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幼児タブレット学習★学研ゼミ・キッズクラスとRISUきっずの評判

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幼児用の通信教育教材は、評判のよいものがいろいろありますね。
「まなびwith」(旧ドラゼミ)
ここでは、タブレットで学習する、幼児向けオンライン教材「学研ゼミ・キッズクラス」「RISUきっず」を比較して、どうして評判が良いのか、検証してみたいと思います。
学研ゼミ・キッズクラスは2019年3月20日をもって、サービスを終了しました。

タブレットはおすすめ?

学研タブレット.jpg

ネット上の口コミなどを読むと、「学研ゼミ・キッズクラス」や「RISUきっず」は、確かに評判が良いようですが、それはなぜでしょうか?理由の1つは、タブレットが、学習に興味を示してくれないお子さんにお悩みの親御さんの、頼みの綱になるケースが多いからです!

幼児にタブレットを使わせることは、「視力が悪くなるなどの悪影響があるのでは?」「鉛筆でしっかり書きながら勉強してほしい」などと思う親御さんには、抵抗があると思います。しかしながら、紙のドリルだとなかなか興味を示さないが、タブレットだからこそ、おもしろそうだと食いついてくれるお子さんも多いのです。

今の子ども達は、生まれた時から身近にスマホやタブレットがあります。親御さんの中には、忙しいあまり、ついついYouTubeに子守をさせてしまったり、ゲームをさせてしまったりする方もいるのではないでしょうか。そういう場合は、お子さんがタブレットなどをいじるのが好きなら、「こっちを見てみようか」と、さっと学習用に切り替えてしまえば、遊び感覚で、楽しく勉強をしてくれることがよく起こります。

お子さんが文字や数に興味を持ってくれないのを心配されているママ・パパは、学習のきっかけとして、タブレットを使った「学研キッズクラス」や「RISUきっず」の利用を試してみるとよいのではないでしょうか。

「学研ゼミ・キッズクラス」の特徴

「学研」といえば、お近くに教室がある方も多いことでしょう。あの有名な「学研」です。「学研ゼミ」は、学研が幼児~中学生までを対象に、オンラインで、タブレットやパソコン上で学習ができるように開発したシステムです。しかも月額500円から!料金の安さも「学研ゼミ」の評判を良くしています。

幼児用の学研ゼミ「キッズクラス」は、3歳~5歳児対象の1コースのみです。「ポピー」や「Z会幼児コース」通信教育のように、年少・年中・年長用などと分かれてはいません。専用のタブレットは不要です。手持ちのタブレットやパソコンで学習することができます。

ちえ」「もじ」「ことば」「かず」を教えるクイズ形式の問題が、毎月1回2種類(2講座)ずつ、1年で全6回配信されます。

つまり全部で12種類のコンテンツがあることになります。注意すべきは、初月に見ること(やること)ができるのは、「初級1」の2種類のみであること。スタートからおよそ1ヶ月後に、やや難易度が上がった新しいコンテンツが2種類追加配信されます。そのようにして段々と難易度が上がっていくように全体が構成されています。

「学研ゼミ・幼児キッズクラス」の初月スタート画面はこんな感じです。残念ながら、明るくなっている、最初の2種類(2講座)しか、開けることができません。

「学研ゼミ・幼児キッズクラス」
スタート画面学研12項目(1).jpg

「RISUきっず」の特徴

「RISUきっず」は、年中~年長児対象です。「RISUきっず」の最大の特徴は、算数に特化していることです。月あたりの基本料は2,480円。専用のタブレットを使いますが、タブレット自体は無料です。
幼児向け学研ゼミ「キッズクラス」と比較すると、料金が随分高くなりますね。しかし「学研ゼミ・キッズクラス」では毎月配信されるコンテンツの種類や量に限りがあるのに対し、「RISUきっず」はコンテンツ量が豊富です。幼児は自分の好きなペースで、学習をどんどん先へ進めることができます。
こちらは「RISUきっず」のスタート画面です。12のステージがあるのですが、自分がどのステージにいるのかが一目で分かり、ゴールに向かって先へ進みたい気持ちにさせます。全ステージをクリアしたら、小学生対象の「RISU算数」へ移行することも可能です。
RISUきっずステージ図
「RISUきっず」では、小学校1年の前半までの算数内容を扱います。「小学1年生が最も苦手だと感じる教科は算数」という調査結果があります。「RISUきっず」で就学前に算数の基礎を学習しておくことで、「入学準備を万全にすることができる」、「算数が得意になる」と評判が高いです。
「学研ゼミ・キッズクラス」と「RISUきっず」の共通点
両サービスとも、タブレットに配信される問題中に、子どもが喜びそうな可愛らしいイラストが豊富にあります。視覚的に楽しめるということは、幼児の学習への興味を持続させるために、とても重要です。
また、タブレット学習の強みともいえますが、親はマルつけをする必要がありません。子どもは親のマルつけを待たなくて良いので、学習がサクサク進みます。
さらに、問題をはっきりと聞き取りやすい音声でも読み上げてくれるので、文字がまだ読めない幼児でも、取り組むことができます。
また、両サービスとも、問題が解けると、キャラクターなどが褒めてくれます!褒められるのは子どもにとって嬉しいことですよね。褒めるのは、ついつい親が忘れてしまうことでもあります。

「学研ゼミ・キッズクラス」と「RISUきっず」の違い

「学研ゼミ・キッズクラス」のコンテンツは、「ちえ」「もじとことば」「かず」の3種類に分かれています。一方「RISUきっず」では、「1~50までの数え方と並び」「足し算」「引き算」「大小比較」「様々な比較」「時計の読み方」「仲間分け」の学習をします。「RISUきっず」は算数に特化しているものの、「学研ゼミ・キッズクラス」と重なる部分もありますので、比較しつつ、紹介しますね。

学研ゼミ・キッズクラス「ちえ」の中身は?

学研ゼミ・幼児キッズクラス
ちえ」のスタート画面
キッズクラス_2.png
「ちえ」では「見分け」「構成」「仲間に分ける」「関連づける」など日々の生活のうえで必要な能力が、遊びながら育てられるように構成されています。
たとえば「絵合わせ」の問題があります。子どもは、お手本通りに同じ絵を選びます。
学研ゼミ絵合わせ知恵.JPG
「ポピー」の「ドリるん」にも同じような問題がありました。
空間での位置関係を把握させる「空間力」を養ってくれる問題ですね。「観察力」も必要です。
同じ形を探す問題
学研ゼミ絵合わせ.JPG
形や絵の向きを識別するための「観察力」・「判断力」が求められますね。
絵を見て分類する問題
学研ゼミ分類.JPG
「推理力」や「観察力」が必要ですね。
このように、「学研ゼミ・キッズクラス」には、子どもの知力を伸ばすために工夫された、楽しい問題が収められています。
さて、上記のようなものの形や向きを観察して識別する問題は、「RISUきっず」にも登場します。例えば、こういう問題です。
RISUきっず「仲間分け」から
RISUきっず物の見分け
「RISUきっず」は算数に特化しているのですが、上のような問題は、算数と呼ぶには簡単すぎる感じがしますね。しかし解き進めていくと、すぐに次のような問題が登場します。
RISUきっず形の見分け
最初は動物や果物のイラストだったものが、抽象的な形に変わりました!そしてさらに解き進めると、次のような複雑な図形問題に発展します。
RISUきっず図形
このように「RISUきっず」では、幼児の生活に関わる簡単な問いからスタートしますが、問題を進めるうちに、自然と数学的なレベルに引き上げられていきます。こういうところにも「RISUきっず」の評判が良い理由があります。タブレット学習を通して、数学的な思考力やセンスをうまく伸ばしてくれるのが、「RISUきっず」だと言うことができるでしょう。

学研ゼミ・キッズクラス「もじとことば」の中身は?

学研ゼミ・幼児キッズクラス
もじとことば」からキッズクラス_1.png
ひらがな表もついています
ひらがなの表.png
学研ゼミ「もじとことば」では、「ひらがなの見分け」から、「ことば」「簡単な文」まで、文字と言葉の基本が身につくように構成されています。
学研ゼミ・幼児キッズクラス
もじとことば」から
学研ゼミひらがな.JPG
「そり」や「そうじき」の「そ」と、大きく書かれた「そ」を同じものとして認識することで、「そ」の字を正しく識別するように作られています。我が子にひらがなを教えるために使った、「七田式ひらがなカード」と同じ要領です。(「七田式ひらがなカード」について読む→)「そり」「せんろ」など、語彙を増やしたり、ひらがなを、まとまりのある「ことば」として読むことにもつながりますね。
ひらがな迷路の問題
なぞる.png
迷路は「推理力」・「空間力」も養えるそうです。子どもは迷路が大好きですから、喜びそうですね。
一方「RISUきっず」は算数に特化しているので、残念ながら、ひらがなの読み方などは含まれていません。けれども「RISUきっず」には、次のような「文章題」が登場します。
RISUきっず文章題
RISUきっず足し算数式
「えんぴつが2ほんあります。おじいちゃんが2ほんかってきました。ぜんぶでなんぼんになったでしょう。2ほんと2ほんをあわせましょう。」
すでにひらがなが読めるお子さんでしたら、「RISUきっず」の問題を解きながら、同時にかなりの量の文章を読むことにもなります。
ちなみに「RISUきっず」の小学生版「RISU算数」では、教材1学年分に、国語の教科書1年分に相当する文章量が入っているのだそうです。RISUのタブレット学習は数学に特化しているものの、国語力を養うことにもつながっています!RISUの評判の良さは、そういうところにもあるようです。

学研ゼミ・キッズクラス「かず」のレベルは?

学研ゼミ・キッズクラス「かず」のスタート画面
キッズクラス_3.png
「学研ゼミ・幼児キッズクラス」の「かず」では、「数える」「比べる」「たどる」ことで「1から10までの数量」の基本や「かんたんなたし算」「時計」などが身につくように構成されています。
「RISUきっず」は「1~50」までの数を扱っていますし、小学1年生の前半内容までの学習が含まれますので、難易度的には「RISUきっず」の方が上ということになりますね。
「学研ゼミ・キッズクラス」のそれぞれの問題はとても工夫されていて、単に子どもが喜びそうだというだけでなく、しっかりした教育的ねらいが随所にあって作られています。さすが評判高い学研です。
ただ残念なのは、段階を追って順次配信されていくので、コンテンツ量が少なく、物足りない感じが否めません。また先へ進みたくても、難易度の高い問題に移ることはできません。さらにコースが年齢別に分かれていないため、内容が簡単すぎたとしても、上の年齢のコースを使用するという選択肢はありません。
その点「RISUきっず」は簡単な問題から始めて、小学1年前半内容まで学習できます。それでも不十分な場合は、小学生対象の「RISU算数」に移行して、さらにレベルアップをすることも可能です。「どんどん先取り学習をしたい」、「算数が得意になりたい」というお子さんには、「RISUきっず」の方が向いているといえるでしょう。

まとめ

タブレットであれ、紙のドリルであれ、大切なのは、お子さんに学ぶことの楽しさと達成感を感じてもらうことと学習習慣を身に付けさせることです。どんな教材を使うにしろ、「勉強は楽しい!」「自分にもできた!」と思ってくれたら、作戦は大成功です!勉強を好きになってくれれば、子どもはどんどん吸収していきます。また小学校入学後に積極的に学習に取り組むようになります。
「学研ゼミ・キッズクラス」も「RISUきっず」も楽しいので評判が良く、学習習慣を身に付けさせるという役目を十分果たしてくれることでしょう。
ただ「学研ゼミ・キッズクラス」は学習量が少ないのが難点です。勉強のきっかけとしては良いのですが、入学前に「しっかり」学習させたいとうご家庭では、満足がいかないかもしれません。「しっかり」勉強させたい、「賢い子に育てたい」という親御さんには、「RISUきっず」の方が断然おすすめです。
「学研ゼミ・キッズクラス」は初月無料でお試しができます。物足りなくないか、確認してみてください。
学研ゼミは2019年3月20日をもって、サービスを終了しました
「RISUきっず」は現在「お試しキャンペーン」実施中です。通常ならお試し体験ナシで年額一括払いしなければならないのですが、このキャンペーンを利用すると、1週間体験した上で、本申込をするかどうかを決めることができます。
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実際に試してみて、お子さんに一番合った学習スタイルを見つけてくださいね!
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