分活用させていただきました。
中学受験をなさるお子さんには「白地図」は重要ですね。まずは県名を漢字で書き込めるようにするなど、色々と活用してみてはいかがでしょうか。
知育玩具としてはもちろん、中学受験勉強の前段階としても活躍しそうな【くもんの日本地図パズル】!おすすめです!